・ メガネ

　　　打水や片袖もちて京女　　枚方　西田　文


メガネ梟　　　　　（アイヌコタンお土産）
　メガネ合わせは難しい。
パソコンがなにやら見にくくなってきた。若干新聞もと最近メガネが気になっていた。
３年ぶりになるが、いつもの蒲生の眼鏡屋さんで合わせた。
最近の累進レンズは良く出来ていて、モニターと読書が楽に使い分けられると薦められ、初めその気はなかったが、
試し使いをしていると以前より累進の出来がよく調子が良い。遠視＋乱視もよく調整されている。
結局これに作り変え、半月ほど使った。
だが、どうも肝心のモニターを見るときの調子が良くない。使う距離を変えてもうまくいかない。
とうとう馴染まず、使い慣れた単焦点レンズに作り変える羽目になる。
調整後のお試しタイム中に、新聞やら雑誌、細かい地図と色々具合いを見たが、
パソコンモニターまでは見ていなかった。
一番のきっかけとなった物を確認せずに、作り変えてしまったところに因があったようである。
メガネ合わせは難しい。