北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影速報】イージス艦こんごう大阪港一般公開,摩耶山を遠望するオールドレディ(2023-08-27)

2023-09-02 20:20:28 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■イージス艦こんごう
 こんごう一般公開をEOS-M5にて撮影しました写真の方でお伝えしましょう。

 イージス艦こんごう一般公開、COVID-19感染拡大とともに護衛艦の艦艇広報が一時期まったくなくなり、特にコロナワクチンの接種開始前での艦艇広報は、満載排水量1万tのイージス艦あたご一般公開が丸一日の公開で40名という、観艦式以上の競争となっていた。

 ロービジ時代、COVID-19の時代とともにひっそりと進んでいたのは護衛艦の艦番号などを見えにくくする、灰色の船体に薄灰色の艦番号を記しいままでの白色の艦番号に別れを告げるという改訂が行われていまして、気づけば大半の護衛艦がロービジ塗装となります。

 こんごう竣工は1993年で今年が就役30年、そして護衛艦の耐用年数を考えればそろそろ後継艦計画があってしかるべきなのですが、なかなか具体化しません。最新のイージス艦は、まや型護衛艦の護衛艦はぐろ、艦番号は180で、次の艦番号も気になるところです。

 181はヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが、が使っていますので、どうなるのか。161という原点回帰をめざすのか、当面使わなさそうな141でイージス艦はるな、となるのか。いずれにせよ次のイージス艦は考えなければならない段階となっている故、関心事です。

 佐世保のイージス艦ですので、SPY-1レーダーの性能などはメーカーの説明を信じることにして敢えて聞かず、いま佐世保はどんな感じなのか、COVID-19感染拡大以来行っていないというよりも、くらま除籍以来行っていない佐世保の話題のほうが気になるのです。

 レモンステーキ食べにハンバーガー食べに佐世保、というのはちょっと、そこまで行かなくとも大阪で食べられないものか、といわれてしまいそうですが、護衛艦を眺め、大村城などを探訪する旅行に併せて、佐世保に行きたくなってしまう。西九州新幹線もね。

 基地の街、しまった、と思ったのは、鳥きん、カレーのブラック、いちばん肝心なことを聞くのを忘れてしまい午前中の一般公開の時間が終わってしまったこと。ただ、大阪のお友達が寝坊して午後から見学するということで、ついでに聞いてきておねがい!、と。

 鳥きん、ブラック、ともに普通に営業しているという。鳥きん、とり刺しあ名物で、鶏肉を刺しで大丈夫なのかい、なんて思ったのは昔の話、専用に管理された鶏肉ゆえに鳥料理としてはかなりお高いのですけれども、あれだけは九州でなければ食べられません。

 横須賀で鳥きんの話題を知りまして、舞鶴でも、なぜか航空自衛隊の千歳基地でも。これは地上展示の海上自衛隊の方から聞いたというウチワねたなのですけれども、有名店ということで行ったのがはじまりでした。みなさんも佐世保寄港の際に食べに行くという。

 こんごう艦上で、まわりの方は射程を聞きたがる好事家と勤務の実情を知りたい学生さんにまじって、こんな佐世保日常の話題を重ねていたのですが、同時に、熱心だなあとおもったのは地本のリクルート、そうとうリクルートも厳しいことは報道でも知られる通り。

 ロービジの塗装を、そういう話題とともに見上げますと、艦番号から艦艇の行動が商船や海上民兵などから広がらないようにしなければならないという現状が、実は開戦は近いのではないか、台湾海峡の緊張は報道以上に緊迫化しているのではないか、考えてしまう。

 開戦が近いのか。むずかしいのは国際関係を俯瞰しますと、和戦を決する分水嶺がわかりにくい、これはウクライナもそうでしたが福島第一原発処理水問題ひとつとって、ここまで過剰反応が有るのを予測できなかった、だからこそみきわめもむずかしくなるのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-三条,江戸前握り寿司か京伝統の押し鮨かいま決断の時

2023-09-02 14:11:06 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 榛名の京都呑み、というどこかで聞いたような表題を考えたけれども昼間に必ず呑むわけでもないのでそのままにしまして今回探訪したのは烏丸御池駅の直ぐちかく。

 三条通。もちろん舞鶴の三条通ではなく京都の三条通なのだけれども、ここは三条大橋が有名だけれど、東は京阪の駅がある四宮に始まり西は阪急の駅が近い渡月橋まであるという、嵐電本線よりも遥かに長い通りです。そしてその沿道には美味しいお店が。

 江戸前、こういうと伝統的な京都の押し寿司はどうした、と訝られるかもしれませんが、実はわたしは、ファストフード的な感覚で素早くいただける江戸前寿司はけっこう好きだったりする、それも握りたての、ね。そして逆に押し寿司は保存食に思えてくる。

 握りセット、ここは京都市中京区の烏丸御池駅から三条通を西へ進んだ、鷹山の山鉾が祇園祭に久々に復活したことで知られる三条通新町東入ル衣棚町で、鷹山の山鉾が宵山の時に鎮座している直ぐ右側、といえば場所がわかる人にはわかるでしょうお寿司屋さん。

 すし善さん、にぎり盛合せ上。自衛隊行事紹介では先ずお寿司屋さんでは並みを注文して力量を見極める云々ともう5回くらい、もっとか、書いたけれども、ここすし善さんは、なにしろ三条に店を出しているのだ、シャリが柔らかく硬く握られる丁度よいあんばい。

 寿司、というのは色合いで宝石箱の様な原色の鮮やかな様子を愛でて、しかしさっさと素早くいただけるというのが良い、暑い日日にはもう一つ酢飯の酸味が染みわたりなにかこう疲労感も吹き飛ばしてくれるような、そんな気がするのは寿司の魔法というべきかな。

 穴子押寿しという他にも京都伝統の押し寿司もあるのだけれども、この日はもう売り切れていた。もう一つここはちらし寿司が、錦糸卵からして肴になるほど美味しいもので、そしてお値段は上寿司ともども千数百円のお手頃水準に収めている、高いのもあるけど。

 寿司は高級感ある料理、という印象が世界に定着してしまったようだけれども、元を探せば押し寿司は保存食で握りずしはファストフード、巻きずしはエアクルーランチ式MRE軍用携行食、は言い過ぎか、ともあれこう気軽に楽しめるのが本来の姿だと思うのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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【京都幕間旅情】京都市営地下鉄20系,定着しつつある新型車両が置換えるのは開業当時の京都市営地下鉄10系

2023-09-02 07:00:01 | コラム
■京都市営地下鉄20系
 新時代というか漸くの世代交代を歓迎すべきなのか。

 京都市営地下鉄20系、昨年運用開始以来定着してきたといいますかなぜか地下鉄に乗る際は近鉄電車がやってくることが多い当方としまして、漸く日常的に載るようになってきたなあ、とどっちが来るか10系か20系か近鉄電車か占いを一人で始める今日このごろ。

 10系電車が烏丸線開業以来の電車で、方向幕には北大路行がある時代の車両ですので、開業以来初の代替わりなのですが、驚いたのは導入開始計画が示された時点で市民の声として、経営が苦しいのに新型車を導入するとは何事か、と声が多く寄せられたという。

 近鉄線が乗り入れる烏丸線、近鉄を見ますと3500系などが、これは一見してステンレス車でちょっとステンレス車草創期の形状が逆に新鮮だったのですが、老朽化により改修もできなくはなかったのですが、車体形状など費用対効果にかんがみ断念した歴史が。

 近鉄3200系などは同じ3000系統ということで3500系の車体部分を使っていると誤解されているようですが、あちらは界磁チョッパ制御でこちらはういいんという音で親しまれるVVVFインバータ制御、近鉄京都線繋がりであっても、全くの別の車両という。

 鉄道車両の延命改修は難しいのです、それは新造車の費用よりも維持費がかさむことと、電気指令式ブレーキを採用する車両では一両の不具合が編成すべての不具合になり、しかも追い越し線のない烏丸線では一両が立ち往生すると全線が丸一日運休となりかねない。

 市営地下鉄、驚くことに開業当初は四両編成で、1981年開業当時は京都駅と北大路駅を結ぶ路線でしかありませんでした。ここが竹田延伸に併せ六両編成化したものがあり、結果的にここで増結した初期の編成は車体疲労が蓄積しているという事も否めないのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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