◇ 先生の講話
1.龍門20品
龍門洞窟内に刻まれた造像記のうち、特に優れた20品を集めたもの。北魏の太和19年(495年)から神亀3年(520年)に彫られたもので、六朝時代のいわゆる「六朝楷書」を代表する書風。激しい運筆、鋭角的な三角線、右肩上がりの強い構成が特徴。
「ウ冠」の例
2.漢字、かなを美しく書くには:
美しい字とは:
① 漢字は:
ア、偏、旁をよせ合う。
村
イ.かんむり、あしには、大小を付ける。
雲:上が大、下が小 守:ウ冠が小、寸が大
散:上が小、下が大 台:上が大、下が小
ウ、たれ、にゅう、かまえは、四角に書かない。特徴ある字に。
周:真四角ではなく、縦長に書く。
② かなは:
ア.かなのタテの中心線を揃える。
イ.もとの漢字の中心線で考える。
也の中心線
世の中心線
◇ 課題作品の添削
各自の課題作品の添削指導を受けた。
(出席者 11名)(谷田貝 記)