日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第62回例会(平成23年2月17日)

2011年06月12日 | 例会報告
先生の講義の後、持参の書の添削を受ける。課題は孔子廟堂之碑から「暇遍該群籍」
課題の後、次の昇段級検定試験に備えて、指導が行われた。課題は「花意竹情」の三体書(楷書、行書、草書)
検定試験では次の点が判定基準になる。
1.楷書、行書、草書の基本がどれだけ理解し書けているかを主眼に判定
2.枚数多くどれだけ理解したかを作品から見て判断 
3.三体で、どのレベルかを判定 
4.初段以上は前回よりどれだけ上達したかも判定基準
5.三段以上は「習字」から「書道」への判定
以上(榎 記)

書道愛好会連絡先(総務担当幹事)
 加来億一 (04―2932―8081)

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第61回例会(平成23年1月20日)

2011年06月12日 | 例会報告
先生の講義の後、持参の書の添削を受ける。課題は孔子廟堂之碑から「上以幾覧餘」
先生の講義は
「習字」
1.字の中心を合わせる 
2.各字のタテ、ヨコともあわせる 
3.各字の中心を賑やかにする
「書道」
1.各字がうまくなってもダメ 紙全体における表現を重視すること
2.表現方法は 
  ・スミの墨量の変化(多い字カスレ字のメリハリ) 
  ・太線細線の利用
  ・力強い線とやわらかい線
  ・早く引く線とゆっくり引く線
  ・カスレ線の二種類の使い分け、 
に加えアンバランスの美、余白の美の重視
以上(榎 記)

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第60回例会(平成22年12月16日)

2011年06月12日 | 例会報告
先生の講義の後、楷書行書の課題について、各自持参の書の添削を受けた。課題は孔子廟堂之碑から「絶於終古皇」本年最後の例会のため日比谷ビル地下一階のレストランで忘年会が行われた。
小林先生から次のようなお話をいただいた。
 書がうまくなるには、三段階上達する必要がある。
1.初めは基礎的な「習字」の練習
2.次は芸術的な「書道」への上達
  特に紙の大きさの変化に合わせた美的センス(アンバランスの美)が求められる。
3.その上は個性とか豊かな人間性のある「書」が求められる。いわゆる展覧会における賞作品。
 当会は愛好会であるから楽しく、習字をすれがいいが、上達を目指す以上、念頭に置くべき。
 以上(榎 記)

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第59回例会(平成22年10月18日)

2011年06月12日 | 例会報告
1、例会の冒頭、去る10月31日に逝去された小林前会長を悼み、小林前会長がお座りになっていた席にお花を置き(篠原会員持参)、全員で黙祷を捧げた。
 前会長は今から丁度5年前の平成17年、日比谷同友会のサークルとして新たに発足した書道愛好会の立ち上げにご尽力され、以後初代講師斎木哲先生ご指導のもと、書道愛好会の活動を軌道に乗せていただき、また斎木先生がご都合で講師を引退された際には、現小林先生招聘に奔走され、書道愛好会の継続、発展に引き続き意を用いられた。前会長のご功績にあらためて感謝申し上げます。
 前会長はご自身の体調が必ずしも思わしくない中でありながら、例会活動に意欲的に取り組まれ、特に日比谷同友会創立40周年記念合同サークル展には、率先して作品作りに取り掛かり、お陰で全員が出展に漕ぎ着けることができた。体調と闘いながらのこうしたご努力が実り、今年3月には見事初段をクリアされ、「喜峰」の雅号を受けられた。
 課題作品はもとより、創作書道では味わいのある作風で小林先生からもたびたびお褒めの言葉を頂いていた。
 小林前会長のご冥福を心からお祈り申し上げます。
  2、書道愛好会では、希望者が毎年3月と9月に「墨心書道研究所」の検定を受けているが、去る9月の検定では、小田原会員が見事初段をクリアするなど、受験者全員が昇段した。
 段位が上がるにつれて検定科目が厳しくなってくるが(半紙のみの楷書、行書、草書3体から、半紙3体プラス半切の楷書、行書2体へ)、会員のさらなる精進により、今後の昇段も期待できそうである。
 3、先生の講義では、まず書を学ぶ者が必ず耳にする書家について、先生が秘蔵本を数冊持参され、全員が廻し読みの形で拝見した。
 このうち、このうち、顔眞卿については明治以降の日本の書家や看板書きの手本となったこと、欧陽訽については現在の小・中学校の書道の教科書のベースになっていること、などの説明があった。
 次いで今回の検定受検で共通的に見られた運筆の問題点について指導が行われた。
 まず「無」の下の4つの点(列火)について、4つの点の並び方、それぞれの点の起筆、送筆、収筆(4つの点のうち、両端の2点は点の書き方でなく線の書き方で、また真ん中の2点は、点の書き方で書く)について、白板上に筆の動きを示しながら指導が行われた。
 同様に最も基本的な線画である「一」について、45度で起筆し、収筆も45度で収めることなど、各会員ごとの癖の修正指導が行われた。
 この後、12月の課題「合舞釋菜無」について個別指導、添削が行われた。                                          

(谷田貝 記)

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第58回例会(平成22年10月21日)

2011年06月12日 | 例会報告
先ず先生の講義は色紙を書く場合はどの様な文字を書くのか座右の銘を書く
 1、 一期一会
 2、 祥瑞(おめでたい時)
 3、 泰然自若
 4、 乾坤輝(なにかやる時ここで一発という時)
 5、 光明盛大
 6、 行雲流水(宗教関係、自然そのまま)
 7、 和顔愛語(西郷隆盛が良く書いた。)    等
  色紙は大きさ、形が決まっているので、納まる様また落款をどこに捺すか余白を考えながら書く。
 その後筆順について講義があり、現在学校などで教えているものとは習字・書道は異なる場合があり草書の筆順は流れにより異なることが多い。
 次に10月課題の添削をご指導いただきました。
  平成22年10月30日
  第7回笑隣会錬成会  銀座ラフィナートにて開催されました。
 先生がご指導なさっている各教室の方々研修です。
 習字・書道・創作についての講義の後、各級・段位者の課題作品制作提出と批評会、先生の書作品作成実演があり日比谷同友会書道愛好会から4名が参加いたしました。
  尚、11月は筆者が休ませていただきましたので、谷田貝氏に寄稿をお願いいたしました。                               

(後藤 記)

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