安田弁護士は出廷していたら、懲戒になっていたかも/転載

2006-03-20 21:54:39 | 社会
山口県・光市の母子殺害事件の上告審で,安田弁護士ら2名の弁護人が,弁論を欠席したことについて,われわれ,弁護士の立場からは,当然というべきである。ある弁護士が顛末と感想を明確に書いているので,引用したい。

【上告審弁論が3月14日,最高裁第三小法廷で予定されていたが,担当していた弁護人2人が3月初めに辞任した。
▼その後,同月6日付で弁護人選任届を出した安田弁護士と足立弁護士は,弁論するには準備期間が必要な上,当日は日弁連で研修用模擬裁判のリハーサルがあることを理由に弁論期日の3か月延期を申し立てたが,最高裁は直ちにこれを却下した。安田弁護士らは,欠席届を出した上で,同日の弁論は欠席し,上記日弁連に出席した。
▼これに対し,浜田邦夫裁判長は「何ら正当な理由がない不出頭は極めて遺憾」と見解を表明し,3月15日付で4月18日に弁論期日を一方的に指定し,「出頭在廷命令」を弁護人宛送りつけてきた。また被害者遺族は,所属各弁護士会に対し,故意に裁判を遅らせた行為と弁護士会が判断するなら,早急に懲戒手続に入ってほしいと要請してきた。
▼本件は,一審・控訴審無期判決が破棄され,死刑になる可能性の高い事案であって,受任後まもない安田弁護士らが,準備のため,弁論を3か月延期して欲しいと求めることは,刑事弁護人として当然のことである。最高裁の弁論が通常は一度しか開かれないことを考えるならば,準備の整わないままに出席するのは,むしろ刑事弁護人の誠実義務に反する。浜田裁判長は,弁護士出身であるにもかかわらず,「何ら正当な理由がない」と決めつけており,弁護活動に対する不当な攻撃である。】(O弁護士)


言いたいことが書いてあるので,上記引用させて頂きました。

安易に安田弁護士を批判する人は,よく読んでほしい。

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/9383e81408278602f445ed4f164faa55

情報流通促進計画byヤメ記者弁護士・ブログ
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/f238c3d229bb4067612a0b844e7ed62b


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