ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

延期、花火大会

2007年06月22日 | 周辺の出来事
 まつりのべおかの花火大会延期が決まった。7月最終の日曜日、29日が参院選の投開票日に当たるため。どんな催しでも選挙には勝てまい。ましてや国政選挙。今国会で注目されている法案が山積みしているだけに、ここは花火大会の延期は仕方あるまい。

 ◆昨日のブログで文化センターとの駐車場の共有の件を書いたが、実際にこの駐車場が満杯になることが月1回程度の割合で発生している。一番多い時期が国政選挙のある月で、その月は立候補者の決起集会が同センターで行なわれ、1週間に2、3度満杯となる。日ごろガランとしている駐車場も夕方ともなると動員のかかった各党員や支持する関係者の若手連中が駐車場整理班となって誘導している。

 ◆満杯になることは結構なことだ。結集して陣営を盛り上げ、団結しようとするその意気込みはどの候補者からも見て取れ、地方発展のためという熱い気持ちに皆、賛同している。ただ、一杯になると当社では“弊害”もある。それは、駐車場の問題だ。あれだけ広いスペースがあっという間に車でギッシリ。すると、ヘルストピアに来られるお客様からクレームが。「どうして利用客の分くらい抑えておかないんだ」と。

 ◆この他満杯になるのは文化センター主催事業で大物アーティストを呼んだ時、または県内のエージェントが一流の芸人(アーティストを含む)を呼んだ時、そして、花火大会の時もそうだ。一昨年から会場が延岡大橋の東側、サギ島付近での開催となっている。安全性の問題から惣領、浜砂の堤防は進入禁止となり会場近くまで来ようとすれば、長浜側からとなる。するとここ、大駐車場が一番のターゲットとなる。

 ◆過去2回開催でいずれも駐車場で整理班に追われた。若いカップルの車が白線外に勝手に止めてさっと出ていく。ひどい時には前の車が出れない場所にも、大丈夫だろうと安易に考えて堂々と車から離れる若者も。あきれる。なんとモラルのない人間が多いことかと。

 ◆今年は7月29日に花火大会が予定されていた。当社のピークはお盆後の週末あたりまでで、この日程にはいささか「また大変な時期がくる」と内心穏やかではなかった。ところが今回の国会会期延長による参院選の変更、それによって約ひと月間の延期は正直「ホッ」としている。これで夜の混雑も緩和できるかなと。

 ◆だが、あなどれない。花火大会を甘くみちゃいけない。一体どこからこの人達は集まってくるんだ、というくらい次から次に車が押し寄せてくるこの時だけは。そのたびに頭を下げ、「駐車場は一杯です」と実行委員の整理班と同じ行動を取りながら、汗ふきふきして案内している。

 ◆8月26日か夏休み最後の日曜なんだな、今年の大会は。今日の夕刊デイリーにも延期の記事が書かれていた。昨日実行委員会の会合で決まったらしい。延期の日程については、花火業者とのスケジュールの調整もあったという。同日(7月29日)実施では、警察警備の問題や投票所の閉鎖時間と花火打ち上げの時間の問題、これによって交通渋滞に巻き込まれ開票が遅くなる恐れも出てくるなど、様々な角度から検討されたようだ。そして、当日のスタッフが投開票場にも携わっていることから、花火スタッフが半減するなど人の問題も発生していた。

 ◆ここまでして花火を成功させようとするスタッフには頭が下がる思い。だがもう一つ。それは駐車場の問題。それさえクリアしてくれれば何も言うことなし。目の前で花火が見れるなんて、ローケーション的には最高なんだがなぁ当社も。何せ、西側に面するレストラン、浴場はガラス越しでも十分に音も楽しめるのだから。

 ◆おっと、大きい声では言えない、言えない。当社が花火大会の穴場であることを。その代わり駐車場が一杯になる前に入館しておかないと、慌てて向かってきても結局車から見るはめになってしまう。それほど当日は車が数珠つなぎになってしまってます。楽しむのならば何事も早めの行動しかないですね。

 ◆最後に夕刊記事の終わりの方に「子どもたちは花火大会までにぜひ夏休みの宿題を終わらせておいてほしい」と呼びかけていた。成功させたいとするスタッフのその気配りにも温かみを感じた次第。駐車場整理班も頑張るけど、花火実行委員も頑張れ。