◇先生の講話
1.検定受験総評
・どのぐらい書いたかを見られる。最低3回は師匠の添削を受けてから仕上げをする。各回ごとに添削でいうことは違ってくる。3回未満だと未完成。
・隷書、半切(2行20字)(三段以上)は総体に書き足りない。締切ギリギリでなくもう少し早くから取り組まないといけない。
・師範部を受験する人(六段以上)は個性ある字を求められる。上手い下手でなく、それなりに努力したことが見えないといけない。
2.作品展総評
・みんなそれ相応に書けたと思う。チャレンジ精神で新しいことに取り組んで欲しい。
・半切で楷書の字、隷書の字を書くのは、筆遣いの正しい正しくないが作品にそのまま出るので、大変難しい。
3.臨書について
・臨書は自分の書を見つけるためにするもの。臨書のお手本にはそれを書いた人の個性が籠っている。自分の好きなお手本を見つけてそれを臨書するとよい。
・代表的な臨書お手本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f0/3b4d964579f11216a11d377480f364ff.jpg)
・これらの中から自分に合うものを選び臨書する。字の形、太い細い、などを学ぶ。
・自分の氏名を楷書・行書・草書・隷書で書けるように。
(出席者10名 荻野記)