ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

周辺の植物

2007年06月21日 | 周辺の出来事
  

   梅雨の晴れ間に、周辺を歩いてみた。当館の前(西側)には延岡総合文化センターがそびえ立ち、センターとの間には普通車で4、500台は止められるという大きな駐車スペースがあって、両施設とも大きな催しがあるとすぐにここは満杯となる。だが、平日文化センターに催しがなければ東側のスペースはヘルストピアのお客様が占有している状態だ。当社従業員もこの東側に置いて出勤している。駐車場からヘルストピアまで南側の長浜居住区から流れる川があって、お客様も従業員もそれに架かる橋を渡って館に向かってくる。以前その川は生活雑排水に使われていたらしく、その名残で水質は決して良いとは言えない。濁ってしまっている。水深も満潮時には深いところで大人の胸くらいになり、干潮時浅いところは大人のひざ下辺り、中に沈む岩や石はゴツゴツしている。

 ◆橋の東詰、ヘルストピア側には実のなる木が植樹されている。もう、ピークは過ぎてしまったが、つい一週間前くらいは近くに住み着く鳥の群れがこの実をついばんでいた。その数たるや、無数に木の中に隠れ、人影を見ては一斉に飛び立つなど臆病なくせに、群れをなすと人が近くを通ってもギリギリまで粘ってこの実をつついている。そう、梅雨前から実が付くこの正体はヤマモモである。



 ◆クリーンセンター(清掃工場)から当館までのこの川べりには何十本ものヤマモモの木が植樹され、毎年この時季はかっこうの野鳥のえさとなっている。これらの木にもウラ年とかオモテ年があるのなら、おそらく今年はオモテ年なのかもしれない。それほど枝という枝にたわわに実っていた。まだ、熟れる前の緑色した実から完全に熟した濃いエンジ色まで、成長は枝一つ取っても違う。

 ◆その「たわわさ」が妙に目に焼きついて、今日のブログは周辺の植物たちのアラカルトとしよう。当社玄関口にはちょうど両側に植え込みがある。東側の植え込みにはピンクと紅色のアオイの花が満開を過ぎても悠々と育っている。今年4月から咲き始め、すでに2ヶ月咲き続けている。今年は例年になく花の付きが早いうえに、花の数が多いのが特徴だ。昨年の種子が無数に広がり、いたるところにアオイの花を咲かせてくれている。その奥の方には梅雨に似合う花、紫のアジサイがしこってきた。アオイのピンクとアジサイの紫がうまくマッチ、さらに中央にはマリーゴールドの葉もようやく伸び始め、ややもすると鮮やかな黄色の花を咲かせることになるだろう。そうするとこの東側の植え込みのスペースは紅、紫、黄(赤、青、黄)の三色となってさながら信号機色に変わる。ただ、アオイがマリーゴールドの咲く時期までもってくれるか、これだけが心配。





 ≪植え込み左手(西側)は、植物園からお裾分けしていただいたピンクと赤のペチュニアが今だ元気に花を咲かせてくれています。ここはちょうど坂になっていて、車で来られるお客様もスピードを落として上がってきます。その時に花を見て心をなごませることができれば幸いでありますし、お風呂に入ってすかっと爽やかな気持ちでハンドルを握り、帰りに少しでもこの花で癒されていただくものなら有り難い限りです≫

 ◆この植え込みと大駐車場の花壇の植物を管理してくれているのはマイクロバス運転手のOさんである。家庭でも“葉と実のなる野菜”を栽培しており自給自足、つい先日は菜っ葉ができたと従業員にもお裾分け。根っから耕すことが大好きなOさんである。野ざらしで固まった土壌を桑で掘り起こし、耕して植物の苗を植えている。残念ながら夏までの花は今のところマリーしか見当たらない。先日の株主総会のお花はOさんが丹精込めて育て上げたこれら花壇の花(アオイとアジサイ)である。物も言わず、ただただ“戦況”(総会時の議案)を見届けてくれた花々にも感謝しなくては。時折、定期バスや会員の方々にも感謝である。女子浴場に「庭に咲いていたから」とか「フロントに飾って」と持ち寄っていただいている。いろんな人たちから温かく見守っていただいているんだなぁ。

 ◆改めましてご利用の皆様に感謝申し上げます。