■自衛隊関連行事
秋が漸くと実感する程に夜が涼しくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事予定の紹介です。
今週末は自衛隊関連行事が目白押し、方面隊行事に練習艦一般公開と旅団祭に地対艦ミサイル連隊、いろいろと執り行われまして、中には事前応募が必要な行事もあるのですが、久々に一般公開が行われる行事もあり、特に本州の戦車部隊全廃の動きなどを受けての再編、今見ておかなければ防衛力の概要を知る事もできなくなる転換期の部隊もあります。
中部方面隊創設62周年記念行事、完全一般公開により行われます。西日本と四国地方全域を防衛警備管区として受け持つ中部方面隊は京都市に大阪市と神戸市や名古屋市に広島市と岡山市など大都市が数多く並び、首都圏と並ぶ政経中枢地域を担当するとともに長大な山陰若狭北陸地方の日本海沿岸は対岸に北朝鮮を睨む沿岸防備の重責も担う方面隊です。
伊丹駐屯地にて行われます中部方面隊創設62周年記念行事、しかし今年度は例年阪急伊丹駅とJR伊丹駅から運行されているシャトルバスが運行されませんので、路線バスを利用する必要がありますのでご注意ください。第3戦車大隊は今年度末の師団改編により廃止改編が待っていまして、年々少なくなる74式戦車を記憶する機会、大丈夫かと思う機会だ。
第5旅団創設18周年・帯広駐屯地創設71周年記念行事が、10月2日に事前応募制により開催されます。北海道の道東地域を防衛警備管区として受け持つ旅団で、90式戦車を基幹とする戦車大隊と機械化された普通科連隊などを基幹としていますが、年々進む即応機動連隊へ装甲車を抽出されており、遠くない将来に装備の強化を考えねばならない部隊です。
美唄駐屯地創設45周年記念行事、第2地対艦ミサイル連隊が駐屯しています。陸上自衛隊の指標と共にロシア軍北海道上陸を阻止する決戦兵力といえるのが地対艦ミサイルなのですが、美唄駐屯地はあの2011年東日本大震災により自衛隊行事が全面中止となった後に最初に駐屯地記念行事を再開した部隊です、そしてこのミサイルは2011年に撮影したもの。
第77回国民体育大会いちご一会とちぎ開会式ブルーインパルスが栃木の宇都宮市上空を飛行します、国民体育大会開会式に併せてのもので、飛行は明日10月1日土曜日の1415時とのこと。国体に併せての飛行は祝賀飛行であり、航過飛行が中心ですので航空祭のような飛行展示ではないのですが、ブルーインパルスを見上げられる貴重な機会でしょう。
航空自衛隊関連では佐渡分屯基地開庁67周年記念行事と饗庭野分屯基地開庁50周年記念行事が行われます、佐渡分屯基地は第46警戒隊のレーダーサイトなのですが、少々行く際には離島という事で交通に留意が必要かもしれません。饗庭野分屯基地は滋賀県高島市、ペトリオットミサイル部隊の第12高射隊が展開、夏に行われた行事とは別の基地祭です。
富山駐屯地創設60周年記念行事、施設中隊中心の百数十名という規模ではありますが分屯地でなく駐屯地だ。砺波市の駐屯地で大きな舞台ではないのですが精一杯の行事が行われます、駐屯しているのは第7施設群隷下の第382施設中隊で、元々は地区施設隊の駐屯地という歴史がありまして業務隊と基地通信分遣隊が駐屯している地域密着型の駐屯地です。
徳島航空基地祭、もう一つは徳島教育航空群の展開している徳島航空基地の航空祭です、一応今週末唯一の航空祭ということになるのでしょうか、TC-90練習機を運用していまして派手な展示ではなくゆったりとした地上展示中心の行事です。この他、函館港練習艦かしま練習艦しまかぜ一般公開がありまして、お時間などは地本HPをご確認ください。
COVID-19は感染者数がおちついているものの、致死率が0.3%と、これは季節性インフルエンザと比較し非常に高い水準で推移している点が非常に気になります。29日の新規感染者数は4万2173名、全国の感染者数が8月でいう東京都の感染者数程度に収まっていまして、これはある種、手堅い感染対策の勝利といえるのかもしれません、が死者数が多い。
4万2173名に対して死者数は127名、これはピーク時の四割以下まで抑えられてはいるのですが、死亡率を計算しますと0.3%、これも当初の致死率1.9%と比較するならばかなり抑えられた数字といえるのかもしれませんが、しかし季節性インフルエンザは0.1%を越えることはまず無く、実質0.009%ということを考えますと、0.3%はかなり高いのではないか。
オミクロン株対応ワクチンの接種が開始されていますので、この数字も徐々に低下してゆくことを期待したいのですが、インフルエンザよりも遙かに高い感染力と、そしてこの致死率はやはり、インフルエンザを遙かに越える致死率となっています。感染対策、しかし結局は日本ではこの0.3%という数字をいつかは受け入れねばなりません。ただ、今なのか。
ただ、感染対策を徹底して押さえ込む、少なくとも現状の対策を継続しない限り、例えば学校でいえば30名学級で毎年流行するとして、両親にも感染が広がるならば数年に一名程度は児童生徒本人かその両親のいずれかがクラスから消える、0.3%というのはその数字なのですね。感染拡大を押さえ込む努力をするならば、納得はできるのだが数字が大きい。
コロナ孤児問題、回避しなければならないのは、わたしの経験が特殊なのかもしれませんが、わたしが子供の頃に義務教育期間中、クラスメイトが風邪で死亡することも風邪で両親のどちらかを失ったということはありませんでした、風邪というものは罹患すると苦しいが数日だけ、これがふつうの風邪です、しかし孤児となれば苦しみは障害続くのですね。
異常といえる致死率、0.3%ならば小学校でいえば6学年3クラスとしても毎年一人死ぬくらいではないか、六年間でも六人だ、受け入れてがんばろう、こうした反論があるのかもしれませんが、人命はそれほど軽んじられるほど、日本は出生に余裕があるのだろうか、こうしたことをどうしても考えるのです、故に"まだ"対策は必要なのです。反論は受けます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・10月2日:第5旅団創設18周年記念行事
・10月2日:美唄駐屯地創設45周年記念行事
・10月1日:函館港練習艦かしま練習艦しまかぜ一般公開
・10月2日:佐渡分屯基地開庁67周年記念行事
・10月2日:富山駐屯地創設60周年記念行事
・10月2日:饗庭野分屯基地開庁50周年記念行事
・10月2日:中部方面隊創設62周年記念行事
・10月1日:徳島航空基地祭
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
秋が漸くと実感する程に夜が涼しくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の行事予定の紹介です。
今週末は自衛隊関連行事が目白押し、方面隊行事に練習艦一般公開と旅団祭に地対艦ミサイル連隊、いろいろと執り行われまして、中には事前応募が必要な行事もあるのですが、久々に一般公開が行われる行事もあり、特に本州の戦車部隊全廃の動きなどを受けての再編、今見ておかなければ防衛力の概要を知る事もできなくなる転換期の部隊もあります。
中部方面隊創設62周年記念行事、完全一般公開により行われます。西日本と四国地方全域を防衛警備管区として受け持つ中部方面隊は京都市に大阪市と神戸市や名古屋市に広島市と岡山市など大都市が数多く並び、首都圏と並ぶ政経中枢地域を担当するとともに長大な山陰若狭北陸地方の日本海沿岸は対岸に北朝鮮を睨む沿岸防備の重責も担う方面隊です。
伊丹駐屯地にて行われます中部方面隊創設62周年記念行事、しかし今年度は例年阪急伊丹駅とJR伊丹駅から運行されているシャトルバスが運行されませんので、路線バスを利用する必要がありますのでご注意ください。第3戦車大隊は今年度末の師団改編により廃止改編が待っていまして、年々少なくなる74式戦車を記憶する機会、大丈夫かと思う機会だ。
第5旅団創設18周年・帯広駐屯地創設71周年記念行事が、10月2日に事前応募制により開催されます。北海道の道東地域を防衛警備管区として受け持つ旅団で、90式戦車を基幹とする戦車大隊と機械化された普通科連隊などを基幹としていますが、年々進む即応機動連隊へ装甲車を抽出されており、遠くない将来に装備の強化を考えねばならない部隊です。
美唄駐屯地創設45周年記念行事、第2地対艦ミサイル連隊が駐屯しています。陸上自衛隊の指標と共にロシア軍北海道上陸を阻止する決戦兵力といえるのが地対艦ミサイルなのですが、美唄駐屯地はあの2011年東日本大震災により自衛隊行事が全面中止となった後に最初に駐屯地記念行事を再開した部隊です、そしてこのミサイルは2011年に撮影したもの。
第77回国民体育大会いちご一会とちぎ開会式ブルーインパルスが栃木の宇都宮市上空を飛行します、国民体育大会開会式に併せてのもので、飛行は明日10月1日土曜日の1415時とのこと。国体に併せての飛行は祝賀飛行であり、航過飛行が中心ですので航空祭のような飛行展示ではないのですが、ブルーインパルスを見上げられる貴重な機会でしょう。
航空自衛隊関連では佐渡分屯基地開庁67周年記念行事と饗庭野分屯基地開庁50周年記念行事が行われます、佐渡分屯基地は第46警戒隊のレーダーサイトなのですが、少々行く際には離島という事で交通に留意が必要かもしれません。饗庭野分屯基地は滋賀県高島市、ペトリオットミサイル部隊の第12高射隊が展開、夏に行われた行事とは別の基地祭です。
富山駐屯地創設60周年記念行事、施設中隊中心の百数十名という規模ではありますが分屯地でなく駐屯地だ。砺波市の駐屯地で大きな舞台ではないのですが精一杯の行事が行われます、駐屯しているのは第7施設群隷下の第382施設中隊で、元々は地区施設隊の駐屯地という歴史がありまして業務隊と基地通信分遣隊が駐屯している地域密着型の駐屯地です。
徳島航空基地祭、もう一つは徳島教育航空群の展開している徳島航空基地の航空祭です、一応今週末唯一の航空祭ということになるのでしょうか、TC-90練習機を運用していまして派手な展示ではなくゆったりとした地上展示中心の行事です。この他、函館港練習艦かしま練習艦しまかぜ一般公開がありまして、お時間などは地本HPをご確認ください。
COVID-19は感染者数がおちついているものの、致死率が0.3%と、これは季節性インフルエンザと比較し非常に高い水準で推移している点が非常に気になります。29日の新規感染者数は4万2173名、全国の感染者数が8月でいう東京都の感染者数程度に収まっていまして、これはある種、手堅い感染対策の勝利といえるのかもしれません、が死者数が多い。
4万2173名に対して死者数は127名、これはピーク時の四割以下まで抑えられてはいるのですが、死亡率を計算しますと0.3%、これも当初の致死率1.9%と比較するならばかなり抑えられた数字といえるのかもしれませんが、しかし季節性インフルエンザは0.1%を越えることはまず無く、実質0.009%ということを考えますと、0.3%はかなり高いのではないか。
オミクロン株対応ワクチンの接種が開始されていますので、この数字も徐々に低下してゆくことを期待したいのですが、インフルエンザよりも遙かに高い感染力と、そしてこの致死率はやはり、インフルエンザを遙かに越える致死率となっています。感染対策、しかし結局は日本ではこの0.3%という数字をいつかは受け入れねばなりません。ただ、今なのか。
ただ、感染対策を徹底して押さえ込む、少なくとも現状の対策を継続しない限り、例えば学校でいえば30名学級で毎年流行するとして、両親にも感染が広がるならば数年に一名程度は児童生徒本人かその両親のいずれかがクラスから消える、0.3%というのはその数字なのですね。感染拡大を押さえ込む努力をするならば、納得はできるのだが数字が大きい。
コロナ孤児問題、回避しなければならないのは、わたしの経験が特殊なのかもしれませんが、わたしが子供の頃に義務教育期間中、クラスメイトが風邪で死亡することも風邪で両親のどちらかを失ったということはありませんでした、風邪というものは罹患すると苦しいが数日だけ、これがふつうの風邪です、しかし孤児となれば苦しみは障害続くのですね。
異常といえる致死率、0.3%ならば小学校でいえば6学年3クラスとしても毎年一人死ぬくらいではないか、六年間でも六人だ、受け入れてがんばろう、こうした反論があるのかもしれませんが、人命はそれほど軽んじられるほど、日本は出生に余裕があるのだろうか、こうしたことをどうしても考えるのです、故に"まだ"対策は必要なのです。反論は受けます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・10月2日:第5旅団創設18周年記念行事
・10月2日:美唄駐屯地創設45周年記念行事
・10月1日:函館港練習艦かしま練習艦しまかぜ一般公開
・10月2日:佐渡分屯基地開庁67周年記念行事
・10月2日:富山駐屯地創設60周年記念行事
・10月2日:饗庭野分屯基地開庁50周年記念行事
・10月2日:中部方面隊創設62周年記念行事
・10月1日:徳島航空基地祭
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関