ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

株主総会

2007年06月18日 | 館内の話題
   6月はジュンブライド、花嫁=結婚の月。当社とは結婚式は縁がなさそうであるが実は、一度だけ当社でも結婚式と披露宴を挙げたカップルがいるのは、もう当社でも社員くらいしか知らない話である。あれは確か平成8年か9年、もう十年も前の話だ。一昔(ひとむかし)とは一般的に十年前のことを指すが、もう記憶に薄くなってはいるものの、当時40人ほどいた従業員も全社的に二人を祝福してあげた。披露宴の会場はプールサイドの空いたスペース。ここにテーブルとイスを並べ、出席者らから盛大な祝福を受けていたのは、記憶の隅にでもポイントだけはしっかり覚えてはいる。何せ、流れるプールに(自転車風)ペダルを足でこぐタイプのボートを浮かべ、二人の共同初作業として、このボートを漕いでいただいたから。

 ◆このボートは須美江で民宿を開いている紺碧様よりお借りしたものだった。ヘルストピアでしかできないパフォーマンスはないか、とない知恵を絞りながらプールの中で披露宴を挙げるなんておそらく最初で最後であろう、などとの想像の元、それなら最高のステージを演出してあげよう。よし、二人を最後にプールに突き落とすとかはどうだろう。いや衣装はきっとレンタル、クリーニングの方が高くつく。いろんな発想もあったが、どれもありふれていたものだった。う~ん。迷った。その時に紺碧さんがボートを所有している話を聞きつけ、ダメ元でお願いしてみた。「喜ばしいお祝いの席でしょ。お貸ししますよ」。快く貸していただいた。そして当日は純白のドレスとタキシードだったか、二人はボートに乗り元気にペダルを漕いで見せた。大成功。館内の出席者から割れんばかりの大きな拍手が贈られたのは言うまでもない。

 ◆もう一つの6月。それは株主総会の時期であること。当社も休館日の今日、2階大広間で株主のほぼ半数に当たる30社の代表が出席して行なわれた。当社の社長は大株主である市長が務めている。といっても当社からの給与などはなく、会社設立総会時に当然大株主となる延岡市(市長)が社長を務めることが承認されていて今にいたっている。開会の冒頭に首藤社長(市長)の挨拶があった。「健康づくりの施設として年間20万人を超す利用者があるのは本市にとっても“財産の一つ”であり、市民に大きな生きがいを与え続けている」と当施設の必要性を語っていた。

 ◆残念ながら18年度の決算は減収減益。一昨年度の黒字から一転、昨年度は赤字決算だった。すでに今年度も2ヵ月半が過ぎ、上期勝負型の当社にとっては9月までが大きなウエイトを占めるだけに、この時期の営業努力は大きい。入館者状況は昨日のブログを参考にしていただき、さらなる入館者増の戦略が必要となる。13年も過ぎるとマンネリ化した運営も見受けられる。残念ながら今の状況では当然リニューアルは厳しく、お金のかからない真心のこもったおもてなしの精神、そういった心を醸成していくのも必要なことではなかろうか。自らの反省もこめて。

 


 ◇写真は総会で使用された生花。一部の花以外は当社の花壇に咲く花です。総会の議案等に黙って聞き耳を立て、見届けてくれました。ありがとう。

  ※今週もまた皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。そろそろ夏休みの親子会の予約が一部満杯になりつつあります。8月上旬までの週末、当社ではお盆前までの週末までが一番利用も多くなる傾向にあります。まず、バスから予約が抑えられますので、計画のある各種グループの団体幹事さんはお早めにご予約下さい。 ℡0982-34-1111 予約係まで。