むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

マコモ:真菰(食べられるというが) 

2013-09-30 08:44:39 | 日記

水辺でマコモ:真菰(イネ科マコモ属)の穂がゆれています。
池や沼、川口などの水中に群生する大形の多年草で、高さは1~2m、茎は太い円柱形で直径約2cm、葉は幅が広く2~3cmいなります。
8~10月、茎の先に円錐状の穂を出します。花序は長さ40~60cmで、多くの枝をだし、枝の上部に雌小穂、下部に紫褐色の雄小穂がつきます。
昔は葉をむしろ(菰・薦)に編んだことなどで真菰の名があるという説があります。
黒穂菌が寄生して肥大した若い茎は菰角といって中国では食用になり、果実も北米ではこの仲間をワイルドライスといい、七面鳥の詰め物にしたり、スープに入れたりするそうです
三橋美智也のヒット曲「おんな船頭唄」に「思い出すさえざんざらまこも」と出てきますが、「ざんざらまこも」というものがあるわけではなく、「ざんざら」は「ざわざわ音がする」という意味だといわれています。

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