駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

大陸のスケールの大きさを感じた出会い

2019年02月02日 | お客色々

一昨日は 
 
中間金の受け渡しで都内に行ってきました。 
 
中間金ですからね 
 
本来は社員だけやれる事ですが 
 
今回は買主が中国人のために 
 
今後の事が心配で一緒に立ち会って来ました。 
 
買主側の仲介には中国人の営業マンがいますので 
 
その人を介して意思の疎通を行い契約になりました。 
 
なんせ買主の方は全く日本語ができないそうですから 
 
とても我々のレベルでは契約できません。 
 
で最初に会ったのはその担当営業マンの中国人ですが 
 
本当に驚きましたね 
 
日本人より日本語が話せるって感じです。 
 
性格も温厚で良識があり 
 
まぁAクラスの営業マンですね。 
 
で 
 
あれこれ雑談をしてる内に 
 
買主の中国人が入ってきました。 
 
こちらは一瞬ヤバイって出で立ちでしたね。 
 
身体はプロレスラー体型で 
 
頭は横を刈り上げ上は伸ばして後ろで束ねてました。 
 
外国の危険地帯にたくさんいそうな髪型です。 
 
で 
 
私は担当営業マンが席を外した間 
 
その買主の中国人の性格を知りたく話しかけました 
 
話しかけたと言っても私は中国語ができませんからね 
 
ただ日本語は出来ますかって言葉言えますので 
 
まずそれを尋ねたらノーでした。 
 
で次に 
 
英語は話せるかと聞いたら 
 
少しできます 
 
って返事でしたので 
 
英語で分かり易い言葉で話しかけましたが 
 
残念ながら 
 
英語もダメでした。 
 
しかし 
 
ここまでで私の目的はほぼ達成できました。 
 
言葉は通じませんが 
 
外見とは裏腹に 
 
大変良識のある方だってのが 
 
表情と話し方で伝わって来ました。 
 
で 
 
ここから先はどうして日本で不動産を買う気になったのか? 
 
あるいは中国ではどんな仕事をしてるのか? 
 
大変興味が湧いてきましたので 
 
構わず英語で二言三言話しかけると 
 
聞き取りは少しできるようで 
 
頷きながらスマホで超高速でピコピコ打ち始めました 
 
で 
 
私に画面を見せてくれました 
 
そこには翻訳機能を使って変換した日本語が書いてありました。 
 
まぁ見事ですね。 
 
この翻訳機能を使えば 
 
かなりの意思の疎通ができます。 
 
分かった事は 
 
この買主は上海で3000人の従業員のいる会社の経営者である事 
 
日本が大好きでこれからも時間があれば来るつもりなので 
 
その滞在場所として不動産を買った事 
 
そして 
 
今は中国はお金の持ち出しが厳しいが 
 
もし改善されたら 
 
日本の不動産にできるだけ投資したい 
 
そんな事が書いてありました。 
 
で 
 
最後に年齢を聞いたら 
 
1988年生まれ 
 
30歳だそうです。 
 
私は中国に行った事がありませんが 
 
一度は行くべきですね。 
 
この方を見て強く思いましたね。 
 
大陸は 
 
島国には無いスケールの大きな人間が生まれる 
 
これは間違い無いようです。 
 
30歳の若さで 
 
英語は全く話せなくて 
 
それでも3000人の社員を抱える会社の社長 
 
言い換えれば 
 
中国国内だけでそれだけの市場があるって事です。 
 
貿易戦争をしかけたトランプさん 
 
もしかしたら 
 
覇権を中国に譲ると言う皮肉な結果になるかも知れませんね。 
 
いずれにしても 
 
私たちも 
 
もうアメリカべったりでは無く 
 
どっちにも等距離を保つ 
 
そんな時代になったのかも知れません。 
 
徴用工だのレーダー照射だの 
 
小国同士のいがみあいに 
 
いつまでも関わってる場合ではありませんね。 
 
私の先祖が 
 
ブラジルに渡った気持 
 
なんとなく感じる事ができた経験でした。 


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