著者、向井湘吾 第二回ポプラ社新人賞受賞作品です。
転校してきた数学おたくの宙「そら」が、「なんでんも数学で解決します」という看板をあげた。
隣席の遥が最初は変な奴、数学なんかで解決できるはずはないと思っていたら、
宙の論理回路にびっくりし、次第に惹かれ協力し合うというおはなし。
相談の内容はというと、学生らしく
「欲しいグローブを手にいれるには」
「部活間でグランドをどうやって利用し合うか」
「部員たちのやる気を出すには」
などの問題を数式で解決してしまう。
ティーンエイジャー向けのお話ですが、方程式が日常にこんな風に使えると
いうことが解って おもしろい一冊でした。
私ももう少し数学的思考でいけたらいいな。
この本は娘の家で出会った本です。