HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

スターズ・オン・アイス2013

2013年01月13日 | その他日記
テレビ東京で、「スターズ・オン・アイス」を観ました。

ついこの間も日記に書いたけど、ヒバリはフィギュアスケートが大好きなんですが、ここ数年、その「競技性」があまりに緊迫しすぎて、TV観戦を敬遠するようになっていました。
すばらしいスケーティングや演技は見たいけど、「難度を競う」とか「勝つために」とかの悲壮な表情や、プレッシャーでいっぱいの姿は どうしても見たくないと思ってしまうのです。
それに誰かが勝つということは、誰かが負ける。
みんなすばらしいのに、誰かが負けなきゃいけないっていうのもつらい。

ところが、今日のは違う。
純粋に「ショー」だから、勝負はないし、出演者のみんなが笑顔いっぱいで、心から楽しそうに滑ってるし、現役選手じゃない荒川静香さんや、往年のクィーン ドロシー・ハミルさんのスケーティングを見ることもできたし。
こういうのなら大歓迎なのだ

浅田真央選手のエキジビションプログラム、「メリー・ポピンズ」の曲は、ディズニーのミュージカル映画「メリー・ポピンズ」のサウンド・ドラックから オープニングテーマをそのまま使っていて、終わりの方のみロンドン・ミュージカルのバージョンを継ぎ足してありました。
なぜわかるかというと、わたしは小学生で「メリー・ポピンズ」の映画を観たとき、あまりに感動して、親にサウンド・トラックのアルバム(レコードだよ!CDなんかない時代だから)を買ってもらって全部耳コピし、ピアノで弾いていたんだから。
今でも、そのままの演奏をそっくり再現できます。
カナダのカート・ブラウニングさんの「雨に唄えば」もすてきだった
タップの神様、ジーン・ケリーさんの歌とダンスを思い出す。
「メリー・ポピンズ」と「雨に唄えば」、久々にまた映画観ちゃおかな
へへへ、どっちも ちゃーんとDVDもってるんだも~ん (^○^)v

新宿の夜景

2012年12月10日 | その他日記
夜、甲州街道を通ったら、新宿の街のクリスマスイルミネーションが美しく輝いていたよ

これはNTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)とサザンテラスです。
ドコモタワーの時計は、直径15メートルあるんだって

なんかロンドンの空のようで、「ピーターパン」とか「メリーポピンズ」の画面を思い出しちゃいます。

下北沢「音倉」 Xmaジャズライブ♪

2012年12月05日 | その他日記
下北沢駅から徒歩2分、ヒバリんちからも3分の場所に「音倉」というライブスペースがあります。
歌手の庄野真代さんが開いたこのスペースでは、毎月第一水曜日の夜に「音倉JAM」というJAZZライブが行われています。
このJAZZライブの特筆すべきところは、ピアノ・ベース・ドラム・ギター・トランペットその他、という「音倉JAM」のメンバーが 飛び入りで演奏するお客さん(ほとんど常連の"シンガー"とお見受け!)に、その場でバック演奏をつけてくれることです。

ヒバリは、先月初めて行ってみたのですが、ジャズメンはセンスいいし、次々に歌う"お客さん"たちの歌がうまい!!!
サッチモ(ルイ・アームストロング)みたいな声で歌うおじさん、ハスキーでセクシーな声の女性、若い女の子もシブいスタンダードナンバーを、すっごく素敵に歌う。

今夜は12月度の会ということで「クリスマス・イベント」と銘打ってありました。
オープニング、JAMメンバーのインスト演奏は「ブルークリスマス」。
お客さんたちの演奏も、クリスマスにちなんだものが多く、若い女性の歌った「Rudolph the Red Nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ)」、中年のおじさんが「お客さんもご一緒にどうぞ」と歌詞カードを配ってくれてみんなで歌った「White Christmas(ホワイトクリスマス)」、すっごくうまい尺八で「Stardust(スターダスト)」をジャズったおじさん、そして今日は特別に、庄野真代さんも参加して歌ってくれた「Santa Claus Is Comin' To Town(サンタが街にやってくる)」など、クリスマスムード満点です。
(上の写真は「サンタが街にやってくる」を歌う庄野真代さん。今日はジャズメンも飛び入り演奏の人も、みんなサンタ帽をかぶってる
ヒバリのお気に入りは、白髪を後ろで束ね、でっぷりと恰幅のいいおじさん。
前出の、サッチモ声のおじさんです。
サンタ帽をかぶると、まんまサンタ
先月は「What A Wonderful World(この素晴らしき世界)」を素敵に歌ってましたが、今日は「Five Pennies(5つの銅貨)」でした。
この曲も、サンタおじさんにとってもよく似合って、バックには、ペット(トランペット)の人が「ラグタイムの子守歌」をスキャットで重ね、おしゃれでいい感じでした。

さて、今宵はクリスマス特別ライブということで、ステージとステージの合間に「クイズタイム」がありました。
それは ジャズのイントロクイズで、正解した人にはプレゼントがもらえるのです。

第1曲のイントロが出たと同時に、ヒバリは「はーい(^o^)/」と手を挙げ、みごと正解して、庄野真代さんから賞品をいただいちゃいました~\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 音倉のドリンク券。

ちなみに、その正解は「Take The "A"Train(A列車で行こう)」でした!


大人の発表会

2012年11月20日 | その他日記
大人の人にとって、人前でピアノを弾くということは すごい緊張なんだなー、ということが、発表会をする度に実感されます。
今回も、大人のためのハロウィンコンサートでピアノを弾いた生徒さんたちのお話を聞くと、その緊張たるやヒバリなどの想像をはるかに超えたもののようで、話をきいているだけで「うわあ・・・」と胸を衝かれます。
なにしろ、指が震えて正しいキイに命中できない、足が震えてペダルが踏めない、目が眩(くら)んで何も見えない、弾き終わって立ち上がれない、etc,etc・・・と出るわ出るわ
そんな恐怖に雄々しくも立ち向かって、みなさんステージに上がってくださってたんですね。
みんな、ごめんね・・・そんな思いまでさせて
私が自分のこれまでの記憶をたどってみて、様々な場面でそれなりの緊張はあっても、震えるまでの緊張というのはなかった気がします
自分の体が意思に反して、勝手にふるえてしまうほどの緊張・・・ 想像すると怖すぎる。
もし、私自身、自分がそんなに震えてしまうことがわかっていたなら、発表会なんか逃げちゃうような気もする・・・
それなのに、逃げないで立ち向かってるみなさんはすごい。
私の心は、がんばって演奏した生徒のみなさんへの尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
そして、そうやって緊張しながら、精いっぱいがんばって弾いてる姿は美しいと思いました。
それはアマチュアならではの、ピュアな美しさ、真摯なハートの証明です。
プロの演奏は芸術的にも技術的にも素晴らしくて、私たちの心を感動で満たしてくれます。
けれど、アマチュアの人の演奏には、プロにはない別の美しさや感動があるのです。
ヒバリはそれが大好きなので、こうして長年、大人のコンサートや子どもの発表会を開き続けているのは、それが理由かもしれません。

そんなわけで、大人の生徒のみなさん、また来年も、コンサートで演奏してね。
震えちゃうのは申し訳ないけど、ひとつよろしくお願い



映画「アーティスト」観たよ♪

2012年06月05日 | その他日記
本年度のアカデミー賞で 作品賞、主演男優賞など5部門を受賞した映画「アーティスト」。
チケットは公開前からゲットしてたのになかなか行くチャンスがなくて、やっと今日 行ってきました。

無声映画からトーキーへと変遷する時代のハリウッドを舞台としているのですが、これはフランス映画なのです。
そのためか「いかにもハリウッド」のコテコテさがなく、あっさりとエスプリが効いた作品となっていました。

世界中が3DだCGだとエスカレートしている今、あえてモノクロ。
おまけに無声映画。
やられたな、と映画関係者たちが悔しがるような、そんなウィットとセンスがニクイのです
カメラワークにも構図的にも、あちこちにおしゃれな「やられたな感」が見受けられ、小気味よい。
ストーリー的にはベタなので、もしこれが普通にカラー作品で、セリフが語られて、3DやらCGやら使われていたら、とてもつまらない作品になっちゃってたんじゃないかなあ。

世界中の映画関係者や観客の意表をついた、今回の企画だったからこその受賞だったのでしょう。と、私は思っています。
だって、「アーティスト」が無声映画であることもモノクロであることも、みーんなパロディーなんだから。
そしてそれが、映画の舞台設定そのものにそっくりかぶってる、これまたパロディーなんだから。
パロディーがパロディーを生むおもしろさ。お見事。

主演のジャン・ジュダルジャンさんは、WEBや新聞に出てる写真を見て 往年の超二枚目俳優クラーク・ゲーブル(「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役)そっくりな、ニヒルでかっこいい二枚目かと思ってたけど、実際の映像の彼はもっとゆるめでした
もともとは芸人さんなんだそうで、生き生きとした身のこなしや ダンスのうまさなどは、「さすがフレンチ・ボードビリアン!」と思ってしまいます。
実際、ダンスシーンもたくさんあり、タップダンスの好きなヒバリとしては、いずれDVD化されたときには入手して、彼のタップを真似して踊っちゃおう、と思っております。

また、忘れてならないのが 主役の落ちぶれた映画俳優の愛犬アギー。
二人はいつでもどこでもいっしょ。
食事のときも、試写会のときも、お泊りのときも。
まるでタンタンのスノーウィーみたいに

アギーなくして、この映画は成り立たないでしょう。
あまりにアギーがけなげでおりこうなので、犬のヒバリは「かわいい」を通り越して「かわいそすぎ」と涙せずにいられませんでした。
幸い、映画がベタなことが救いでした。
でも、アギーは この映画の撮影終了と同時に、映画俳優を引退したとのことなので安心しました。

映画の好きな人、ダンスの好きな人、犬の好きな人、みなさん一見の価値あり。
もうすぐ終わりだけど。

隅田公園の桜

2012年04月08日 | その他日記
浅草の隅田川へ お花見に行きました。

 たくさんの船が のどかに行きかうようすは まさに「春のうららの隅田川」

 隅田公園では、お花見の宴を楽しんでいる人たちがいっぱい。
ビオラで「♪春のうららの隅田川~」を演奏してる女性がいました。

 川のむこうに見えるスカイツリー。


よいお天気で、絶好のお花見日和でした。

セント・パトリックデー パレード

2012年03月18日 | その他日記
アイルランドの聖人、セント・パトリックの命日にちなんだお祭り「セント・パトリック・デー」。
毎年この時期に、アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンの主催により、日本の各地で「パレード」が行われます。
東京では 表参道。
アイルランドのシンボルカラー「緑色」を身につけた人々が、にぎやかに更新します。
外国の人もたくさん、パレードや観客として参加していて、日本じゃないような錯覚に陥ります。



 ブラスバンドもいる。

 スコットランドのキルトを履いた人たちが、バグパイプを演奏しながら。

 緑のスカートでダンスをしながら。

 犬たちも緑。





 巨大なギネスビールや

 ダース・べーダーもパレード。

 パレードのあと、表参道ヒルズで アイリッシュ・ダンスの無料ショーがあった。

グレン・グールド-天才ピアニストの愛と孤独-

2012年01月13日 | その他日記
渋谷のミニシアター「アップリンク」で上映されている 映画「グレン・グールド-天才ピアニストの愛と孤独-」を観てきました。

20世紀の奇才グレン・グールドは、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」の演奏で有名です。
演奏のときはいつでも、「マイ椅子」を持参していて、それがまた子どもの幼稚園椅子みたいに低くて おまけにグラグラ揺れる椅子だったりとか、真夏でもコート・マフラー・手袋を着用していたとか、演奏前には両手を30分間お湯に浸し、それを拭くために大量のタオルを持参していたとか、彼に関するユニークなエピソードはいっぱいあります。

また、演奏のときはいつもピアノと一緒に歌ってしまい、録音には彼の声がいっしょに入ってるとか、ある時を境に ステージ活動は一切やめ、スタジオ録音のみに芸術性を見いだしていたとか、自身の50才の誕生日の10日後に亡くなったとか、その奇人(?)ぶりは クラシック音楽史の中の伝説となっています。
けれど彼の奏でるピアノの音色はすばらしく美しく、そのテクニックは他に類を見ない高度なもので、私はとても好きなピアニストです。

これまで、数々の奇行や伝説について知ってはいても、真実の彼の姿は謎に包まれ、なぜかとても惹かれるミュージシャンでした。
今日の映画はドキュメンタリーで、生前のグールドの映像や演奏、彼にかかわった人たちの語る思い出話などを映画に編集したものです。
よくある伝記映画のように、音楽家の生涯をドラマ化して 俳優が演じるものと違い、虚飾や演出がなく、また映像も彼自身のものであるため、真実味にあふれ、大変迫力がありました。
「主演」はグールドですが、実際は彼が亡くなってからほぼ30年もたって製作した映画なのですから、映像はすべて「あり合わせ」のはず。
それなのに、いろいろなシーンの映像は本当に美しく抒情にあふれ、まるではじめから映画のシーンのために撮影したような映像ばかりです。

それに、グールドはかっこいい! 絵になる。
へたな俳優より、ずっとすてき
海辺を歩く後ろ姿のロングショット、風に吹かれて思いに沈む姿・・・
シャイで寂しげな横顔は、まるでジェームス・ディーンのようだ。

奇行を取り沙汰され、敵を作ったり誤解を受けたりすることも多かったであろうグールドですが、淡々と流れる映像を見、彼自身の演奏による 美しいピアノ演奏を聴いていると、心の中は大変繊細でナイーブで傷つきやすく、少年のような純粋さを生涯持ち続けたグールドの素顔が見えて 胸キュンになってきます。


映画館の壁にいくつも貼ってあった紹介や批評文の中に
「グールドは生まれてくるのが早すぎた」と書いているものがありました。
私も同感です。

彼があと半世紀遅く生まれていたら。
スタジオ録音やデジタル録音、打ち込み音楽などに没頭し、満足いく音を得られるまで何度も編集して 最上の作品を作り上げていく・・・それは、今の若いミュージシャンたちがみんな、当たり前にやっていることです。
それを、彼の時代には「変なヤツ」と奇異な目で見られてしまってた。
また、ブログやツイッター、動画配信など、自分の感性を気軽に発信することもできていれば、もっと自由に生き生きと音楽がやれていたかもしれない。

かわいそうな、愛しいグレン・グールド。
彼の演奏を またゆっくり聴いてみたくなりました。
そして、私も、愛するピアノをもっともっと弾かなきゃ!と思ったのでした。

カフェ・アンサンブル新春ファミリーコンサート

2012年01月08日 | その他日記
目黒区駒場にある、カフェ・アンサンブルさんの、毎年恒例「ファミリーコンサート」に 友人とでかけました。
毎年、お正月と夏休みに「ファミリーコンサート」を開いていらっしゃるアンサンブルさんは、コーヒーが美味しいシックなカフェですが、いつもクラシック音楽が静かに流れている店内にはグランドピアノがあり、ご家族みなさんが音楽に携わっています。
音楽関係の雑誌「音楽の友」や「ショパン」などにも「おすすめ店」として紹介されたり、テレビなどにも登場している「知る人ぞ知る」専門家好みの音楽喫茶さんです。

本日も、チェリストの三男さん、ヴァイオリニストの奥さま、高校の音楽の先生である長男さん、メゾソプラノのオーナー夫人アンママさんを中心に、楽しく そして格調高いクラシック音楽の数々を聴かせていただきました。
バロック音楽家テレマンのターフェル・ミュージックよりトリオソナタ、ベートーヴェンのピアノトリオ、メゾソプラノやバリトンによる日本歌曲。
また、音大で勉強中の孫娘さんによるホルン演奏も加わり、ファミリーの皆さんの趣向をこらした演奏を、たっぷり楽しませていただきました。

最後に、オーナーのアンパパさんの指揮により、会場全員で「早春賦」「見上げてごらん夜の星を」「ふるさと」を歌いました。
本日は、アンパパさんが指導されている合唱「うたおう会」の皆さんが 多数お客さんにきていたと思いますが、さすが「会場の皆さんの歌」も堂々と、すばらしい合唱になりました。
歌い終わると、指揮のアンパパさんが「皆さんすばらしいですね」と拍手してくださり、アンママさんも「本当にすばらしい合唱でしたね。指揮もよかったし」と喜んでくださいました。

おしまいのご挨拶のときに、アンパパさんがご家族一人一人を紹介され、アンママさんを紹介したときに
「今日、一番上手だったのは彼女だと思います」と 堂々とおっしゃったセリフは、場内みんなの感動を呼びました。
アンパパさんは80を過ぎていらっしゃいます。
日本の男性で、こうして堂々と奥さまを褒める人は なかなかいるもんじゃありません。
すごーくダンディでかっこいいと思います。
また、アンママさんも「指揮がよかった」とご主人をほめるというのは すてきだと思います。
会場の誰もが「すてきなご夫婦ですね~
「うちもこのお二人を目標にします」
「夫にきかせなきゃ」
などとの言葉でもちきりでした。
きっと、今日の夜は、あちこちのご家庭で
「アンパパさんをみてごらんなさい!」と怒られているご主人がいたにちがいありません。

世田谷ボロ市

2011年12月15日 | その他日記
毎年、12月の15、16日と1月の15、16日に開催されている「世田谷ボロ市」に行きました。
ボロ市・・・英語で言えば「ラグフェア」ってことになるんでしょうね。

下北沢から小田急線で2駅の豪徳寺まで行き、そこから 路面電車みたいにかわいい「世田谷線」に乗り換えて「上町(かみまち)」で降りると、そこはもうボロ市の喧噪の中。


骨董品の露店がいっぱいある。アンティークの着物屋さん、日用品屋さん、昭和のオモチャを売ってるお店、神具、仏具、そのほか食べ物屋の露店もいっぱい。甘酒、焼きそば、ヤキトリ、豚汁、おだんご、なんでもあり。

  

お餅つきの臼と杵を売ってるお店。高いのは10万円以上するんだよ!
ヒバリは 高さ8センチぐらいの、ミニチュアの臼と杵を買った。(^。^) 


干し柿をのれんみたいにぶら下げて売ってる露店。
「下さい」って言うと、「はいっ」って、1本とって手渡してくれるんだよ。

 
こんなびみょーな「おじさん人形」も売ってる。

曜日には関係なく、毎年必ず 12/15・12/16と 1/15・1/16に開催されますので、まだ1月のには間に合いますよ。
みなさん、ぜひ一度行ってみては?

クリスマスのライトアップ

2011年12月08日 | その他日記
   

これは、ロンドンのお友だちアランさんが送ってくれた写真です。
「もうすぐクリスマスなので、壁やエントランスをきれいに飾って、ライトアップしている家がたくさんあります」と。

東京でも、こうしてきれいに飾っているおうちがたくさんありますね。
ヒバリ家では、猫のジルが来てから、こまごました飾り物を並べたり、ライトアップしたりすることは無理になりました。
けれど、何年か前にアランさんが送ってくれた「はちみつ色の村・コッツウォルズ」のお家のミニチュアだけは、ジルがいたずらできないように 靴箱の上に 壁にピタッとつけて並べています。
そうだ、この小さいおうちたちをライトアップしてあげよう!
と思いついたのがこれです。
前に、クリスマスツリーに飾っていた豆電球で 小さいおうちたちを飾り、小さいオーナメントの雪だるまや人形を立たせ、煙突にはサンタも乗せてあげた。
どうです。
ライトアップした、ミニチュア「村」のできあがり。



     


 壁にはサンタのブランコ。

阿佐ヶ谷ヴィオロン・朗読ライブ

2011年11月12日 | その他日記
「ハコハコ ベジカフェ」の向かいが「喫茶ヴィオロン」です。
阿佐ヶ谷という街は、街自体 なんとなくレトロな雰囲気のある「昭和の街」って感じなのですが、その中にある このヴィオロンは、まさに大正ロマンか昭和アンティーク、な雰囲気に満ち満ちているのでした。
古びた濃い茶色の手すりで囲まれた店内、片隅に置かれたアップライトピアノ、ぼんやりと灯りをともしたテーブルランプ、アンティークショップにあるような古い壁掛け時計・・・
写真を撮ってこなかったので、ごめん、リンク貼っちゃうね。
ヴィオロン店内
ねっ、なんか、アンティークの着物着て フリルの付いた白いエプロンかけた「女給さん」が注文取りにきそうな感じがしませんか?

本日 朗読ライブを演じるのは、私たち二人に共通の 古い友人です。
彼女と親交があったのは、もう、かれこれ10年ぐらい昔だったのではないでしょうか。
「ねえ、Sさんと、もう10年ぐらいは会ってないよね?」
私と友人は、指を折って数えながら記憶をたどりました。
「そうだよね。もうそんなになるよね・・・あの頃、あんな人もいたし こんな人もいたよね」
「そうそう、思い出してきた。ほら、すごい年上だった、あの人なんか、どうしてるのかな」
次々に、当時の仲間たちを思い出し合いながら席につき、ふと店内を見回すと・・・
おどろいたことに、座席についているのは皆、その10年前当時に、彼女や私たち二人と共通の知人であった「あんな人」や「こんな人」たちばかりではありませんか。
そしてまた、10年の歳月が過ぎ去っているにもかかわらず、皆 当時と少しも変わらず、若くて美しく、私たち二人にも親しく話しかけてくれるのでした。

驚いているうちに 開演時間となり、朗読が始まりました。
演じる彼女は、白地に草木柄を散らした和服を着ていました。
たとえどれほど工夫を凝らしたドレスやスーツを着たとしても、今日の語りに、和服ほどぴったりとマッチし 格調高さを演出できる衣装はないであろうと思われました。
演目は、室生犀星が 伊勢物語からイメージを膨らませて物語にしたという「津の国人」という短編でした。
1時間ほどの内容にまとめたというその「語り」は、彼女の美しい声と抑揚、落ち着いた語り口で豊かにイメージ世界を描き、目の前にくっきりと 平安時代のラブストーリー絵巻が見えました。

ついに最後のフレーズが終わり、目の前の絵巻も消えて またカフェの店内が現れました。
10年前の知人たちは皆、口々に「お目にかかれてよかったわ」「またね」などと言いながら帰っていき、いつしか私と友人二人が最後の客となっていました。
「今日はどうもありがとう」朗読の彼女が店の出口で見送ってくれました。

あの「ヴィオロン」の時空は、間違いなく「タイムスリップ」であったに違いない。
私たち二人は、10年前の世界にタイムスリップし、さらにそこから1千年以上昔の平安時代絵巻の中にトリップしてきたという、不思議な「二重構造」の異空間であったのだ。
と、今でも私は確信しています・・・

阿佐ヶ谷・ハコハコベジカフェ

2011年11月12日 | その他日記
JR阿佐ヶ谷駅近く、「ヴィオロン」という音楽喫茶へ、日本文学の朗読ライブを聴きにいきました。
開演は 夜の7時です。
まずは友人と二人、早めに阿佐ヶ谷で待ち合わせ、近辺で食事とお茶(とおしゃべり)をしようということに。

ネットで調べて、「ヴィオロン」の向かいにある「ハコハコ ベジカフェ」というお店に行こうね、と決めて出かけていったのですが、行ってみるとお店のドアは固く閉ざされていました。
見ると「○○時には戻ります」と張り紙がしてあります。
あと15分ぐらい待てばいいのだ、ということがわかったので、私たちの「ガールズトーク」は、さっそく お店の前で開始されたのでした。
しばらくすると、お店のスタッフさんが「すみません、お待たせして」と戻ってきて、お店の中へ招じ入れてくれました。
ベジカフェ、などという健康志向カフェをやる人は、真面目でこだわりの強そうなおばさんなのかな、と勝手に想像していたんですが、お店の人は、二人の、若くて可愛い女性でした 

店内はほんとにこぢんまりと小さくて、10人のお客さんははいれないだろう、というくらいでしたが、とても感じよくいごこち良く、トーンを落とした照明が落ち着いた雰囲気で、これなら2時間はたっぷりしゃべれるなー、という感じでした。
そして、なんとここは「ドッグカフェ」でもあったので、私たちの後に、黒パグ連れのカップル、ミニチュアダックス連れのカップルが次々やってきて 静かにそれぞれの気に入った席に収まりました。
わんこたちにも、ちゃんとお水が出されています(もちろんグラスでなくお皿に入れて、床に
二人とも動物好きの友人と私には ますます心和む空間となってしまいました

友人はカレー、私はオムライスを注文したのですが(食事はその2種類だったので)、どちらも大きな野菜がいっぱい入っていて、美味しくてヘルシー、でした。
食後のコーヒーを運んできてくれたお店の女性が、「さっきはお待たせしてしまってすみませんでした。これはお待たせのお詫びです」と、私たちめいめいに アイスクリームのお皿を添えてくれたのです。


チョコレートと生クリームをトッピングした、おしゃれなアイスクリーム。
お姉さんの対応もおしゃれだよね?!
阿佐ヶ谷のハコハコベジカフェさん、また訪れたいです。

それではいざ、朗読ライブ会場へ。

キーボードバッグ♪

2011年10月24日 | その他日記
どうだ! 作ったぞ~
キーボード袋!
わたくしがデザインいたしました。
というか、自分にできるレベルのことだけやったら、こういう形になりました、といった方が正しい。

・採寸はせず、キーボードの周りにぐるっと布を巻き付けて大きさを決め、周りを縫った。
・周りにファスナーをつけるなどという技は高度すぎるため、普通に市販されてる「キーボードバッグ」のような「横入れ」は無理と判断、縦入れにした。
・持ち手はナシ。(持ち手はヒバリには高度すぎる)
早く言えば、布でつくった封筒、みたいなもんです。
上からスポンと入れておしまい。

それでも、入れ口はマジックテープで閉じられるようにしたし、あり合わせのボタン(フェルトのネックレスをバラしたもの)を縫いつけて、ゴムで止めるようにしてある。
ちゃんと底マチだってついてるよ。

注目は、上から3分の1ぐらいの所に巻き付いてるベルトです。
一応持ち手をどっかにつけようと1メートルだけ買ってきたテープを、ぐるっと配して15センチおきぐらいに 本体に縫い留めてある。
コレは、我ながらナイスな処置であった。
このキーボードは10㎏以上あって重いので、普通におけいこバッグみたいにぶら下げることはしません。
運ぶのはコンサートの時だけなので、縦に持ち上げて抱えることになる。
その時、このテープの、縫いとめてある「すき間」に手を入れると、ちょうどいい大きさの「持ち手」になり、ここを持つと しっかり持ち上げられて最高なのだ。
裁縫オンチのヒバリが2時間半で作った作品としては 天才的な出来映えだ。


これを作ったきっかけは、昨日の日曜日のこと。
コンサートの音合わせのため近所のスタジオ入ったとき、今まで使ってたフクロがあまりにボロいことに気づいて、これじゃあんまりだと思ったことから・・・

一緒に行ったTさんが「これ、お父さんのパジャマ?」と言ったそのフクロは、このキーボードを最初にコンサートで使ったときに、とにかく何かに入れて運ばなきゃ、と あり合わせの布で作ったものだった。
まさに「お父さんのパジャマ」色の粗末な薄い生地で、しかも裁縫オンチのヒバリが大急ぎで作ったその形は なんとキンチャク型であった。ヒモで口をキュッとしぼる・・・キーボードなのに
「とにかく今日がすんだら、なんか調達するから」と思ってたのに、何も調達しないまま時は過ぎ、コンサートの度にそのフクロが動員されて はや十余年・・・
「そうだ、今こそもっと立派なフクロを作ってやろう」と思い立って、布とテープを買いに走り、夕方のレッスン前までに完成させたのでした。

よしっ、これで、土曜日のコンサートには おニューのフクロでキーボードが運べるぞ!