愛知県警 抗議報告

2005-02-08 23:07:53 | 集会情報
2月5日の守山駐屯地前での警備について、今日、愛知県警に
訴訟の会の池住さん、木村さん、山本の3人で、添付の抗議書を
提出してきました。
(当日の経過については、抗議書を参照)

受付で、来意を告げて待っていたところ、住民サービス課の職員が
対応に出たので、主旨が違うので、警備課の責任者が対応するよう
伝えました。
警備課の、村瀬課長補佐・宇野係長(当日現場にいた)の二人が対応し
ました。はじめは、警備は必要があって行っている、「抗議文」は受け取
れないと頑なに拒否をしていましたが、当日のだまし討ちのような不当・
過剰な警備に対しての抗議であり、その上で今後このようなことがないよう
にという申し入れをしているのであって、抗議を受け取らないことは大問題
という主旨の、池住さんの丁寧な説得によって、3回上司(多分)に伺いを
立てに中座した後、やっと受け取りました。
私たちの正当な活動に対して、威圧するような不当な介入に対して、
今後も一つひとつきちっと声をあげることが重要だと思います。

2月12日にも守山から第2次が派兵されます。
基地正門前9時集合ですので、みなさんご参加ください。

山本みはぎ
 
守山署に対しても抗議書を持参しました(池住さんのみ)が、池住さんの
報告です。

守山署は田重田(たじゅうた)龍二警務課長が対応し、最後まで頑なに
「抗議書は受け取らない。それでも書類を置いていけば廃棄する」との繰り
返し。私は重ねて穏やかに、市民から抗議されるような警備をしたにも拘わ
らすその抗議書も受け取らないというのはどういうことか、その理由を文書
で書いて返答を、なとど繰り返し述べましたが、田重田さんはまったく相手に
しないという非礼で不誠実の対応に終始しました。それでも文書を提出し て、
署をでてきました。部下がいた手前もあったでしょうが、このような方に
出会ったのは覚えがないくらい、久しぶりでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここから
2005年2月8日

愛知県警察署長 様
守山警察署長  様
抗議書

 2月5日、守山陸上自衛隊第10師団がイラクへ向け派兵されましたが、その際、
守山駐屯地正門前での私たちに対する愛知県警の過剰且つ不当な警備に対して、強く
抗議します。

私たち「有事法制反対ピースアクション」と「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」のメ
ンバー数人は、当日午後12時30分頃、基地正門東側に集合していました。その
際、ピースアクションのメンバーに対して、県警の自称刈谷・杉本・山本の3名(氏
名については後に確認したが本名かどうか不明)が、「ここは空けておきたいので、
もう一区画南に移動して欲しい」旨の申し入れがありました。私たちは「私たちの前
に警備の警官を置かないこと」を条件にし、当の3名がこれに同意した上で南の歩道
上に移動しました。ところが移動して間もなく、別の人物が「ここは邪魔になるので
路地に移動して欲しい」と言ってきました。しかし先の県警3名も同意した上で移動
した旨を話して拒否すると、今度は「通行の邪魔になるので歩道の後方に移動するよ
うに」と言ってきました。この間、制服の警官が車道上に立ち、私たちの前方をふさ
ぎました。それに抗議すると私服の警官を配置したので、さらに抗議をすると今度は
「人数を減らす」と言って数名の私服警官がそのまま私たちに向かい合う形で車道中
に立ちつづけました。この間の主なやり取りは、自称刈谷、後に山本と訂正をした県
警の人物とピースアクション事務局の山本みはぎが主に行いました。最後には真意は
定かではありませんがその県警の人物は「機動隊の責任者の方で警備の方針が変わっ
た」と言いました。

 1時15分頃、突然数十人の機動隊員が前方を全てふさぐ形で車道上に整列し、私
たちの抗議行動を妨害しました。ある警察官は歩道の縁石に上がって私たちグループ
の女性メンバーを後ろに追いやり、恐ろしいと思う程の威圧的行為を行いました。私
たちは、警官を前面に並ばせないという当初の同意・約束のもとに移動したのであ
り、歩道上で歩行者の通路を確保するように真中を空けて歩道に立っていたのであ
り、尚且つ、訴訟の会代表の池住義憲がマイクで「合法的に抗議行動をしましょう。
歩道は空けるようにしましょう」とマイクで呼びかけも行っています。

私たちが行った自衛隊イラク派兵反対の意思表示行動は憲法第21条で保障された
「表現の自由」です。これは決して侵されてはならない私たち市民の「権利」です。
しかも私たちの行動はまったく平和的で何ら法律に抵触するような行為ではありませ
ん。この日の愛知県警の私たちに対する対応は、単に同意・約束事項を反故にしたと
いうレベルの話しではなく、憲法21条に定められた表現の自由を制限・侵害する過
剰且つ不当な警備です。

私たちは、愛知県警ならびに守山署のこのような不当・過剰な警備に抗議すると共
に、今後一切このような権利侵害を重ねることのないよう、強く要請します。

有事法制反対ピースアクション(代表 水田洋、寺尾光身)
愛知県名古屋市昭和区白金1-13-10
電話:052‐881‐3573

 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会(代表 池住義憲)
愛知県名古屋市昭和区宮東町260
電話:052‐781‐0165

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