ひだまりハーブガーデン ~ハーブ日和~

ココロとカラダに優しいハーブの香りをお届けします。

講師を希望する全ての皆さまに。

2016-03-31 10:41:49 | お仕事のこと
4月に入ると、沢山の方が何か新しい事に挑戦したいという思いに溢れるのでしょうね。
ハーブのお勉強も始めてみたいと問い合わせも一気に増える時期です。
講師業に憧れるという動機の方もいらっしゃいますが、これまで講師を目指して色々な理由で挫折した方が多くいらっしゃるかも知れません。
実際に私の周りにも、少なからず「どうして?」と疑問を抱えたまま、せっかくのハーブの知識を眠らせてしまっている方々も沢山。
そんな勿体ない事にならないように、今日は少しだけ綴ってみたいと思います。

資格取得したからといって、これまで何も経験がない場合は当然すぐには一人前の講師にはなれません。
ましてや、生活費を稼ぐ事は至難の業となります。
当スクールでも国内外から色々な方に講師をお願いしますが、プロとして活躍(=経験豊かで知識も豊富)されている方でも、
お支払する金額はこちらの運営費や材料費などのコストを反映させたものになります。



当スクールでも卒業生に専任講師の道筋を与えていますが、
稼いでほしいから講師を募っている訳ではなく、あくまでも「経験を増やして欲しい」という思いで場所を提供しています。
もちろんこちらのメリットは講座を開催する事で人が集まって来る事であるし講座代の一部が運営費に回せます。
ボランティアでスクールの維持は難しく立ち行かなくなります。
講師業をスタートする時に時給が安いから気持ちが萎えたという人もいるようですが、
そこで一旦考えてみるべきはこの時給に見合う事を自分がアウトプットできるか?です。
その教室の集客に対してリピーターに繋げる事ができるか?も大事です。
外で講師をするときには自分の利益ばかり考えていると、よほど素晴らしい内容でない限り次から声はかかりません。 
自分で教室を運営するなら、もしかしたら仲が良いお友達が最初に参加してくれて次々に輪が広がる・・そういう展開になるかも知れません。
だとしたら、あえて外でやるメリットとは何でしょうか?

それは、経験値を得るという一言につきます。
それに付随して「自分という商品をアピール」する事にも繋がります。
経験があれば、活動していく中で必ず声がかかってきます。
声がかかってくる事にも実は条件が三つ程あるのですが、
これはリクエストがあればまたの機会にお話ししたいと思います。

私の場合、
「ハーブで系統立てた仕事を確立し、社会に還元していきたい。」
それがそもそものスタート時の基本理念です。
実際に同じ業種の方々と話をするのですが、
ハーブで儲ける事は難しい、わけです。
ハーブに限った事ではなく、何か販売が目的ではない自分がある意味商品の場合も同様です。
 
でも、ハーブの素晴らしさを知ってしまった今、広げて伝えるしかないでしょう!と思い切って踏み込みました。
講師をやるにあたっては、自分のスタイルを確立するために興味がある講師や内容の講座にどんどん参加しました。
お金に決して余裕がある訳ではなかったので、結構いろいろな事を我慢して優先順位を学ぶことに持っていきました。

そして、師と仰げる方々に師事しますが、その人たちには礼を尽くします。
つかず離れずではなく、ずっと師が意識してくれる位、着いて学んでいます。
行動を共に・・・ではなく、気持ち的にです。これは普段からの行動で大体実感して下さっていると思います。
だって、色々な相談ごとを聞いて頂くんです。当然です。
ここにメリットデメリットは存在しません。
親しき中にも礼儀あり、という言葉はまさに生きていく上で一番大事な事かも知れませんね。
 
今は私も事業展開の為にお金にならない仕事を多く受けています。
公的な機関や広報的な仕事は赤字になりますが、私たちの活動を知って頂く&今後に繋げるという意味で
私にとっては貴重な時間を頂くと割り切って仕事をこなします。
そこには前向きな方々も一緒に参加させますが、彼女たちはお金を目的に手伝ってくれるのか?
そうじゃないという事は現場の姿を見ていて頭が下がるくらいの働きぶりで見せてくれています。
 
ここで、纏めです。
 
まずは、何より「経験値」を増やす。 
 
金額にこだわるなら、人に頼らず自分でやってみる。
 
資質の問題が前提にありますが、意外に経験でカバーできる事にも気づけます。
 
そして、こうなりたいと思い描く「師」を持つこと。
— これは、架空の人物でも誰でもいいわけです。思い描くという事、イメージが大事。 
 
「講師で稼ぐには相当の経験と覚悟が必要」な訳ですが、センスがある方でもある程度の経験は必要になります。
私はセンスがなかったので、とにかく経験を積んでいます。これはきっと今後もこれでいい!という事はないでしょう。

私の画像で恐縮ですが、50歳を過ぎてしまうと元気でありたいと元気な頃の自分を目標にしている私でもあります。
皆様、もっと前進して欲しいです!ご一緒に成長していきましょう。

 

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰にでも第一歩が (おはる)
2016-03-31 12:01:32
率直な内容に
ただただうなずいています
自分でやってみると足りないところが
みえてきます。
経験値はコツコツ積み上げるしか
ないですね。
また、そういった方に場所の提供やチャンスを与えている ひだまりハーブガーデンさんが益々発展しますよう
エールを贈ります
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