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ある色の染料をとる木が先にあって、花の色がその色に似ているからと木の名が後からついたのがこのハナズオウ(マメ科ハナズオウ属)です。
スオウ:蘇芳は本来マメ科ジャケツイバラ属の小低木、インド、マレー原産の染料植物で、材および莢を煎じたものは古くから重要な染料とされてきました。この染料で染めた黒味を帯びた紅色も蘇芳と呼ばれます。
ハナズオウは、スオウからとる黒紅色染料の色の花をつけるのでハナズオウ:花蘇芳というわけです。
ハナズオウの方は、中国北部原産の落葉樹で日本には江戸初期に渡来しました。現地では15mにもなるということですが、日本では2~5mの低木として公園や庭に広く栽培されます。
殆どが複葉のマメ科では珍しく単葉で、心形・全縁の丸葉、花は4月、葉より早く開きます。1つの花芽に数個紅紫色の蝶形花を束生し、2週間ほど咲き続けます。
我が家には普通の赤花と白い花のハナズオウが植わっています。意味上は白色の黒紫花という妙なことになりますが、白い花もある紫蘭の類でしょうか。
豆果は長さ5~8cmの広線形で黒褐色、冬も枝に残ります。

白花のハナズオウ

スオウ:蘇芳は本来マメ科ジャケツイバラ属の小低木、インド、マレー原産の染料植物で、材および莢を煎じたものは古くから重要な染料とされてきました。この染料で染めた黒味を帯びた紅色も蘇芳と呼ばれます。
ハナズオウは、スオウからとる黒紅色染料の色の花をつけるのでハナズオウ:花蘇芳というわけです。
ハナズオウの方は、中国北部原産の落葉樹で日本には江戸初期に渡来しました。現地では15mにもなるということですが、日本では2~5mの低木として公園や庭に広く栽培されます。
殆どが複葉のマメ科では珍しく単葉で、心形・全縁の丸葉、花は4月、葉より早く開きます。1つの花芽に数個紅紫色の蝶形花を束生し、2週間ほど咲き続けます。
我が家には普通の赤花と白い花のハナズオウが植わっています。意味上は白色の黒紫花という妙なことになりますが、白い花もある紫蘭の類でしょうか。
豆果は長さ5~8cmの広線形で黒褐色、冬も枝に残ります。

白花のハナズオウ
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