『慰安婦問題』で南北共同の決議文が、出る
[2007-05-20 15:26 ソウル、ホン・ジェソン記者]
『日本の謝罪・補償のための連帯闘争の強化』の内容が込められるもよう…21日午前発表
日本軍「「慰安婦」問題の解決のための第8次アジア連帯会議で、韓国、北朝鮮の
共同決議文が発表される。
韓国挺身隊問題対策協議会は、20日から2日間の日程で、ソウル・江北区水踰洞
(カンブクグ・スユドン)のクリスチャンアカデミーハウスで開かれた会議で、
北側の朝鮮日本軍「慰安婦」及び強制連行被害者補償対策委員会(朝対委)と一緒に、
21日に共同決議文を発表すると、この日に発表した。
挺対協の関係者は、「韓国、北朝鮮の共同決議文を発表することに、朝対委側と
合意した後、現在草案を用意しておいた状態で、今晩決議文についての最終検討作業
を進めることにした」として、「決議文は、北朝鮮側の団長の洪善玉(ホン・ソノク)
朝対委委員長が今日の午前に発表した、開会の辞の内容と大きく違わないだろう」と語った。
洪委員長は、この日の午前の開会の辞で、「日本軍性奴隷問題の解決のための闘争で、
志を共にしてきた我々は、10年余りの間の国際的な連帯と協力を強化して、被害者の名誉
と人権の回復のための闘争を、粘り強く繰り広げてきた」として、「しかし、
日本政府は被害者と国際社会の要求を完全に無視し、慰労を込めた温かい言葉の一言を
心から言ったことがない」と語った。
彼女は、「我々は今後も、日本政府が性奴隷犯罪をはじめとする全ての反人倫的な
犯罪の責任を認め、それに対する謝罪と補償を誠実に実現する時まで、皆さんとの連帯と
協力を強化して、元気に闘争していく」と語った。
これによって韓国、北朝鮮の共同決議文には、『南北が共同で日本政府の謝罪と補償を
引き出すために、連帯と協力を強化して闘争していく』という内容が込められるものと見られる。
挺対協は、韓国、北朝鮮の共同決議文と別途に、21日の午前に、アジア連帯会議の参加国
の全員が参加する、共同行動及び決議文も採択する予定だ。
20日の連帯会議では、台湾とフィリピンの「慰安婦」のおばあさんたちが、日本軍「慰安婦」
の強制動員及び過酷な行為の実像(実相)を暴露する証言が出てきた。
挺対協の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表は、主題発表を通して、1992年から開かれた
アジア連帯会議の進行状況と成果を説明した後
▲今後、日本軍性奴隷制度についての文書公開と真相究明
▲国際連帯キャンペーンの日の制定
▲国連及び国際機構を通じた対応活動の強化
▲米国下院の決議案採択以後の、積極的な対応
▲アジア連帯の拡大などの、
今後の課題を提示した。
日本の『女性たちの戦争と平和資料館』の西野瑠美子代表は、最近、安倍総理が米国の
ブッシュ大統領に伝えた謝罪と関連して、「謝罪と責任の意思は、米国のメディアや
ブッシュでなく、被害者たちに伝えられなければならないことなのに、理解できない」として、
「謝罪と責任を、対米外交だけに終わらないよう、アジア国際連帯を通じた運動を展開して
いこう」と発表した。
この日の午後には、仁川女性民友会が『ハルモニの夢』を主題に公演を繰り広げ、また日本、
台湾、フィリピン、インドネシア、オランダ、オーストラリア、ドイツなどの参加国の活動報告
と提言が続いた。
[2007-05-20 15:26 ソウル、ホン・ジェソン記者]
『日本の謝罪・補償のための連帯闘争の強化』の内容が込められるもよう…21日午前発表
日本軍「「慰安婦」問題の解決のための第8次アジア連帯会議で、韓国、北朝鮮の
共同決議文が発表される。
韓国挺身隊問題対策協議会は、20日から2日間の日程で、ソウル・江北区水踰洞
(カンブクグ・スユドン)のクリスチャンアカデミーハウスで開かれた会議で、
北側の朝鮮日本軍「慰安婦」及び強制連行被害者補償対策委員会(朝対委)と一緒に、
21日に共同決議文を発表すると、この日に発表した。
挺対協の関係者は、「韓国、北朝鮮の共同決議文を発表することに、朝対委側と
合意した後、現在草案を用意しておいた状態で、今晩決議文についての最終検討作業
を進めることにした」として、「決議文は、北朝鮮側の団長の洪善玉(ホン・ソノク)
朝対委委員長が今日の午前に発表した、開会の辞の内容と大きく違わないだろう」と語った。
洪委員長は、この日の午前の開会の辞で、「日本軍性奴隷問題の解決のための闘争で、
志を共にしてきた我々は、10年余りの間の国際的な連帯と協力を強化して、被害者の名誉
と人権の回復のための闘争を、粘り強く繰り広げてきた」として、「しかし、
日本政府は被害者と国際社会の要求を完全に無視し、慰労を込めた温かい言葉の一言を
心から言ったことがない」と語った。
彼女は、「我々は今後も、日本政府が性奴隷犯罪をはじめとする全ての反人倫的な
犯罪の責任を認め、それに対する謝罪と補償を誠実に実現する時まで、皆さんとの連帯と
協力を強化して、元気に闘争していく」と語った。
これによって韓国、北朝鮮の共同決議文には、『南北が共同で日本政府の謝罪と補償を
引き出すために、連帯と協力を強化して闘争していく』という内容が込められるものと見られる。
挺対協は、韓国、北朝鮮の共同決議文と別途に、21日の午前に、アジア連帯会議の参加国
の全員が参加する、共同行動及び決議文も採択する予定だ。
20日の連帯会議では、台湾とフィリピンの「慰安婦」のおばあさんたちが、日本軍「慰安婦」
の強制動員及び過酷な行為の実像(実相)を暴露する証言が出てきた。
挺対協の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表は、主題発表を通して、1992年から開かれた
アジア連帯会議の進行状況と成果を説明した後
▲今後、日本軍性奴隷制度についての文書公開と真相究明
▲国際連帯キャンペーンの日の制定
▲国連及び国際機構を通じた対応活動の強化
▲米国下院の決議案採択以後の、積極的な対応
▲アジア連帯の拡大などの、
今後の課題を提示した。
日本の『女性たちの戦争と平和資料館』の西野瑠美子代表は、最近、安倍総理が米国の
ブッシュ大統領に伝えた謝罪と関連して、「謝罪と責任の意思は、米国のメディアや
ブッシュでなく、被害者たちに伝えられなければならないことなのに、理解できない」として、
「謝罪と責任を、対米外交だけに終わらないよう、アジア国際連帯を通じた運動を展開して
いこう」と発表した。
この日の午後には、仁川女性民友会が『ハルモニの夢』を主題に公演を繰り広げ、また日本、
台湾、フィリピン、インドネシア、オランダ、オーストラリア、ドイツなどの参加国の活動報告
と提言が続いた。