ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

採暖プール

2009年01月23日 | プール
  

芯の芯まで採暖プール
と今月13日のブログで採暖プールの特長を紹介し、
プールを利用される方々から「スパ」的感覚で、
(歩いた、泳いだ)プールの疲れを癒してくれる
人気の“お湯”であることをお伝えしました。
ですからこのスペースに何らかのトラブルが発生すれば・・・。

 今月20日(火)、プール監視係から
採暖プールの床面タイルが剥がれている、との報告がありまして
22日(木)までの3日間、タイルを貼り直すため、
ここの使用を禁止しました。



 このため20日朝からフロントでは
「採暖プールの使用ができなくて」と
プール会員さんに口頭で伝えていました。
「その分今日は体燃焼させるワ」とか「普段から余り使っていないから」
など比較的好意的に受け止めていただいたかと思えば、
「えっ、いつ直るの、何とかならないの」といった声も聞かれました。

 21日夜のプール会員の女性Aさんの反応はこうでした。
「床面タイルが剥がれ使用できないのですが」とフロント、
「えっ、どうしようかな、それが使えないと体寒いし」とAさん。
「体を温めますならお風呂もいかがですか」とフロント。
「健康のためにプールに来ているから、お風呂はね」とAさん。
しばらく考えていたそうです。
「やっぱり帰ろうかな、使えないなら」と意を決したそうで、
玄関に向かっていたところ、
「せっかく遠いところから来ているのに
何もせずに帰ったでは後悔するかも」と考え直したAさん。
遂にはプールに入ることを決意しました。

 しばらくしてAさんはプールから上がり
フロント女性と話してました。
その内容は、
「これほど(採暖プールが)大きな存在だったとは思いもしなかったですよ」
「最後にシャワーを浴びててつくづくそう思いましたね」
「有り難味って言うんですかね、
無くて初めてこの存在の大きさが分かりました」。



 フロントは「すいません」とお詫びしかできませんでした。
浴場内でも突然給湯槽が不具合を起こして温度が上がらない、
といった予期せぬ事態を起こすことも過去にありました。
慌てて手動に切り替え、昇温するまで使用を禁止する浴槽も。
幸いなことにそう時間もかからず
お客様にご迷惑をかけずに済みましたが。

 毎年保守的に定期検査を受けているのにこの症状ですから、
建築15年も経つと目に見えない部分に
負担がかかっているのかもしれません。

 当社は水物を取り扱う施設だけに
他の施設よりこれらのトラブルの発生率は高いかもしれません。
施設係もその点については特に注意しておりますが・・・。

 「安心」で「安全」な施設、従業員だれもの願いでもあります。
お客様にご迷惑をかけないよう、これからも引き続き
細かな箇所までチェックしていくしかありません。

 採暖プールはどうにか養生も終わり、
今日から利用できるようになりました。
同プールのファンの皆様、ご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
3日分身体と心を暖めて帰ってくださいね。