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寸断された登山川沿いの道は各所で迂回するなどであらかた修復がなされていましたが、豪雨の被害は想像以上で、川沿いの岩に付着していたいろいろな草は殆ど流されて岩だけが露出している状況でした。
特に気になっていたこの地域特有の植物であるヤマシロネコノメソウなかなか見つからず、川沿いの道が終わるあたりの岩の、それも下流側の平面でやっと見つけることができました。
トウノウネコノメソウの変種で,京都地方に分布するものがヤマシロネコノメソウとされており、萼裂片は方形、雄しべは萼裂片から突き出し、萼裂片に毛が多いのが特徴とされています。
僅かに残ったヤマシロネコノメソウ、果たして以前のように復活するのかどうか気になりましたが、現地で活動している自然保護団体の方から、もともと渓谷に育つ草なので、大水で流されるのは織り込み済みで、回復にはそう時間はかからないはずだと利いてなるほどと安心しました。