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北京での、あれこれ

2007年11月15日 | せずにはいられない・・旅の話
北京での、あれこれ











北京五輪を控えて
急速にインフラ整備が進んでいる、と
ニュースでよく報道される。


短い滞在時間だったので
あくまでも私が個人的に感じたことだけれど

6月に行った上海のほうが
24時間操業の建設現場が
あちらにもこちらにもあったし

空港とかも、お土産屋さんや
食堂(という感じのものしかない)
免税品店の品揃えも、上海のそれとは
かなり違っていたように思う。


ただ、土地が広いだけあって

道は広いし、新しい建物は
大きくゆったりと作られている。







中国観光で話題になるのは
<お手洗い>なのだけれど

ここでも失礼ながら、その話題を。


全く問題が無かったのは
ホテルのお手洗い。

空港もまずまず。

だけど、それ以外のところは
×××


バス停で、こどもをひょいと抱えて
路上でちぃ~・・・
というシーンを何度もみかけた。


おりしも、私はブログ
<ココロがける>で書いたように

最近、洗面所をきれいにすることを
ココロがけていたのが、
ほぼ習慣化された時期であった。


行きの飛行機の中でも
せっせと洗面台を拭いたり
お手洗い美化に努めていた


・・・しかし、北京では
それを断念せざるを、えなかった。

つまり、<ココロがけて>清掃出来る
範疇では、無かったからだ。


それでも多分、20年前の
お手洗いに扉もついていないような
状況からは見事に進歩しているのであるが

実際は・・・。

お恥ずかしながら
蕁麻疹が出てしまったり、して

ホテル以外の場所でお手洗いに
行ったことを深く後悔した。


今、日本では

<トイレ掃除をしたら、金運がUP

というような本が売れていたり
話題になっていたり、する。

是非、この本が中国で出版されることを
期待したい。

だって、そうすれば

一般市民が株に夢中になるくらいの
中国の人民が、

一斉に金運UPを目指して
お手洗いをキレイにするようになるハズだから。








大きな建物が青い空めがけて
建設されているのをみながら、

ふと

これは、今の地球の流れに
反しているなあ、と感じた。


でもそれは、北京や上海だけの
話では、ない。

私達、日本人
ことさら、東京でもしばしば
感じることで、ある。


ここのところの銀座・東京界隈の
新ビル建設ラッシュと

新しいビルが出来るたびに

押し寄せるヒト。

そして、あふれかえる”モノ”。


かたや、本屋では
<捨てる技術>なる本がベストセラー入りしている。


こんなことで、本当に
<豊かさ>を感じているのだろうか?



このことについては
また後日<本当の豊かさについて>
あらためて書くつもり。


日本に帰化した
中国人の役者さんの一人がこう言っていた。


”中国の人はまだ
環境とかに関心が薄いんですよ。

自分の実家にも、車が3台
ありますけどね、

親にいつも言うのです。

車3台は、必要ないってね。

でも今は、持つことが大切と感じているようです・・・”









王府井では、北京五輪のキャラクターの
大きな看板を掲げたショップが目に付く。


世界中の人が集うオリンピック開催で

中国の方が

そして、私達日本人が、

世界の人々が、


今、この地球上に存在出来ている喜びを
大切に共有出来る意識が生まれることを

祈りたい、と


やけに良く晴れた王府井の
歩行者天国のど真ん中で、

思うのだった。






















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