Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

上郡アルプス縦走

2018-01-30 | 日記
そろそろ雪山欠乏症気味なのですが、急に降ったドカ雪なので、「ラッセルが大変…」ということで、Yさんのお力をお借りして、
上郡アルプス全山縦走してみました。

前もって、石戸公民館に1台デポしておいて、生駒山の登山口から、9時30分スタートしました。


お天気は快晴で、少し寒さが緩んだのか、登り始めてすぐに暑くなって上着を交換しました。

展望の良い岩場を楽しみながら、すぐに生駒山山頂。

先が長いので、すぐに大鳥山に向かって、縦走開始しました。

急坂を下って、登り返して、10時20分大鳥山到着。


北に千種川と、白旗山や愛宕山から後背の山並み。


点名鍛治から船谷山までは、先日歩きました。
何度もアップダウンがありますが、今日はYさんと一緒なので、ペースがとても速いです…

これから向かうとんがったピークが目の前に。



再びいったん下って、登り返すのですが、途中に峠がありました。

台座から降ろされた2体のお地蔵さまがあって、鳳張峠とありました。
 

急坂を上って、鳳凰山です。

ここは南に開けていて、休憩にもってこいの丸太のベンチがあって、時間もちょうど11時30分なので、ここでお昼休憩です。

展望も良好です。智頭線や山陽本線の列車が走っています。

 

陽射しが暖かで、ゆっくり座って、温かい飲み物がおいしいです。

そこからすぐに、点名岩木山です。

この辺りから、展望がなくなって、林間の小道を行くようになりました。
さくらストリートと名付けてあって、歩きやすくて、これまでとは打って変わって、アップダウンの少ないコースです。

山桜の広場がありました。桜の木に横綱とか大関とか銘打ってあり、気持ちの良い広場です。


この辺りの尾根道は両サイドが削れていて、たたら場を見るようでした。
備前は昔から刀剣で有名なので、製鉄業も行われていたのでしょうか。
それとも近くの旭日鉱山の関係なのでしょうか。


うねうねしています。

途中で、船岩や市原観音が見える展望所がありました。


白い後山と日名倉山も見えました。


結構な距離ですが、この辺りは比較的平坦なので、歩きやすく、気が付けば14時20分板場峠に到着です。


この峠は、備前と、佐用と上郡、三郡にまたがっています。

ここで、北に方向を変えて、広い尾根をしばらく行けば、
空山(点名滝の上)です。

宍粟50名山にそっくりの山頂標柱がありました。

ここが、445.5m、今日歩いてきた上郡アルプス縦走路の1番高いピークでした。

ここから徐々に高度を下げて、近畿自然歩道に合流して、しばらくで、廃村皆坂です。


いつ頃まで、生活されていたのかわかりませんが、まだ住めそうな住居から、完全に廃墟になった建物、石垣や棚田など、
興味深く歩きました。

最後に鹿柵を開閉して、大鳥圭介公生家跡の資料館の目の前が、デポ地の公民館でした。15時30分。



全長15㎞、ここには紹介しきれないほどの見所があり、低山ですが、ほとんど退屈することなく歩くことができました。
楽しいご同行者のおかげもあるかと思いますが…

岩木山からは、最低限の整備がしてあるようで、倒木や歩きにくいところもありましたが、必要十分なナビテープと、案内板。
素晴らしいコースだと思います。

前半の展望尾根から、後半の静かな落ち着いた裏山風な小道、本当に楽しく歩くことができました。

  

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