ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

完熟きんかん部隊

2009年03月07日 | 営業関係
 

  先週の風邪が抜けきれず、
ノドはイガイガ、咳やタンが出て、本調子ではありません。
福岡での営業活動では、チラシ配り部隊の前に
美郷町の完熟きんかん部隊がいまして、
道行く人達に「ただ今、宮崎の物産展を開いています。
どうぞ海の幸、山の幸をご覧下さい」などと声張り上げてきました。

 通行人が増えますと声のトーンも上がり気味、
人込みの中で声を張り上げて「痛っ」。
痛みノド付近に手を当てマッサージをすると、
きんかん部隊の一人が「ノドの痛みにどうぞ」と、
かごに入れて道行く人に配っているサービスの
完熟きんかんを差し出してくれてました。
遠慮なくかぶりつくと、これがまた「甘い」。
そして、のどのイガイガが一瞬ですが取れて効果抜群。

 糖度18以上、大きさ3Lサイズが「たまたま」と販売員が解説、
その基準に合ったものでないと、
「たまたま」のブランド名は付かないと。へぇ~。大したもんだ。

 7、8人の部隊がいましたが、
そのほとんどの人がきんかん栽培だけに絞って生産、
収穫は1~3月頃で、ちょうど今が旬の後半、
「正直ここでPRしている時間ではないんですけど、
これらのブランドもまた旬のPRしないと時季を逸してしまうし」と。
生産者の中には10人程度のアルバイトを雇って収穫しているそうです。
若い生産者は3反の畑、生産が長いという人で7反の畑を所有し、
収穫時期にいかに糖度の高い、粒の大きい「たまたま」を完成させるか、
ある意味きんかんの芸術品だけに、生産者の栽培にも力が入ります。

 品種が違うのかいろいろ質問する人も。
どこの庭にでもあるようなきんかんでもできるそうですが。
ポイントは堆肥(肥料は油かすなど)、そして一番は摘果だそうです。
また、一般の家庭ではなかなかそこまでできない、
霜にやられないための防護策、これもポイントになります。
それはハウス栽培にあります。
市場に出回っている型の良いこと、
そしてなんとも言えないオレンジの色つや、
PR部隊で共にするといろんな苦労話も聞けて、
ためになりました。う~ん、きんかん栽培もいいかな。
定年後は、しかし、準備するまでにお金かかりそう。