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関根哲男展を鑑賞してきました

2017-08-19 22:26:02 | 出来事

 何だかわからないけどバタバタしていて、ブログ投稿しようと思っていたことがドンドン溜まって…

 

ずいぶん時間が経ってしまったけれど、今年の5月29日に南魚沼市の『池田記念美術館』に行ってきました。

中学時代に美術を習った先生『関根哲男展』を鑑賞に行ったのでした。 

それも、高校時代の美術部顧問の恩師・仲田彰夫先生に招待状を頂いたというわけで。

(しかし、当日には招待状を忘れてしまうという失敗をしでかしましたが…

 

 

 まあまあ、とにかく作品を鑑賞しましょう。

 

 

 

 

 

 

真っ黒な作品。 

彫刻か?と思うでしょ?

 

 

 

 

細い木の棒は、たぶん割り箸。

松ぼっくりみたいなものは、彫ったのかな~?

それを、バーナーで焼いて炭になったようなものを貼り付けた感じでしょうか?

遠目に見ると、面白い立体感が生まれますね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、布の切れ端を重ねて貼り合わせ、バーナーで焦げ目をつけ、その上に木工用ボンドを塗りたくり、

さらにタコ糸を張り巡らせた。

そんな感じに見えました。 

 

 

 

 

 

小さな布切れを何枚も何枚も貼り付け、そこをカッターを使ってフリーハンドで切り込みを入れ、

バーナーで焦げ目をつけて。

これを遠くから見ると…

 

 

 

 

 

 

大きなコルクの板に、彫刻刀で円を彫ったように見えませんか?

なんだろう?この立体感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、布切れに絵の具やボンドを塗り、押さえたり立てたりして立体を作り上げた作品でしょうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも同じように立体を作り上げた作品かな? 

 

 

 

 

 

棒状のものが沢山ぶら下がっています。 

 

 

 

 

 

よく見ると、Yシャツやセーターなど洋服をねじって縛り、その上からペンキを塗り、バーナーで焼いて穴を開けたり焦がしたり。 

 

 

 

 

 

最近の作品は、バーナーを使う作品が多いな~ 

 

 

 

 

 

何だ? なんかグルグルとモグラが穴を掘った跡とうか、虫が這った跡というか… 

 

 

 

 

 

ん? これも布切れ? 

 

 

 

 

 

丸く切った布切れを、少しずつずらしながら貼り付け、バーナーで焼いたんでしょうね。

しかし、これだけたくさんの布切れを、切るところから時間がかかりそうだけど…

それを貼り付けるのには、もっと時間が掛かるだろうな~?

芸術には、根気も必要なのね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、長細い布切れを何枚も重ねて縛り、それを貼り付けて赤い塗料を塗って、そしてバーナーで焼いた?

ほんと、どんどん時間の掛かる作品になってきてます。 

 

 

 

 

 

これ、お墓じゃないの?

最近、位牌とかお墓とか、そういうのもよく使うね~ 

 

 

 

 

 

ん? これは木片かな? 

 

 

 

 

 

あら、これも布切れなんだ。

何枚も重ねた布切れを、縦にしたり横にしたりして貼り付け、そしてまたバーナー 

近くで見ると、なんじゃこりゃ な感じだけど、

遠くから見ると「面白い」雰囲気になるんですよね~

 

 

 

 

 

これは?

紐がぶらさがってますが… 

 

 

 

 

 

こりゃ、本物の位牌じゃありませんか

布切れ? いや、ボタンやベルト通しがあるから、ズボンだ

これまたバーナーで焼いて穴をあけたりして、さらには泥を塗りたくって…

縄も沢山貼り付けて…

どれだけ時間が掛かったのやら 

 

 

 

 

 

だんだん目が慣れてきて、布切れの束がたくさん貼り付けてあるのが分かってきた。 

 

 

 

 

 

でも、今度は塗料を塗るというより垂らす感じだったり、たたきつけるようにかける感じ。

こりゃ、相当広いアトリエがないと作れない作品だな~

もしかしたら、家の外で作っていたりして。 

 

 

 

 

 

これも、遠くから見ると木片を一定の方向に束ねて、右や左に重ねているように見える 

 

 

 

 

 

塗料をべっとり塗ってから、バーナーで焼いて、その上からさらに塗料を垂らしたのかな~?

う~ん、だんだん分からなくなってきたぞ?

 

 

 

 

 

ただの新聞紙の束かと思ったら… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

位牌の形にくり抜いたあと、焼いてある感じ。

このくり抜いた位牌の型を、作品に貼り付けてあるんですね。きっと。

 

 

 

 

 

 

完全な立体作品がありました。 

 

 

 

 

 

段ボール箱を貼り付けたのかな~?

 

 

 

 

 

たぶん、段ボール箱の上に布切れを貼り、泥を塗りつけてから塗料を塗り、その上からバーナー。

そんな感じだろうな~? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやはや、組み合わせてはいるものの、大きな作品です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、本当に手が込んでいる。

 

 

 

 

 

同じくらい大きな作品。 

 

 

 

 

 

うひゃ~ 

すごい数の丸い布切れを、少しずつずらしながら貼り付けてある~

そして、位牌。

 

 

 

 

 

 

何段にも重ねてありますよ~

信じられないくらいの根気。

僕なら、きっと途中で投げ出してしまう… 

 

 

 

 

 

うお~~~~

ものすごい数の、赤い位牌。

壮観ですな~

 

 

 

 

 

赤い布を巻き付けただけじゃないんだ…

焼いてある? それとも、泥塗ってある? 

 

 

 

 

 

これは? 

 

 

 

 

 

丸い布切れじゃないよね?

なんか、形が違うよね? 

 

 

 

 

 

丸い布切れを切り抜いたあとの、切りくずになる布切れだ

すべてが、作品になっちゃうんですね~ 

 

 

 

 

 

 これ、僕、気に入っちゃいました

 

 

 

 

 

本を開いて、そこにボール紙を貼り付け、そしてバーナー 

 

 

 

 

 

何だか等高線のような不思議な立体感。

面白いな~ 

 

 

 

 

 

これも、気に入った作品。

遠くから見ていると、錆びた鉄板で作られているようでしょ? 

 

 

 

 

 

しかし、これも布切れ・塗料・泥ですよ。 

 

 

 

 

 

この、泥がいい感じに見えて。 

 

 

 

 

 

そして、三日月型の穴が、なんか良い空間を作っていて。

色味も面白いな~って思いました。 

 

 

 

 

 

これ、見てすぐに気づきませんか?

ただの新聞紙の束だと思った、位牌の形にくり抜かれた新聞紙。

くり抜いた位牌は、ここに束になって作品になっているのだと。 

 

 

 

 

 

 ね? 新聞紙だったり、広告チラシだったり。

 

 

 

 

 

 鳥モモ肉 100gあたり60円 って文字が読めるでしょ?

 

 

 

 

 

いや~、ここまで見てきて、もうほんと、凄いな~って思いますよ。

現代芸術って、なんて奥が深いんだろうって。 

 

 

 

 

 

 この茶色い壁は何だ

 

 

 

 

 

 

うわ~、ボール紙の位牌だ 

 

 

 

 

 

 凄い数の位牌が、重なってる~

 

 

 

 

 

くずになるはずの布切れの鋭角な部分が 、なんだかトゲトゲに見えたりして。

形をうまく使って、いろんな表情を作り出していくんだな~

 

 

 

 

 

 二つの部屋を出ると、そこには骨組みのお墓。

 

 

 

 

 

 これはさすがに、鉄骨ですね。

 

 

 

 

 

 この美術館「八色の森公園の」中にあって、周りはとてもきれいな景色が楽しめるんですよ~

 いや~、すごくショックを受けた芸術鑑賞になりました。

さすが、大地の芸術祭に参加する、世界の芸術家です。

やっぱり、関根大先生は違います

 

 

 

 と、実はその一週間前にも、関根大先生の作品を一つ鑑賞していたのでした。

それは…

 大地の芸術祭の里 松之山にある「湯山ギャラリー」での展覧会。

他の大勢の作家さんたちの作品とともに、ひとつだけ展示されていたのでした。

 

 

 

 

 

 これは、バーナーで焼いた本を開いたところに、結び目のある縄を差し込み、泥を塗りこんだ作品。

 

 

 

 

 

 縄、どうやって差し込んであるんだろう?

 

 

 

 

 

 関根大先生の頭の中には、きっと溢れるほどの数の作品が出来上がっているのでしょう。

どれだけ僕らに見せてくれるのか…

これからも、機会があれば、関根大先生の作品を鑑賞に行きたいと思います。


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