一昨日は
中間金の受け渡しで都内に行ってきました。
中間金ですからね
本来は社員だけやれる事ですが
今回は買主が中国人のために
今後の事が心配で一緒に立ち会って来ました。
買主側の仲介には中国人の営業マンがいますので
その人を介して意思の疎通を行い契約になりました。
なんせ買主の方は全く日本語ができないそうですから
とても我々のレベルでは契約できません。
で最初に会ったのはその担当営業マンの中国人ですが
本当に驚きましたね
日本人より日本語が話せるって感じです。
性格も温厚で良識があり
まぁAクラスの営業マンですね。
で
あれこれ雑談をしてる内に
買主の中国人が入ってきました。
こちらは一瞬ヤバイって出で立ちでしたね。
身体はプロレスラー体型で
頭は横を刈り上げ上は伸ばして後ろで束ねてました。
外国の危険地帯にたくさんいそうな髪型です。
で
私は担当営業マンが席を外した間
その買主の中国人の性格を知りたく話しかけました
話しかけたと言っても私は中国語ができませんからね
ただ日本語は出来ますかって言葉言えますので
まずそれを尋ねたらノーでした。
で次に
英語は話せるかと聞いたら
少しできます
って返事でしたので
英語で分かり易い言葉で話しかけましたが
残念ながら
英語もダメでした。
しかし
ここまでで私の目的はほぼ達成できました。
言葉は通じませんが
外見とは裏腹に
大変良識のある方だってのが
表情と話し方で伝わって来ました。
で
ここから先はどうして日本で不動産を買う気になったのか?
あるいは中国ではどんな仕事をしてるのか?
大変興味が湧いてきましたので
構わず英語で二言三言話しかけると
聞き取りは少しできるようで
頷きながらスマホで超高速でピコピコ打ち始めました
で
私に画面を見せてくれました
そこには翻訳機能を使って変換した日本語が書いてありました。
まぁ見事ですね。
この翻訳機能を使えば
かなりの意思の疎通ができます。
分かった事は
この買主は上海で3000人の従業員のいる会社の経営者である事
日本が大好きでこれからも時間があれば来るつもりなので
その滞在場所として不動産を買った事
そして
今は中国はお金の持ち出しが厳しいが
もし改善されたら
日本の不動産にできるだけ投資したい
そんな事が書いてありました。
で
最後に年齢を聞いたら
1988年生まれ
30歳だそうです。
私は中国に行った事がありませんが
一度は行くべきですね。
この方を見て強く思いましたね。
大陸は
島国には無いスケールの大きな人間が生まれる
これは間違い無いようです。
30歳の若さで
英語は全く話せなくて
それでも3000人の社員を抱える会社の社長
言い換えれば
中国国内だけでそれだけの市場があるって事です。
貿易戦争をしかけたトランプさん
もしかしたら
覇権を中国に譲ると言う皮肉な結果になるかも知れませんね。
いずれにしても
私たちも
もうアメリカべったりでは無く
どっちにも等距離を保つ
そんな時代になったのかも知れません。
徴用工だのレーダー照射だの
小国同士のいがみあいに
いつまでも関わってる場合ではありませんね。
私の先祖が
ブラジルに渡った気持
なんとなく感じる事ができた経験でした。
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