日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第197回例会(平成30年1月18日)

2018年02月02日 | 例会報告

◆先生の講義

1.運筆、用筆の基本(楷、行、草の例)

唐様から和風へ(王羲之に打ち込み唐様を学んだ空海 ⇒ 和風を確立、「ひらがな」に連なっていく。
左図 上段 王羲之、下段 空海
(天石東村編「風信帖・灌頂記」から)

      

・「口」:1画目と2画目の縦画は、下に向かってすぼむ。

  真四角はダメ

・草:書形の上で、行書と草書は、オーバーラップしている。

       例:生


  

2.条幅の書き方

・ 半切両端の余白と、半切中心線とのバランス(両端が空きすぎないように)

・ 各行の字の中心が揃うように

・ 字間、行間の間隔、線の太い/細い、墨の濃い字、かすれた字

・ 一文の中で、行書、草書の配分等に留意 ⇒ 半切の中心部に目がいくように

・ 見せ所を強調

◆実技指導(1月競書課題の添削指導)

                      

(谷田貝記 出席者9名 )

 

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