◆先生の講義
1.欧陽詢の楷書
概形が縦長の台形。筆を立てて書いている。
2.臨書について
(1)先ずは、形臨。
字を真似る。(字形をそっくりに書くようにする。)
例:黄庭堅 : 線の太さが一様でない。
縦画は左に傾いている。
龍門(六分体)(第155回例会報告参照)
(2)最後は、意臨。
元の字の特徴を自分なりに解釈して書く。
3.行書の基本(1)
①柔らかい、丸味の線は、手と腕を廻す場合(内、口など)と
筆を廻す場合(中、三の三画目の起筆)がある。
②楷書の線は、筆を廻さずに書く。
③ゆっくり、丁寧に線を引き、筆や手を上手く動かすと、柔らかい線が引けるようになる(行書のコツ)
(出席者7名、記録:冨田)