旅人

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あと 何回行けるかな~

幻想曲

2006-01-22 | 私の本棚
隣市まで 雪が降ったのに、当地は全然水気なし。
少し期待してたのにな~

「幻想曲」 ・・(孫正義とソフトバンクの過去・今・未来)  
 児玉博著 読了 。

ライブドア問題 発生前に、読み始めたのですが、 
なんか タイムリーな感じに なりました。

1957年 佐賀県鳥栖市 無番地にて、父 三憲の次男として出生。
日本の大学を出ても、国籍の問題で 将来自分の希望の職種には 
就けないと判断しアメリカの大学を選択する。 其処で パソコンソフト の
世界を識り、日本に帰り、「日本ソフトバンク」 を設立する。

彼の事業センスは、多分に父の影響が あるようだ。
父は 廃品回収・闇焼酎・パチンコ・貸し金業 等 経営しながら、
子供たちの 教育に、力をいれた。
正義は父の職業からは、距離をもち・株・不動産業・を経て ソフトの世界で企業した。

作者は ”孫は 時代の象徴のように見えるが実は違う。
なぜなら 時代を創り上げていく 多くの人々にとって、
孫は 畏敬の対象かも知れないが、ロールモデルには、決してなり得ないからである。
破壊者の 役回りを 終えようとしている孫正義に、
歴史の梟雄(きゅうゆう)の 二文字を 刻むだけな のだろうか。” と記している。

時代の潮目が 変わるとき、その変化を象徴する人物が 必ず登場する。 
過って・・ ソニー・・ホンダ・・ も ベンチャー企業だった。
その伝で ソフトバンクも、世界に 通用する企業に 為れるのか?  

作者はあくまで 孫を 日本では アウトサイダーの存在とし、
”経営者にはなれない” としている。

私には孫は 後に続いた、堀江・三木谷を産んだ、父のように思える。

今日の陽射しは、もう春の様に眩しい。


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