日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第149回(平成27年11月5日)

2015年12月08日 | 例会報告

◇先生の講話

1.検定受験総評

・どのぐらい書いたかを見られる。最低3回は師匠の添削を受けてから仕上げをする。各回ごとに添削でいうことは違ってくる。3回未満だと未完成。

・隷書、半切(2行20字)(三段以上)は総体に書き足りない。締切ギリギリでなくもう少し早くから取り組まないといけない。

・師範部を受験する人(六段以上)は個性ある字を求められる。上手い下手でなく、それなりに努力したことが見えないといけない。

2.作品展総評

・みんなそれ相応に書けたと思う。チャレンジ精神で新しいことに取り組んで欲しい。

・半切で楷書の字、隷書の字を書くのは、筆遣いの正しい正しくないが作品にそのまま出るので、大変難しい。

3.臨書について

・臨書は自分の書を見つけるためにするもの。臨書のお手本にはそれを書いた人の個性が籠っている。自分の好きなお手本を見つけてそれを臨書するとよい。

・代表的な臨書お手本

・これらの中から自分に合うものを選び臨書する。字の形、太い細い、などを学ぶ。

・自分の氏名を楷書・行書・草書・隷書で書けるように。

(出席者10名 荻野記)


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第148回(平成27年10月15日)

2015年12月08日 | 例会報告

◇先生の講話

1.書聖誌検定受検に当たってのアドバイス

 書聖誌は、これまでの墨心誌と比べてレベルが高く、指導者層にも有名な先生が揃っている。
①とにかく課題を書き込むこと。
②楷、行、草書間にレベル差があってはダメ。
③準師範から上を目指す人は自分の書風を考え、自分の字を書くこと。

2.作品展出展作品へのアドバイス

 今回初めて半切を書く人へのアドバイスとして、半切を縦半分に折って真ん中に人の目がいくように流れ、余白、墨の渇・潤等を考える。特に2行の場合は真ん中に相応しい字体、運筆がないとダメ。また文言中に同じ字が2個以上出てくる場合には、それぞれごとに筆の運び、はらい、はね等を工夫して人の目がいくようにする。

◇かな「は行」の実技指導

 草書並みの運筆が必要な「は行」の仮名について、個々に実技指導が行われた。

「は」3画目上から左へ折れてはねる前に一旦筆を止め、虚線から4画目の実線に入る
「ひ」2画目下へおりた所で一旦筆を止め、右上へはね上げる
「ふ」右肩上がりに揃える
「へ」一画目の入筆は45度から入り一旦筆をしっかり止める
「ほ」4画目上からまっすぐおりて左へ軽く力をぬきながらはねて三角形ができるように収筆

(出席者11名) (谷田貝記)


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第147回(平成27年10月1日)

2015年12月08日 | 例会報告

◇先生の講話

日常生活の書(実用書)の心得について説明があった。

1 ハガキ(宛名面)

 ① 先ず宛名を中央に書く

 ② 住所は、宛名の右にやや小さめの字で1字分上から書く

 ③ 差出人の名前は ハガキの真ん中ぐらいの高さから書く、住所は名前より小さめに1字分上から書く

  

  

2 封筒

 (宛名面)

① 先ず宛名を中央に書く。

② 住所、宛名の書く位置、字の大きさは、ハガキに同じ

③ 社長、部長等の肩書は、宛名の上に書いた方がよい。

 (裏面)

差出人の住所、氏名は、封筒裏面の真ん中か左側のそれぞれ下に書くのそれぞれ下に書く。

 

3 芳名録

 芳名録の書式、枠組みにもよるが、縦書きの場合、上から3分のⅠ程度の範囲に市区町村名、次の3分のⅠ程度の範囲に丁目、番地(マンション名、部屋番号等で長くなる場合は、前後を調整)、下の3分のⅠ程度の範囲に氏名を大きめに書く。

4 命名の書

 赤ちゃん誕生の際の命名書は、デザイン化されたものが市販されているが、自分で書く場合には、半紙中央に縦書きで大きく「一、命名 〇〇〇〇」と書く。次にその右側に小さめに「◇◇長男」、左側に同じく小さ目に「△△年△月△△日生誕」と書く

◇実技指導

  講話に引き続き、作品展出展作品、検定受検作品の添削指導が行われた。

(出席者11名) (谷田貝記)


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