大船渡通信 2013・3・2/大船渡・陸前高田支援ネットワークさんから
暖かい日が続いたと思ったら、また寒くなりました。
寒暖の差が大きくなりながら、春が近づいてきているのでしょうか。
写真展まであと1週間余りになりました。
福岡ではかなり好評だったようです。
展示する写真も福岡から名古屋に送られてきています。
あれだけの大きな荷物が宅急便で届いたのには驚きました。
大船渡へ戻すのは、雪の心配も少なくなるので自分で持っていこうかなとも考えています。
(というかそれを口実に大船渡―岩手にいきたいというのが本音かも)
是非、多くの人に見てほしい思うものばかりです。
やはりプロが撮ったものを作品にしたものはちがうのなというのが実感です。
最大でA1サイズの写真は迫力もあります。
津波襲来の瞬間の生々しい光景もあります。
おそらく避難しながらシャッターを切っただろう写真は手ぶれなどもあり、緊迫した状況を伝えています。
満月と一本松の写真など本当に写真作品です。
子ども達の笑顔もあります。
全部で38点です。博物館ギャラリーでは一番広い部屋ですが、半分ほどに間仕切りをして、それぞれの写真をゆっくり見ることができるようにレイアウトします。
残りのスペースには津波の歴史や被害状況や気仙地方の紹介や岩手県の観光ポスター、震災支援への感謝メッセージなどです。
岩手県のポスターなどは、岩手県名古屋事務所から借りました。
チラシをもっていったところ、親切に対応していただきました。
独自展示の内容は観光案内のようにもなっていますが、少しでも岩手県、気仙地方(大船渡、陸前高田)に関心をもってもらって、訪れる人がいてほしいとの願いです。
展示のほかに映像コーナーも作っています。
19インチTVを使います。ギャラリーの一角で落ち着きませんがイスも10脚ほどおきます。
上映する作品とスケジュールは次のとおりです。
3月12日(火)~15日(金)
10:00~12:30 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災
13:00~14:30 岩手は半歩歩き出す
15:00~16:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月16日(土)
10:00~11:30 岩手は半歩歩き出す
12:00~13:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月17日(日)
10:00~11:15 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災(1~3話)
11:30~13:00 岩手は半歩歩き出す
13:30~14:30 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
ポータブルのDVDプレイヤーでは津波関連の映像を随時ながします。
準備に追われつつありますが、正直にいえば近づくにつれ不安が大きくなってきています。
果たして見に来てくれるのだろうか?自分の力量ではかなり無謀なことをしているのではないかなどなど……
そのなかで、お店にチラシを持って行っていただいたり、スタッフ参加、カンパなどみなさんの協力があることが支えになっています。
自分一人でやっているのではないと実感し、本当に感謝しています。
考えられる限りの宣伝もしました。
ネットのイベント案内もかなりのせています。
初めての試みで、中日新聞夕刊の「プラッツ」という広告欄にものせます。
数行で開催告知程度ですが。3月7日~9日です。
マスコミにも連絡していますが、のせてもらえるかどうかわかりません。
是非、一人でも多く見に来てください。
16日座談会もお願いします。回りの人のも教えてください
まだスタッフの人数が足りません。
忙しい時期ですが都合のいい時間に、写真展を見ながらということで協力をお願いします。
カンパも55,000円ほど寄せられています。
かなり助かっています。ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
☆「わかめサポーター」にも今年も取り組みたいとおもっています。
写真展が終わったら、取組を開始します。その折にはよろしくお願いします。
今年は北浜わかめ組合が早取りわかめの販売とわかめの収穫体験などの交流も企画しているようです。
http://www.niji-wakame.com/を参照してください。
3月9~10日の収穫体験は写真展がなければ多分参加していると思います。
震災2周年ということで新聞など震災関連の報道が増えてきています。
明るい話題もありますが、どうしても気になるのは、生活の再建の目途などのことです。
安倍内閣は復興予算の増額やスピードアップをいっていますが、本当に必要な額が、必要な形で回っていくのか不安になります。
被災建物の解体、撤去の問題が報じられました。
6~7次に及ぶ下請け構造で国からの費用が闇のなかで抜かれ(ピンハネ)、実際に作業に当たる業者は赤字覚悟で、それでも
「復興のためになれば」と使命感でやっているというものもありました。
作業員も当然低賃金です。
福島での除染作業も同じ状況(危険手当までピンハネ)で問題になっています。
作業員も原発からの避難している人が大勢います。
岩手でみた東北各地からのナンバーも地元で仕事がない人たちの出稼ぎなのでしょうか。
沖縄からも送り込まれていると新聞に載っていました。
失業率は改善されつつあるといいますが、このように低賃金で働かされる人たちの増加だけではないかと思います。
ピンハネするほうは、机の上だけで法外の利益を得る。
長年にわたる公共事業に群がっていく構造が息をふきかえしているのでしょう。
安倍内閣の国土強靭化………今東北でおきていることが、全国に拡がるだけのことでは……
原発の再稼働―推進……福島だけでなく、汚染問題で苦しんでいる被災地全体の願いとは全く逆方向では……
沖縄でもすべての人といってもいいほど基地に反対(自民党沖縄県連も)し、オスプレイ配備に反対し首相直訴までしているのに………
民主党政権ではだめだといって再登板した安倍内閣も当事者たちの声は聞こえないのだろか……
勇ましいことを言っていることに使うお金のいくらかでも、キチンと被災地や貧困で苦しんでいる人たちにまわれば、大勢の命が助かるのでは……
今回の写真展、震災後2年という時期になります。
もう2年か、まだ2年かそれぞれの想いがあると思います
自分のやれることは本当に小さなものかもしれません。
でも、これからも被災地に自分の心を寄り添わせていく出発にしたいと思っています。
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写真展の詳細です。
3・11大船渡・陸前高田写真展 大震災の現実と復興への歩み
3月12日(火)~17日(日)9:30~17:00 (17日は15:00まで)
入場 無料
名古屋市博物館ギャラリー7 地下鉄桜通線「桜山」下車4番出口から徒歩5分
主催 大船渡・陸前高田支援ネットワーク
○座談会「写真が語る物語」 佐藤 叶さん(大船渡スタジオ)
3月16日(土) 14:00~ 名古屋市博物館ギャラリー7 トークコーナー
岩手県大船渡市で気仙地方(大船渡、陸前高田)の人と自然をとり続けてきた佐藤尚義、叶さんの写真作品30数点を展示。
佐藤さんは津波で壊滅した「大船渡スタジオ」を仮設住宅に住みながら再建を進めています。
同時展示
岩手県気仙地方(大船渡市、陸前高田市、住田町)の紹介、 被災地の移り変わり
映像―被災状況、福島県双葉町の人たち など
現地新聞社が伝えた震災ー写真集、記録集など
展示のほかに映像コーナーも作っています。
19インチTVを使います。ギャラリーの一角で落ち着きませんがイスも10脚ほどおきます。
上映する作品とスケジュールは次のとおりです。
3月12日(火)~15日(金)
10:00~12:30 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災
13:00~14:30 岩手は半歩歩き出す
15:00~16:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月16日(土)
10:00~11:30 岩手は半歩歩き出す
12:00~13:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月17日(日)
10:00~11:15 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災(1~3話)
11:30~13:00 岩手は半歩歩き出す
13:30~14:30 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
ポータブルのDVDプレイヤーでは津波関連の映像を随時ながします。
大船渡・陸前高田支援ネットワーク
〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞三丁目8-10 労働文化センター201
Tel 050-3462-9805
Mail ofunatosien@zm.commufa.jp
URL http://ofunato311.blog.fc2.com
郵便振替口座 00810-9-207019
ゆうちょ銀行 089 当座 0207019
加入者名 大船渡・陸前高田支援ネットワーク
よろしければ、下のマークをクリックして!
よろしければ、もう一回!
暖かい日が続いたと思ったら、また寒くなりました。
寒暖の差が大きくなりながら、春が近づいてきているのでしょうか。
写真展まであと1週間余りになりました。
福岡ではかなり好評だったようです。
展示する写真も福岡から名古屋に送られてきています。
あれだけの大きな荷物が宅急便で届いたのには驚きました。
大船渡へ戻すのは、雪の心配も少なくなるので自分で持っていこうかなとも考えています。
(というかそれを口実に大船渡―岩手にいきたいというのが本音かも)
是非、多くの人に見てほしい思うものばかりです。
やはりプロが撮ったものを作品にしたものはちがうのなというのが実感です。
最大でA1サイズの写真は迫力もあります。
津波襲来の瞬間の生々しい光景もあります。
おそらく避難しながらシャッターを切っただろう写真は手ぶれなどもあり、緊迫した状況を伝えています。
満月と一本松の写真など本当に写真作品です。
子ども達の笑顔もあります。
全部で38点です。博物館ギャラリーでは一番広い部屋ですが、半分ほどに間仕切りをして、それぞれの写真をゆっくり見ることができるようにレイアウトします。
残りのスペースには津波の歴史や被害状況や気仙地方の紹介や岩手県の観光ポスター、震災支援への感謝メッセージなどです。
岩手県のポスターなどは、岩手県名古屋事務所から借りました。
チラシをもっていったところ、親切に対応していただきました。
独自展示の内容は観光案内のようにもなっていますが、少しでも岩手県、気仙地方(大船渡、陸前高田)に関心をもってもらって、訪れる人がいてほしいとの願いです。
展示のほかに映像コーナーも作っています。
19インチTVを使います。ギャラリーの一角で落ち着きませんがイスも10脚ほどおきます。
上映する作品とスケジュールは次のとおりです。
3月12日(火)~15日(金)
10:00~12:30 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災
13:00~14:30 岩手は半歩歩き出す
15:00~16:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月16日(土)
10:00~11:30 岩手は半歩歩き出す
12:00~13:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月17日(日)
10:00~11:15 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災(1~3話)
11:30~13:00 岩手は半歩歩き出す
13:30~14:30 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
ポータブルのDVDプレイヤーでは津波関連の映像を随時ながします。
準備に追われつつありますが、正直にいえば近づくにつれ不安が大きくなってきています。
果たして見に来てくれるのだろうか?自分の力量ではかなり無謀なことをしているのではないかなどなど……
そのなかで、お店にチラシを持って行っていただいたり、スタッフ参加、カンパなどみなさんの協力があることが支えになっています。
自分一人でやっているのではないと実感し、本当に感謝しています。
考えられる限りの宣伝もしました。
ネットのイベント案内もかなりのせています。
初めての試みで、中日新聞夕刊の「プラッツ」という広告欄にものせます。
数行で開催告知程度ですが。3月7日~9日です。
マスコミにも連絡していますが、のせてもらえるかどうかわかりません。
是非、一人でも多く見に来てください。
16日座談会もお願いします。回りの人のも教えてください
まだスタッフの人数が足りません。
忙しい時期ですが都合のいい時間に、写真展を見ながらということで協力をお願いします。
カンパも55,000円ほど寄せられています。
かなり助かっています。ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
☆「わかめサポーター」にも今年も取り組みたいとおもっています。
写真展が終わったら、取組を開始します。その折にはよろしくお願いします。
今年は北浜わかめ組合が早取りわかめの販売とわかめの収穫体験などの交流も企画しているようです。
http://www.niji-wakame.com/を参照してください。
3月9~10日の収穫体験は写真展がなければ多分参加していると思います。
震災2周年ということで新聞など震災関連の報道が増えてきています。
明るい話題もありますが、どうしても気になるのは、生活の再建の目途などのことです。
安倍内閣は復興予算の増額やスピードアップをいっていますが、本当に必要な額が、必要な形で回っていくのか不安になります。
被災建物の解体、撤去の問題が報じられました。
6~7次に及ぶ下請け構造で国からの費用が闇のなかで抜かれ(ピンハネ)、実際に作業に当たる業者は赤字覚悟で、それでも
「復興のためになれば」と使命感でやっているというものもありました。
作業員も当然低賃金です。
福島での除染作業も同じ状況(危険手当までピンハネ)で問題になっています。
作業員も原発からの避難している人が大勢います。
岩手でみた東北各地からのナンバーも地元で仕事がない人たちの出稼ぎなのでしょうか。
沖縄からも送り込まれていると新聞に載っていました。
失業率は改善されつつあるといいますが、このように低賃金で働かされる人たちの増加だけではないかと思います。
ピンハネするほうは、机の上だけで法外の利益を得る。
長年にわたる公共事業に群がっていく構造が息をふきかえしているのでしょう。
安倍内閣の国土強靭化………今東北でおきていることが、全国に拡がるだけのことでは……
原発の再稼働―推進……福島だけでなく、汚染問題で苦しんでいる被災地全体の願いとは全く逆方向では……
沖縄でもすべての人といってもいいほど基地に反対(自民党沖縄県連も)し、オスプレイ配備に反対し首相直訴までしているのに………
民主党政権ではだめだといって再登板した安倍内閣も当事者たちの声は聞こえないのだろか……
勇ましいことを言っていることに使うお金のいくらかでも、キチンと被災地や貧困で苦しんでいる人たちにまわれば、大勢の命が助かるのでは……
今回の写真展、震災後2年という時期になります。
もう2年か、まだ2年かそれぞれの想いがあると思います
自分のやれることは本当に小さなものかもしれません。
でも、これからも被災地に自分の心を寄り添わせていく出発にしたいと思っています。
----------
写真展の詳細です。
3・11大船渡・陸前高田写真展 大震災の現実と復興への歩み
3月12日(火)~17日(日)9:30~17:00 (17日は15:00まで)
入場 無料
名古屋市博物館ギャラリー7 地下鉄桜通線「桜山」下車4番出口から徒歩5分
主催 大船渡・陸前高田支援ネットワーク
○座談会「写真が語る物語」 佐藤 叶さん(大船渡スタジオ)
3月16日(土) 14:00~ 名古屋市博物館ギャラリー7 トークコーナー
岩手県大船渡市で気仙地方(大船渡、陸前高田)の人と自然をとり続けてきた佐藤尚義、叶さんの写真作品30数点を展示。
佐藤さんは津波で壊滅した「大船渡スタジオ」を仮設住宅に住みながら再建を進めています。
同時展示
岩手県気仙地方(大船渡市、陸前高田市、住田町)の紹介、 被災地の移り変わり
映像―被災状況、福島県双葉町の人たち など
現地新聞社が伝えた震災ー写真集、記録集など
展示のほかに映像コーナーも作っています。
19インチTVを使います。ギャラリーの一角で落ち着きませんがイスも10脚ほどおきます。
上映する作品とスケジュールは次のとおりです。
3月12日(火)~15日(金)
10:00~12:30 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災
13:00~14:30 岩手は半歩歩き出す
15:00~16:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月16日(土)
10:00~11:30 岩手は半歩歩き出す
12:00~13:00 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
3月17日(日)
10:00~11:15 3.11を語り継ぐ 民話の語り手たちの大震災(1~3話)
11:30~13:00 岩手は半歩歩き出す
13:30~14:30 原発の町を追われて 避難民・双葉町の記録
ポータブルのDVDプレイヤーでは津波関連の映像を随時ながします。
大船渡・陸前高田支援ネットワーク
〒466-0064 名古屋市昭和区鶴舞三丁目8-10 労働文化センター201
Tel 050-3462-9805
Mail ofunatosien@zm.commufa.jp
URL http://ofunato311.blog.fc2.com
郵便振替口座 00810-9-207019
ゆうちょ銀行 089 当座 0207019
加入者名 大船渡・陸前高田支援ネットワーク
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