ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

とんぼ座公演の案内

2007年06月27日 | 劇団とんぼ座
 

   来月は中旬に行なわれるとんぼ座公演に力を入れた営業を行なっている。13(金)、14(土)、15(日)、16(月)と4回、お昼1時から当館2階大広間で開催する。当館での開催が決まった当時は2ヶ月近く期間もあったが、すでに残るところあと20日と迫った。人集めをするときが一番辛い。そう、期間も長いからと決してゆっくりはしていないが、チケットが販売できないでいると、一定の成果を収めることはできるのだろうかと雲行きが怪しくなり、開催が間近に迫るとそこから焦ること焦ること。一ヶ月を切り20日を切り2週間を切り10日を切りと秒読みが始まっては、地面に足が付いていない状態。ジリジリと焦りと不安が背後に迫ってくる。

 一日の入場券販売目標は200枚以上。これが4日間続くから800人の入場者が会場に訪れないことには成功とは言えない。興行というものには必ず出演料がかかってくる。安くで面白い芝居も地方の温泉地などではロングランでやっているが、巡業して回る旅芸人たちは年に1回くれば良い方で、観劇者らには強烈なインパクトを残して去っていく。それだけに中年の女性には根強い人気があって、座長が新進の若手男優であればなおさらのこと、追っかけが始まって、公演のたびに先回りして良い席取ったり、ある程度顔見知りになれば、ぐっと芸人達との距離も近くなって、追っかけならではの“特典”もあるようだ。

 ◆私も2年前にこのとんぼ座の公演を野口記念館で見た。日向の興行主にお願いし、一番後ろ立ち見で観劇に“感激”した、とお寒いギャグを一発。いや、本当に楽しく見させていただいた。



 ◆座長は山崎卑弥呼、芸人と言った方が良いのか俳優なのか、はたまた芸術家なのか、あの片岡鶴太郎の姪にあたり、その名も鶴ちゃんが命名したとか。今でも座長を紹介する時には片岡鶴太郎の姪と、紹介されることが多く、本人もそれは嫌なことではないと言っていたようだが、もう、その呼び名からも卒業したいようで、一人前として早く自立したい、とどこかの記事にそう紹介されていた。いつまでも姪では鶴ちゃんの存在ばかりが目立ち、しかもそれでしかアピールできないようでは芸人としてまだ半人前、との意識があるのだろう。
 
 ◆座長は今年27歳だったか、そのくらいの年齢。若いときから座長を任され、苦労もしているとは、今回の興行主から聞いた話。背は高い方ではないが、男役を演じ、ハスキーな声と時折気合の入った張りのある声、そして小回りや立ち回りなど見事な演技で観衆を魅了する。涙あり、笑ありとそのメリハリの利いた今回のステージでは一体どんな形で物語が進んでいくか、これも楽しみの一つだ。

 ◆現在チケットはヘルストピア延岡のフロントで販売している。今のところ各日とも3分の1から半分ほどの売れ行きである。販売は依然厳しい状況であるのは事実。もちろん、このチケット販売には従業員の協力も不可欠。当社の事業であることから、一定数のチケット販売も課せられている。約40人いる従業員の一定数の販売は大きく、皆、悪戦苦闘しながら販売に余念がない。秒読みには少し早いが、これから先はさらに熱を帯びて取り組んでいってくれることだろう。

 ◆前売りチケットは一人3,000円。これには観劇料と観劇お弁当、お風呂(プールもご利用になれます)が付いている。他の施設ではなかなかこういった利用は“味わえまい”。当館ならではのプールも付いたユニークな企画です。また、15名以上の団体様には当社のマイクロバスで無料送迎いたします。高齢者の団体や女性部、地域自治区。今頃はちょうど田植えの後の「さのぼり」(田植えを終えた後に手伝っていただいた方を自宅の軒下などに招き、ゴザを敷いて催す宴会=打ち上げ)の時季。お知り合いや興味のある方にどうぞ、ご案内下さい。