日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第56回例会(平成22年7月15日)

2011年06月12日 | 例会報告
①、例会は何時ものように先生の講話から始まり、今日は「五味、五色、五法」について話をされた。
 五味~五種類の味の総称のことであり、鍼(塩からい)、苦(にがい)、酸(すい)、辛(からい)、甘(あまい)をいう、もう一つの例として、サ(砂糖)シ(塩)、ス(酸)、セ(醤油)、ソ(味噌)かある。
 料理に胡麻を入れると味が良くなるので、味を「ごまかす」のだと冗談を言われた。
 五色~赤、青、黄、白、黒五法~煮る、焼く、あぶる、蒸す、あげる、五種類の料理方を云う。
  ②、次いで前月の課題作品「流若鏡青」(孔子廟堂之碑から)と個人別手本の行書、草書について用筆、筆脈、書形など、先生のご指導を本人のみならずメンバーが回りを囲んで、我が事のように熱心に見聞していた。
 そこで筆使い等で注意された部分は「ここで直ぐに書いてみて下さい」と先生の席で復習した人もおられた。
 続いて前回の趣味の書「天の川」「五月雨」「枇杷」について講評をいただいた。
  ③、例会終了後、恒例の暑気払いが地下で行われた。
 乾杯の前に先生は一言「書」について話された。
    以下要約
 本会の師として3年になる、上達の最高は「3段者」まで来た。
 「愛好会だから少しでも上達すればいい」でいいです。
 あせらず、ゆっくり長く続けてください。
                 一・書のうまい人より、下手な人またチャレンジ精神のある人が、上達する。
 要は「へたでも好きで書く」のが一番です。
 一枚でも多く書くこと、それが上達につながることをわかって下さい。
 ・「書道の作品」を書いている人達に、うまく書くなよ、と言います。
 難しい言葉ですが、習字と書道のちがいで、書道は芸術だから、一字ずつうまく書いても芸術作品にならない、という意味です。
   以上要約
  乾杯の後、7月から新入会の鈴木淑子さんの自己紹介があった、本会も後藤洋子さんと紅二点て一層華やかになり、和気あいあいのうちにお開きになった。
   出席者10名
 8月の例会日は夏休みで休会となり、その間、先生のご厚意により、書道誌「墨心」の課題と9月末締め切りになる昇段試験課題を通信添削でご指導頂いた。  


(篠原 記)
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