むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

スズムシ:スズムシ(癒しの鳴き声) 

2015-09-07 15:03:38 | 植物観察記録

翅をすり合わせて鳴く雄
知人に幼虫を頂いたスズムシ:鈴虫(バッタ目スズムシ科)が、成長して夜となく昼となく競うようにりいんりいんと美しい声で鳴いています。
初めて飼ったこのスズムシ、鳴きはじめるまではうるさくはないかなどと思ったのですが、いざ鳴きだすと、結構大きい声ですが、うるさいどころか、精神的にイライラしている時など癒される思いです。
平安時代にはスズムシを松虫、松虫を鈴虫といったそうで、源氏物語に、「声々聞こえたる中に、松虫(鈴虫)の振り出たる程はなやかにをかし」とあるそうです。
鳴き声を聞いて、妻も喜ぶので、すっかりいい気持になり、餌やりが毎日の楽しみになってしまいました。

最終の脱皮(白くて小さく丸い翅が見る間に大きく開いてゆく

充分開いた翅もまだ白い

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