ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

トヨタ紅白戦に高校球児も観戦

2009年03月03日 | トヨタ硬式野球部



  春季キャンプ大詰めを迎えた
トヨタ自動車硬式野球部の練習を見に行ってきました。
目の前で社会人日本一のチームが見れるとあって、
野球ファンにはたまらないものですが、
1、2日のキャンプ終盤は紅白戦でした。
観戦した延岡高校野球部のOB会長Sさんは、
「まさしく紅白戦だね」と。
そう、トヨタのユニフォームは白地に赤を基調にしたもの。
通常のゲームでも一塁側と三塁側では
ユニフォームの色も変わるそうですが、
練習用も赤と白の二枚あって
この日は一塁側は赤、三塁側は白の練習用で対戦したため、
まさしく「紅白戦」だったわけです。

 レギュラー級、準レギュラー級の混合で
それぞれのポジションに分かれてチームを編成。
白か赤か忘れましたが、最後は左前打で二走者が長駆生還、
サヨナラ勝ちを収めたような、白だったかな勝ったの。
勝ったのはトヨタ、負けたのもトヨタって当ったり前か。



 ところでこの日は延岡工業高校の野球部が紅白戦を観戦に。
その前にブルペンでは投手に対しピッチングの指導もあったとか。
キャンプ中の練習ばかりでなく、地域に密着した指導、
高校球児にとってはまたとない社会人の教え、
内容までは聞いておりませんが、
フォームや球の握り、ひねりなど
教授いただくところはたくさんあったと思います。

 スタンドには工業のOB関係者も詰め掛けていました。
その一人Kさんは、「西階野球場は寂しいね」と、
Sさんに話していたそうです。
何一つ球場に「歓迎」の文字がないことを挙げていたそうです。
早速、市に問い合わせると、
慌てて職員が入退場門の上に横断幕を掛ける始末。
それも離日一日前ときた。

 横断幕は「歓迎ようこそアスリートタウン延岡へ」。
どの競技でも通用する幕ではありますが、
どうでしょう、二年連続日本一になったチームに
もう少し配慮といいますか、
気の利いた歓迎の方法ってないのかね、
とは両高校のOB関係者の話でした。
玄関前の寂しいこと、快く迎える気持ちってのは
おもてなしの心に通じるものがあるんじゃないのかい
って厳しい意見も出ていましたよ。



 本市出身者の活躍及び本市開催(マラソン)等には
教育委員会(保健体育課)の動きも早く予算もつきますが、
よそから来るアスリートに対しても
当市の取り組みを同じようにするべきだと私も思います。
特に二年続けて日本一でしょう、連覇がいかに困難かは
アスリートや応援する者ならよく分かるはずです。
それからするとその気持ちが理解されていないとも、残念です。



 同課のある職員は「一塁側後方とライト側のファールゾーンに
防球ネットを新たに付けたんですよ」と新施設を紹介してました。
私が「打撃ゲージのない実践練習の場合(紅白戦や練習試合など)
ファールボールが一塁側に飛んでいくでしょう」と尋ねると、
「幸いにまだ車に当たったことありませんから」と。
これは幸いだけで済まされる話でしょうか。
西階球場から大貫6丁目方面に車で走行中、
ファールボールが車のフロントガラスを直撃した場合、
この場合の責任はどこが取るのでしょう。

 会場周辺に駐車している車に
「ファールボールが当たっても責任は負いかねます」
との表示をよく目にします。
それはこの辺りはボールがよく飛んでくるところだから、
車を傷付けたくなければ他のところに止めなさい、
と暗に言っているようなもので、言わば自己責任的な言い回し。
それは分かります。



 しかし、西階球場はトヨタばかりでなく
高校野球の公式戦も使用し、当然一塁側のファール飛んできます。
カーブになっているその辺りは歩行者も通ります。
打撃用のゲージの不良箇所も指摘されましたが、
この一塁側防球ネットの早期設置、
これも関係者の願いのようですが。どうなんでしょうか。

 安全管理の徹底、意識の高揚。
野球場に来て徹底できているのかな、と思った次第でした。

 延工野球部は紅白戦終了後、
荒れた内野土のグラウンド整備を始めていました。
お世話になったお礼だったんでしょうか。
社会人が練習するグランドの中に、
高校生が混じっている姿、良い光景でした。



 休みの日もカメラを片手にブラブラ、
この時期は野球の話題で盛り上がってしまうのは
私だけでした、ハイ。