むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

ヒレアザミ:鰭薊(帝釈峡で出会った植物⑩) 

2015-06-14 06:50:34 | 植物観察記録

休暇村帝釈峡の遊歩道にヒレアザミ:鰭薊(キク科ヒレアザミ属)が咲いていました。
ユーラシア原産で、日本には古く大陸から帰化し、江戸時代から知られている2年草で、野原や荒れ地などに生えます。
高さは70~100㎝、茎は直立して分岐し、縦に2条の著しいひれ(翼)があり、ひれには鋸歯があって、先は鋭い鋸歯になります。
頭花は紅紫色で直径2~2.5㎝、アザミ属によく似ますが、冠毛が羽毛状ではなく、剛毛上でざらつく点が異なり、ヒレアザミ属として分けられています。

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