せろふえ

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100均資本主義 郭洋春

2024年04月25日 | 日記
100均資本主義 〜脱成長社会「幸せな暮らし」のつかみ方 郭 洋春

 

100均フリーダム 内海慶一 - せろふえ

100均の笑える商品を紹介した写真集。企画会議だか商品開発の会議だかともかく複数の目で見て商品にすることを決めたのかあやしいような、100均は自由だ!と叫んでいるよう...

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 がおもしろかったもんだから、つい図書館で「100均」で検索して借りたものだ。
 おもしろく読んだが、読み終えて何日か過ぎ、なんていうかたいしたことないな、学者はあたりまえのことを偉そうに書くだけだと再認識している。(すみません、シロートのたわごとです。)
 煎じ詰めれば100均は企業の努力のたまもので、消費者は恩恵をうけている、インフレじゃなくて良い。というもの。
 そんなのあたりまえじゃない?
 前から書いているが、デフレというのは物の値段がさがると言うことだが、別の言い方をすれば金の価値が上がると言うことなのだ。インフレは金の価値が下がると言うこと。小金しか持っていないが、こっちは老人なのだ、金の価値が下落するのはたまったものではない。
 

自転車で転倒した(ふたたび)

2023年04月08日 | 日記

 じつに3年ぶりにくらいに飲み会があり、参加してしまった。参加してしまったってこともないけれど、また増え始めているようにも伝えられているが、コロナウイルスはどうなっているのだろうか?

 自転車はヘルメットが努力義務だという。ママチャリもどきだとヘルメットは大仰で、つい帽子で乗ってしまう。むかしから無帽では乗らない。ちょっとうっかりし、道路の段差でこけてしまった。(上に書いた飲み会とは関係がない。)
 たいしたことはない、もちろん頭はまったく打ってない。手はこすってキズを負った。この「湿潤療法」の絆創膏がいろいろ出ているので感心している。老人なのだ。気をつけないとなあ。

将棋の渡辺君4 伊奈めぐみ

2022年11月24日 | 漫画
 古本で出ていたので買った。この巻はなんだか参考になることがいくつか書いてあった。曰く:

「 やる気は出ない。
「 ある程度まで進歩したらそれ以上進歩するにはとってもたくさんので力が必要だ。
「 ある程度進歩したら貯金があるので、少しぐらい怠けても、あるいは努力してもたいして変わらない。

 そうだ、ずいぶん昔読んだ本に「やる気は内発的なものだ」と書いてあるのをそうだよなあと読んだ記憶がある。
 うしろのは自分で書いたというか教えられた学習曲線は階段状のことだなあ。

猫も密を避ける

2022年08月23日 | 日記

 暑くて、早起きだから、お盆の頃から2,3日に1回朝6時頃に自転車を漕いでいる。人が住んでいるのか住んでいないのかわからないような民家の庭に猫が集結していて、写真に写っていないのもいるようだが、密を避けている。

 これだけ統一協会の汚染がはっきりしているのに、自民党公明党がのうのうとしているのが許せない。岸田総理がコロナに感染して、あっというまにPCR検査をしたのが許せない。もちろんPCR検査をしたのが許せないのではなく、いまだにPCR検査を妨害しバカが攻撃し、医療体制をまともにする努力をせず、反省も情報公開もしていないことが許せない。

うっせぇわ のこと

2022年02月25日 | 音楽
「うっせぇわ」は、つまり中島みゆきの女なんてものにと同じものだ。
 詩というのは歌詞でも、意味がなくては。それは「誰もが感じているけれど言葉にできてない」ことをことばにすること、だと思うのだ。
 だから「うっせぇわ」は、これだけうけた。若いもん(おんなは、自分以外)は今までの苦労を引き受けろ、世の中こうなってる。そんなの「うっせぇわ」。
 じつは女なんてものにのほうはさらに深くて、こっちは、悲しいのはわかるけど「忘れてみれば?」「笑ってみれば?」。でも(なぐさめはわかるけど)「笑ってもあなたは帰ってこない」と言うのだ。今の自分にとっての理不尽が、本当の真実が、言葉になっている。
 がんばったけどダメだけど、でももう一回がんばろう、やっぱりダメだけど1番じゃなくても良い、あんたがんばったね。そのままで良い。ちまたはそんな歌ばっか。そうかと思うと、自分が出たんでもないのに、金メダルとれなかった、努力が足りない。ほんとバッカじゃなかろうか。

 →傘がないのことも


ハスラー ロバート・ロッセン監督

2022年01月15日 | 映画・テレビ

 とても古い映画「ハスラー」を見た。「勝負」と言うことをすばらしくよく描いた作品だと思った。
 wikiの「伝説的なビリヤードプレイヤーとの対決を描く」というのは、つまり人生がどうの、男女の愛情と自己破壊願望がどうのというようなことが書いてないまとめでとても良い。(あとでそんな風な記述になってしまっているけれど)
 ハスラーというのはビリヤードでなく勝負(賭け事)師のことらしい。
 ポール・ニューマンの出世作らしい。ミネソタ・ファッツ(ファッツって脂肪、つまり「デブ」だよね?)役のジャッキー・グリーソン(コメディアンだという!)や、パイパー・ローリーのすさんだというか屈折した感じがとても良い。

 日本の映画だったら主人公がビリヤードの腕を磨く努力根性的要素が絶対入ってくると思うσ-_-;)のだが、一切無くてすがすがしい。

 相方に当時ブレイク中の若手俳優トム・クルーズを起用したという「ハスラー2」(スコセッシ)も見たくなった。

少年の名はジルベール 竹宮惠子

2021年12月20日 | 日記
 あっと言う間に読んだ。おもしろかった。読んで良かった。萩尾望都の方だけ読むのは不公平(?)だと思って、乗り気はしなかったのだが、そういうわけで読んで良かった。
 竹宮恵子は普通の健康な精神の持ち主だと思う。作家として、萩尾望都のような天才ではない。嫉妬と羨望のないまぜになった感情を正直に書いていて、正直だ誠実だと思う。萩尾望都に言ったことやったことは、ほんとうのところはもちろんわからないけれど、竹宮恵子からしたらやむにやまれなかったのだろうし、萩尾望都にしたら完全に被害者だ。(とかってに思う。)
 天才ではないけれど、努力して、一流の作家に成長できたと言うことだろう、そして認められて、良かったと思う。ぼくは、たしか「地球(テラ)へ」は読んだが、たぶんもうこれ以上は読まないだろうなあ。

庶民が潤う世の中に

2021年11月04日 | シロート考え
 見かけたツイートなのだが、
「マイケル・サンデルと平野啓一郎の能力主義をめぐる対談は刺激的だった。運があり、努力して成功した人はそれはそれでラッキーだけど、彼らは社会の他の人達に恩返しすべき責任がある。それが真の民主主義なのだ。」
 まったくそうなのだが、そんな責任を果たすのはごく一部だ。
「運があり、努力して成功した人はそれはそれでラッキーだけど」
 成功した人は努力もしたろうが、運が良かったし、非情で強引だったに違いない。でも成功した後では運ではなく必然になってしまうので、すべて自分の努力の結果なのだ。だから成功しない他の奴らは努力が足りないと思う。
 政治の世界もそうだし、群がるやつらもみんなそうだ。だから庶民のことは考えない。「努力しないから成功しないのだ。」「ホームレスは自分が悪い」「セイフティーネットに自分の税金を使われたくない。」「税金を納めているのは自分が大部分だ」
「市民」の90%は今の政治状況で損をしているのだが、みんなバカだからね。20%くらいはわかっているようだが、残りは政治のことは関心がなったり、自民党じゃないとダメだと根拠なく思いこんでいたり、とにかく文句をいう「左派」が嫌い。
 世の中絶望的だ。
 それでも、他人が夫婦別姓でもなんの損もしないのにそれを妨害する自民党の奴らを地獄に落としたい。大企業や大金持ちは累進課税で金を取り、それを庶民に回すべきだ。そうなれば感謝感激、お礼を言うが、そんなの当然だ。
 これからも無理せず、まじめに働く庶民がうるおう世の中を目指して活動するぞ。と言ったって、まわりと政治的な話をする、募金をする、時にデモに参加する、くらいしかできないけれど。

日本は外交がヘタすぎる

2021年04月25日 | シロート考え

 写真は一昨日の朝刊トップ。なにがひどいって、そのなにも考えずにただ垂れ流すマスゴミ。
 例えば日本というか菅の46%は対2013年度比で、アメリカは2005年比。日本はまったくやる気がない。それを一律に数字だけを大きな見出しにするというのはどういうことか。まったくひどい。削減した先はどれだけになると言う目標なのか、例えばそれは総量でどれだけになるのか、国民ひとりあたり今どれだけ出していてどれだけになるのか、そういうことを書かなければマスコミの名に値しない。重大な問題なんだから新聞社で今どれだけ出しているかのデータくらい用意して置けってんだよ。例えば二階が死んだら記事が書けるように用意してあるのだろう。そのくらい用意して置けってんだ。


 さすがなのは東京新聞だからか、昨日の3面にはデータが書いてある。だが翌日に3面に書くのでは読まれない。当日に書くと言うことが何倍もの意味があるのだ。
 CO2総排出量:2019年に日本は12億トン出していて、アメリカは53億トン、中国は102億トンだよ。日本は削減する必要はない。これ以上減らす努力をすることは、逆に大きなエネルギーというかコストを必要とするんだ。日本はCO2をこれだけしか出してない、CO2の削減の必要ないが、努力はする、それより中国アメリカの削減に協力する、なんでも教えてやる、と言えばいいのだ。何十兆円もの兵器を買ってる場合じゃあない。CO2の削減協力に金を出して、これだけ出してると言えばいいんだ。
 ついでに言えば、その金は日本人を雇ってアメリカ中国に「教えてやる」と言って、説教するのだ。これはアメリカのマネだ。アメリカの発展途上国援助は、いったん金をやって、アメリカ人を雇って講師として派遣し、アメリカの価値観を押しつけ、アメリカのインフラを買わせ、アメリカの種を売ってアメリカのために農作物を作らせてそれを買いたたく、と言うものらしい。(ごめん、言い過ぎ?いや、兵器の事など、まだ書き足りない。)中国はもっと悪質で強引、傲慢、なのかもしれない。
 日本は外交下手、アピール下手なのだ、もっと中国アメリカを糾弾しろ。シロートにこんな事言われて恥ずかしくないのか。

似顔絵物語 和田誠

2021年04月04日 | 
 おもしろかった。
 感銘を受けたことは、和田誠でも、これだけ努力というか研修というか修行していること。若いときのことを思い出して、下手だとか技術がなかったとか振り返っている。あの和田誠が!
 僕もあまりテレビを見ないし、教養もないし、ちょっと昔のことだったりして、似顔の元がピンとこないことも多いが。ともかくおもしろく読めた。

 怪我したら運動する気になれず、すぐ太るようだ。昔はそんなことなく、何十年も同じ体重だったのだが、年取ることはこういうことか。キズパワーパッドの信奉者なのだ。もうじき治るはず。
 マンチーニをヴォイスフルート、いやそうじゃなくてテナー(モダン)をアルトだと思って吹いた。チェロは弾かず。カブを蒔いたのだが、芽が出ない。もう一度自然農はやめてふつうに蒔いてみたがどうかな。

字が汚い 新保信長

2021年03月23日 | 
 おもしろかった。なぜ読もうと思ったか全然おぼえていないのだが、僕も字はうまくない。気持ちはわかる。
 どっちが正しいかわからないけれど、僕と著者とはうまいへたの感覚が相当ズレているようだ。この人の目指すうまい字はうまくないと思う。味のある字はいいと思う。
 著者のような努力をして字をうまくなりたいとは思わなかったし、今も。後半の政治家とか、丸文字のこととか、ゲバ字(っていうんだっけ?)とか、そこらへんのあれこれがおもしろかった。

 実に関係ない話だが、オーストラリアでは選挙で候補者に番号を振る方法で投票すると書いてある。(→「多数決を疑う」社会人なら誰でも読むべき本だと思う。)そうか、だからオーストラリアは政治がまともなんだと思ったことだ。


松苗あけみの少女まんが道

2021年01月11日 | 漫画
 おもしろかった。才能なくても運がよければ成功するという、いや才能あるし、努力してるんだと思うけど、すばらしいまんが人生。
 内田善美のことが描いてあってそれもうれしい。うれしいが、内田善美、再版を許可してくれ。豪華本で「空の色に似ている」が欲しい。欲しいんだよー!

言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲(たちばなあきら)

2020年10月26日 | 
 この社会はきれい事というか欺瞞満ちている。努力は遺伝に勝てない。ブスは美人にくれべて3600万の損をする。など。
 なかなか刺激的な書き方で、新潮っぽいなあ。すばらしいのは研究成果を伝えているところで、でもそれをほぼ無批判に書いてあるところがダメなところだと思う。もっともこういう研究そのものがタブーに触れているし、検証することも同じだ。遺伝に関しては、環境要因を除いてる研究で、間違いない、と繰り返し書いているが、そうかなあ、というのはここに書いてあることから見ても完全に取り除けていないと思うからだ。そして遺伝と環境要因をふくめて、だから努力しても無駄、と言う結論だが、それはそうかもしれないのだ。困ったことだ。いや、困らないか。
 黒人は頭が悪い、と書いてある。たしかに黒人は肉体的にすぐれていると感じる。日本人は勝てそうもない。頭のほうは悪いかどうかはわからないが、素質と環境の問題は実際問題として、ある、と思う。でも、だからどうした。そうだなあ、それによって生じる経済格差を埋めることは、けっして不平等でも不公正でもないと思う。つまり、能力が高いものが経済的に恵まれなくても別に良いんじゃない?能力の高いものは能力をより発揮して、能力の劣るものはそれなりに発揮して、同じ豊かさで良いじゃないか。

ふつうな私のゆるゆる作家生活 益田ミリ

2020年09月24日 | 漫画
 人気作家らしい。ゆるくて女性に人気のあるのはよくわかる。(わかる?ほんと?ーおれ)
 ふつうと言うが、普通かもしれないが、いや、普通じゃない才能と努力と運があったからこれだけの売れる作家になったのだ。若いみなさん、間違えないように。
 編集者のことがいくつも書かれているが、編集者ってなんなんだろうね?いろいろな働き方があるのはわかるが、ストーリー考えてきて作家にそれを押しつけようという編集者って何様のつもりなの?そういえば吾妻ひでおも「あれは編集者がかってにやったもので、私の作品じゃありません」みたいなことを書いていた。ぼくだけの感覚なのだろうか?自分の書いた文は一言一句かってに変えられたら怒るし、他人の文は句読点ひとつかってに変えるのは躊躇する。(というか許されない行為だと思う、あきらかな間違いだろうと、こうじゃないですか?と本人の了解を取る。)でも身近でも(うちわの集団内新聞など)かってに変えても良いと思っている人が(たくさん)いて、びっくりする。

「教育の評価」のこと (ほぼ再掲)

2020年07月08日 | シロート考え
 これは2007年に書いたものだが、いまでもなんにも変わってないと思う。

 教育関係で、もっとも基本的、かつ、重要なことは「教育の評価」のことだと思うのだが、ほとんど誰も考えてもいないようだ。
 学校の先生のことでも、学校教育でも、なんでもいい、教育に関して客観的で妥当な評価をするにはどうすればいいのか、誰も考えていないし、だからだれもきちんと評価できない。(あるいは「正しく評価する」なんて、ほとんど不可能だ、と言うことすら共通認識になっていない)

 しつこいが、だれもきちんと「評価」なんてしてない。あるのはせいぜい「評判」とか「うわさ」くらいじゃないか。
 多くが、評判のいい学校に行こうとする。東大でも早慶でも、あるいはラサールでも、あそこが特別「よい教育」をしているなんて話は聞いたことがない。ただ「良い生徒が行く」から行きたいのだろう。
 週刊誌で、最近10年間の難関校進学率が上がった学校、の特集をしていたが、それも教育の成果ではない。ただ評判があがり、良い生徒が集まってきた、ということだ。
 そういう学校は、良い教育をしようなんて全然してない。良い教育をしようとしているのではなく「評判を上げる」努力してるだけだ。特待生制度を作り、豪華なコンピュータ室を作り、電車に見目の良い生徒(モデル?)を使ったきれいな広告を貼る。あるいは甲子園に出すことで学校の名前を宣伝をする。学校民営化を進めたやつは誰だ?

 もちろん学校だけじゃない。先生のことでもなんでも、そうだ。

「評価」ができてないということは別の面で言えば、どういう教育を目指すか、と言うこともはっきりしていないと言うことだ。目指すところがはっきりしていれば、それにてらして、評価できるのだから。
 いや、目指すところははっきりしているが、誰か(自民党が代表するような奴ら?)がそれを隠そう、ごまかそうとしている、と言うことかもしれない。