全国空襲被害者連絡協議会・関西ブロックはじまりの集い １０月２７日大阪

２０１２年９月１３日
各位

「全国空襲被害者連絡協議会・関西ブロックはじまりの集い」のご案内

　　　　　　　　　　　　　　　　全国空襲被害者連絡協議会・関西ブロック
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　準備会実行委員会

謹啓　私たちは、全国空襲被害者連絡協議会（略称：全空襲連）・関西ブロックの準備会の実行員会です。突然ですが「全空襲連・関西ブロックはじまりの集い」のご案内をお送りさせていただきます。

民間の空襲被害者に、戦後６７年経った今でも国は謝罪も補償も行っていません。一方、旧軍人・軍属やその遺族には恩給法などの法律があり、国は恩給や年金を支給し、その金額はこれまでに５０兆円を超えています。
　空襲被害者（黒煙に巻かれて消えた人、空襲で親兄弟を奪われ独りぼっちになった人、焼夷弾に焼かれケロイドで職にも就けなかった人、爆弾で手足を奪われた人たち）の援護法の制定を求めているのが全空襲連です。その関西地域のブロックを作ろうというのが今回の集いの目的です。空襲被害者等援護法の制定に向けて、民主党や社民党、共産党、公明党、自民党、みんなの党、無所属の国会議員５０人が集まる超党派の議員連盟ができ、法律案の素案がまとまっていますが、法案の提出には至っていません。また、関東地方や東海、九州、沖縄では、全空襲連の地域ブロックがすでにできていて活動を行っています。

　民間の空襲被害者を援護する法律をつくることは、子や孫の世代の平和をつくることでもあります。法律ができれば、国はやすやすと戦争への道をすすむことができなくなります。お金が相当にかかるからです。第二次大戦後も、世界で多くの戦争が起こり、多くの民間のひとたちが犠牲になっています。日本はもう戦争はしない、巻き込まれないと言えるでしょうか。

　この集いには、４０年前から国に援護法の制定を求め続けている、名古屋空襲で重傷を負い左目を失った杉山千佐子さん（もうすぐ９７歳になります）や 戦争被害者の差別なき国家補償を訴える、全空襲連共同代表の中山武敏弁護士らが、自身の体験も含め、全空襲連の活動の意味や活動内容、援護法案素案について話します。交流を広げてご一緒に、平和な国作りを考えていきましょう。
ご参加、よろしくお願い致します。　　　　　　　　　　　　　　　敬白

記

【日時】　２０１２年１０月２７日（土）
　　　　　開場　午後１時００分　開演　午後１時３０分　午後５時終了予定
【場所】　大阪市立城北市民学習センター
地下鉄谷町線「関目高殿」駅４号出口下車徒歩５分
　　　　　　京阪電車「関目」駅下車徒歩６分
住所：大阪市旭区高殿６－１４－６
【内容】　講演「未解決の戦後補償の解決に向けて」
全空襲連共同代表・中山武敏弁護士
　　　　　「全空襲連の活動内容や現状の報告」全空襲連事務局長・足立史郎
　　　　　「空襲被害者の声」全空襲連顧問・杉山千佐子
　　　　　 参加者の活動の報告や交流、質疑ほか
【入場無料】
【問合せ先】　全空襲連・関西ブロック準備会実行委員会
　　　　　　　〒５３０－００４７大阪市北区西天満６－２－１１
第一住建梅ケ枝町ビル２階　　　関西合同法律事務所気付
０９０－３７１３－１１７９、０９０－３９２０－４３９３


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