日日不穏日記gooブログ版

歴史教育を巡るバトルロイヤル

 朝は絶不調というほど全身がだるく、どうなるかと思ったら、意外と動き出せば調子良いじゃないか!いつになく身体が軽い。腕の痺れも大分落ち着いてきたし、いろいろ気分の晴れないことはあるんだけどね、身体だけは復調モード。【扶桑社の歴史・公民教科書 数都県で採択の動き】「新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の中学歴史・公民教科書が十二日、市区町村立中としては初めて栃木県大田原市で採択されたことで、関係者は「全国各地に有望な地区があり、第一号が出て教育委員らは勇気付けられるのではないか」と波及に期待している」←これは「産経」の記事。朝日の記事では、事実経過を伝える記載に加えて「会場の前では採択に反対する住民ら約30人が抗議集会を開いた」とある。住民じゃなくてプロ市民だろ!ってツッコミが入りそうだな。で、朝日の記事【「つくる会」教科書採択に遺憾表明 韓国政府】には「扶桑社教科書の不採択を呼びかける意見広告を日本の新聞に出す募金運動を展開している「アジア平和・歴史教育連帯」に同日、外交通商省と国防省が約1000万ウォン(約100万円)ずつ寄付した。これまで教育人的資源省や中堅紙ハンギョレなどが寄付しており、総額で約5200万ウォンになった」とあるぞ。《アジア平和・歴史教育連帯》というのは韓国の市民団体らしいが、ナショナリズム剥き出しの扶桑社教科書がいくら不快だと言っても、国の機関が寄付行為を行うってのは筋が通らないんじゃないか。そう思うのは、扶桑社教科書を良しとするかどうかとはまったく別だってことも書いとこう。朝日の記事でもう一つ。【靖国・遊就館ツアー、町田市教委が後援】「靖国神社の博物館「遊就館」に小中学生を連れて行く歴史探索ツアーを東京都町田市の町田青年会議所(JC)が企画し、同市教育委員会が後援していることがわかった。同館は明治以降の戦争を「自存自衛のため避け得なかった戦争」と位置づけ、「殉国の英霊を慰霊顕彰する」ために兵器や兵士の遺品を展示している。都教職員組合町田支部は「特定の歴史観にお墨付きを与えることになる」として12日、市教委に後援の撤回を申し入れた」←よく平和教育の一環で<加害>を知らせる施設見学が左偏向ってよく叩かれるけどね、これは逆ベクトル。いくら何でも遊就館はまずいだろう。中村粲教授の大学ゼミで行くならともかく、公教育の企画でないにしても小中学生相手のツアーに後援するってのは。あそこへは何度も行ってるけど、戦争記念館そのもの。同市教育委員会曰く「遊就館が靖国神社の施設とは知らなかった」だって、本当かい、それは。

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