窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

趣深い雰囲気の中で牛なべー右近(箱根)

2022年06月15日 | 食べ歩きデータベース


 日頃お世話になっている地元経営者の方のお誘いで、箱根の「牛なべ 右近」さんに初めてお邪魔しました。箱根湯本駅から歩いて15分ほどのところです。



 少しモダンな雰囲気も感じさせつつ、落ち着いた和の佇まい。お品書きによれば、店の名前「右近」は、小田原征伐の際、高山右近が蒲生氏郷と細川忠興に牛鍋を振る舞ったという言い伝えに因んでいるそうです。



 案内された外の座敷は、緑豊かな渓流を眼下に眺めることができます。ちょうどこの日、知人がSNSに日光の渓谷の写真を投稿していて、「ああ、こういうところ行きたいな」と思っていたところだったので、何だか思いが実現したようでした。梅雨寒で6月なのに席は炬燵でしたが、その代わり川の水が多く水音にとてもリラックスできました。この景色は春夏秋冬、さまざまな顔をみせそうです。



 水無月の献立です。お椀は、豆乳と自然薯のすり流し。



 前菜は左から、牛センマイ胡麻酢味噌和え、わさび漬けとクリームチーズきゅうり添え、牛時雨煮、右近のカステラ焼き。



 蒸物、牛すじの玉子蒸し新玉葱餡。



 国産黒毛和牛の牛なべ。茅ヶ崎の新鮮な卵と自然薯につけていただきます。



 御飯は白米も選べますが、せっかくなので牛すじとコーンの炊き込みご飯にしました。



 最後の水菓子は、直送宮崎産マンゴー「太陽のタマゴ」とマンゴープリンでした。



 食事、景色もさることながら、細やかな気配りをしていただいた仲居さん、素晴らしい人柄の経営者の皆さんとご一緒させていただき、大変有意義な時を過ごすことができました。ありがとうございます。

牛なべ 右近



神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋185-5

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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