当社のフロントは4人。
仲良し4人組です。ん?十歳のAさんを頭に、
あとは皆二十代です。
苦しい時も辛いときも悲しいときも、いつも一緒で、
楽しい時も嬉しい時もまた、一緒の仲の良い4人組です。
もちろんそれぞれに家庭がありますので、
四六時中生活を共にしているわけではありませんが、
仕事という共通の生活力の基盤の中で、
4人はお客様に育てられていると思っています。
フロントは会社の顔と指導し、
お客様を笑顔で受け入れ、
笑顔でお送りするポジション、
とプレッシャーを与えて面接をします。
その時は入りたいがばかりに本性を隠し、
出来た女(こ)を演じている人もいますが、
会社の空気に慣れてくるとその本性が現れ、
あの時の素直な性格はどこに行ったの?
と感じる女性も少なくありません。
責任の薄いアルバイト生がそうで、
短期間に教育が出来なかった
会社側の指導に問題があるかもしれません。
ハイ、その時は素直に反省です。
しかし、アルバイト生以外にもし、
それに反発する人がいるとすれば、
それは上司や同僚、いわゆる会社側の人間に
問題があるかもしれません。
言ったこととやっていることが違う、
自分の失敗は棚に上げて、人には厳しく注意する、
などに対する“反発”。
見解の相違もあるかもしれませんが、
ねじれた関係を修復するのは困難で、
どこの会社でも同じこと言えてるのではないでしょうか。
「んっ?」「おかしい」の疑問から対話へとつながれば、
お互いに言える立場を形成するでしょうし、
平行線たどれば環境の整備も必要でしょう。
殻に閉じこもってしまうと、なかなか心開いてくれません。
その点、この4人組みは私も含めて喜怒哀楽をともにし、
職場内では明るい環境を形成してます。
たまに私の方から一方的に注意をすることもあります。
先日は「注意の仕方に問題がある」とクレームもつきまして、
その時は私の方から素直に謝りました。
お互いに言える立場であるのは良いことですが、
ただ、職業意識はしっかり持っておかなくては、
とも思った次第です。注意を受ける原因が何であったかの。
これまでの4人組も良かったのですが、
今の4人組は特にお客様の評判も良いようです。
「いらっしゃいませ」の明るい笑顔が
入ってきたお客様の疲れを癒してくれる。
「ありがとうございます」の感謝の言葉が
明日もまた利用するよ、という気持ちにさせる、
そんな接客ができる4人組です。
9月10日に入社したAさんと、
10月1日に入社したWさんに、
5ヶ月が過ぎてようやく新しい制服が届きました。
これで4人の制服が揃い「新入社員になった気分」とはAさん。
これまでの黄色の制服は「着膨れ」して
体型が気になっていたとか。
今の制服は黒を貴重にピンクのチェック柄、
「スリムに見えるでしょう」とAさん。
「元からスリムだから大丈夫」と返すと、
「目が笑っている」と鋭いところ突かれました。
えっ、そんなことありませんよ。