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アンナ・カレーニナ

2013-05-24 | 映画
今日が上映最終日だというので、 Uクスへ出かけました。

トルストイ作 (1873~77) あまりに有名で知らない人はいないでしょう。

でも半世紀以上前に読んだ私の頭には 朧げな姿しか甦りません。これは見るっきゃなし。


いきなり劇中劇の形で始まり、静止していた人物が、動き始めます。

アンナとカレーニン 夫は政府高官、妻アンナは息子を愛してはいるが、夫には愛を感じていない 夫婦。

アンナとヴィロンスキー 不倫関係ではあるが、海軍将校、ロヴィンスキーと 強い愛で結ばれる。

オブロンスキーとドリー 夫の浮気に悩んでいる子沢山の夫婦。アンナの兄とキチイの姉夫婦。

リョービン とキチイ 一度は断られたリョービン、アンナに恋人ロヴィンスキーを奪われたキチイが、
リョウビンの実直な愛に気づき、結婚した夫婦。

と四組の 夫婦の形を見ながら、今も変わらぬ男女の愛について考えさせられました。

1870年代のロシヤの貴族階級の生活や、文化についても触れられていて面白かった。


アンナ役に キーラ・ナイトレイ、透き通るような美しさに堪能できた。

カレーニン役は ジュード・ロウ いかにも有能そうな高官。

人の心を読めない不器用な人物なんだけど、広い心も併せ持ち最後に残され たアンナの娘を引き取り、自分の一人息子と同じに愛情をかけ育てている。

ヴィロンスキー役は アーロン・テイラー ロシア的な優男、でも最後はカレーニンの 大きな心に救われている。


また 本をてとって見たくなりました。

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