ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

14年目の営業

2007年06月28日 | その他

  ヘルストピア周辺の施設では当社が二番目に新しく、と言っても平成6年3月30日に開業し、14年目の営業に突入したわけで、そう新しいともいえなくなった。早いものである(一番新しいのはゲン丸館)。周辺の環境いえば、お隣りにクリーンセンターがあるが、工場から排出される焼却煙は煙突が高いことからほぼその影響は受けていないと言われている。それは現在新しい工場を建設する準備室の職員らが、周囲の環境アセスメントでいろいろ調査を手がけており、各種の環境基準値はクリアしていたとの報告がなされていたことでも分かる。

 ◆そういえば、ひと頃は工場の排煙から排出されるダイオキシンが、発ガン性の物質を含んでいるとして全国で工場立地反対運動まで起こしていた時代もあった。最近この手の環境問題はとんと聞かれなくなった。一つに、清掃工場の焼却能力がパワーアップし煙突を高くして目に見えない空気中の有害物質を最小に抑え、遠く、遠くに煙を流しているからである。それともう一つこれは住民の協力によるものが大きい、そうゴミの分別作業である。有害な物質に代表されるトレイ類も今や分けて出すことが義務付けられ、家庭での仕事も増えた。環境破壊には地球温暖化も含まれており、今や協力しなくてはならない時代である。ここでは地球温暖化までは論じない。ただ、北極点の氷が解け始めているなどの話を聞くと、いろいろな生態系が壊されてしまい、地球の年間の温度が上昇しているといった悪影響も及ぼしているのも紛れも無い事実である。

 ◆その新工場も昨年度の市の予算で落札され、いよいよ着工。平成21年度からだったか、新工場が稼動する。そのため、北側から搬入されていた塵芥車や個人で運んでいた車は南側から進入するか、北側から遠回りして工場側に入るよう矢印が出ている。新工場は現代技術を駆使して建設されるだろうから、より機械化、省力化され人手のかからないシステムが構築されることだろう。

 ◆現工場は当館に余熱(蒸気)を送り出してくれている。それはプールの温水と浴場のお湯として利用されている。当館が出来た当初(平成6年)は、それはそれは遠く東北や関東、関西などから視察が相次いでいた。主に地方の議員さんたちが多かったが。やがて工場で燃焼されるエネルギーは固形物の燃料などに開発され、一時は注目も集めたが、固形燃料がガスを含有しているため、どこかの工場では過去に爆発し負傷者が出たこともあった。それで今はその固形物にしているところは少なくなったようだ。
 
 ◆新工場建設、さて今度の新しいエネルギーではどういったものを生み出してくれるのだろうか、期待していきたい。