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美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

エルガー“愛の挨拶”

2011年02月23日 | 韓国雑感

韓ドラを見ていると、エドワード・エルガーの“愛の挨拶”が、大変よく使われている。

クラッシックといえばこの曲・・・と思うくらい^^

その素朴ながら美しい旋律は心に残り、聞けば「あーこの曲」と皆さんお馴染みのはず。


この曲はエルガーが愛妻に送った曲で、身分の違い、宗教の違い、8歳年上・・・と

様々な苦難を乗り越えた二人の、まさに“愛の挨拶”


私はピアノとバイオリンの編曲が好きですが、バイオリンの名器と言われる

「ストラスバリウス」の日本で第一人者と言われているのは、

在日韓国人の陳昌絃(チン・ショウゲン)さん。

本棚にある「海を渡るバイオリン」の話はまたいつか・・・^^

今日、23日はエルガーの命日だそうです。



☆おまけ☆

ヨンジュンさんの初主演ドラマのタイトルも“愛の挨拶”

冒頭にはエルガーではなく、ショパンの「雨だれ」が流れます・・・^^ゞ




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韓国映画目白押し!

2011年02月19日 | 映画

                Dscn1170


今月から3月にかけて、ミニシアターでは韓国映画目白押しだ~^^

初めて観た韓国映画は「シュリ」だったか「八月のクリスマス」だったか?


八月のクリスマスはホ・ジノ監督の秀作と言われている。

写真館を経営している主人公は自分の余命を知るも、淡々とした日常を送っている。

ある日、若い婦人警官が現像の依頼をしに店を訪れたところから物語は始まり、

やがてキラキラとしたその婦人警官に淡い恋心を抱くようになる。


でも、その実る事のない恋、生と死をホ・ジノ監督はほのぼのと、主人公に語らせている。

私が好きなのは、喫茶店の窓越しに、外で働いているその女性を指でなぞる

今生の別れを示すシーン・・・。

結局、何も告げず、自分で自分の遺影を撮影し、亡くなっていく。


ホ・ジノ監督の独特の世界観とでもいうのか、生と死を描きながらも、重くなく、

でも、つーっと頬をつたう涙を描き、“恋”に対して本当に純粋でシャイな方のような気がする。

ラストに流れる、女性に残した手紙の一文にそんな一面が現れている。


  僕の記憶にある写真のように
  愛もいつかは思い出になってしまうものだと思っていました。
  でも、君だけは思い出ではありません。
  愛を秘めたまま旅立たせてくれた君に
  「ありがとう」の言葉を残します。


この手紙も、投函されず終いであったことは言うまでもない。


ゆっくり映画館で観る。そんな心の余裕が日々の疲れを癒してくれるような気がする。

さて、何を観にいこうかな~!



☆おまけ☆

南北を素材にした映画、ミステリー、韓仏共同作品等、バレエティー豊富な韓国映画。

「八月のクリスマス」もご覧になっていなければ、ホ・ジノワールドをぜひ一度!




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韓ドラ・史劇考

2011年02月12日 | 韓国雑感

CSで放送中だった「トンイ」が終わりました。
朝鮮王朝時代、身分の低い(ぬひ)から、王の側室になり
王の母になった女性の物語です。
また、イ・サンの曾祖母に当たる女性でもあります。
監督は、チャングムの誓いのイ・ビョンフンさん。
 
韓国では、社会的呼称で呼び合うことが多い社会と聞きます。
時代劇を見ていても、相手を名前で呼ぶことは少なく、
以下のように地位の呼称で呼ばれています。

    先代の王の正妻 大妃 テビ
    王の正妻       中殿 チュンジョン
    王の側室      嬪   ビン    (正一品)
                 貴人 クィイン  (従一品)
                  昭儀 ソイ      (正二品)
                  淑儀 スギ      (従二品)
                 昭容 ソヨン     (正三品)
                 淑容 スギョン  (従三品)
                昭媛 ソウォン  (正四品)
                淑媛 スグォン  (従四品)
    女官の最高位     尚宮 サングン (正五品)

私はというと・・・

  Photo

 
おしぃ~!何気なく、正6品に立って撮っている・・・
やっぱり出世はしなさそう ^^ゞ

トンイは4月10日からNHK・BSプレミアムで放送予定のようなので、
BSでも放送されるのでは?・・・と思います。  
史劇をみることがあったら、この呼称を気よ付けて聞いてみると、
人間関係の構図や立場が理解できて、面白さ倍増ですよ!


☆おまけ☆
 身分が低かったために、死後“園”(本来は王子や王女の墓)を
 築いてもらえなかったトンイ。
 息子の英祖(ヨンジョ)は孝心が強く、29年かけて尽力し坡州市に
 園を築いており、最終回はこのお墓の前でも撮影されています。



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みっけ!生マッコルリ

2011年02月06日 | 美味しい韓食

酒屋さんで見つけちゃいました!あの叙々苑発の生マッコルリ 


                Dscn1163_2   


タグには“発酵中”の文字!

「乳酸菌が生きているので、フタに呼吸穴が開けてあります。

横にすると液漏れするので、必ず立てて冷蔵庫へ」と・・・これは期待大!


しょうしょうお高いのですが、美容のためならなんのその ^^

フタを開けると、シュパッと弾ける音!発酵してます、してます!


友達は昨年、利き酒師の資格を取得

マッコルリソムリエはないのかな? ^^




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心からの挨拶

2011年02月03日 | 韓国雑感

韓ドラを見ていると、両親に丁寧な??(クンジョル)お辞儀をしているシーンをよく見かける。

両手を上下に合わせ肘を張り、目の高さまで上げ、

両膝を曲げて座り、上体を約45度曲げてお辞儀をします。

普通、女性は右手を上、男性は左を上に。弔辞はその逆になるそうだ

旧暦の今日が韓国のお正月。このクンジョルが各家庭で行われているだろう。


挨拶といえば、心に残る思い出がある。

会社の男性後輩が関東への転勤が決まり、私の部署に挨拶回りに来た時のこと。

普通、「お世話になりました」と言いながら、お互い軽く挨拶を交わす。

男性後輩が来た時も、普段と同じ挨拶をし顔を上げると、

頭を下げたままの彼の姿が目に入った。


日頃から、真面目で優しい人柄の彼。

心からの「お世話になりました」があらわれていた。

ハッとして、熱いものがこみ上げてきた。

「いろいろ助けてくれてありがとう、こちらこそお世話になりました」

挨拶一つにもその人柄がにじみ出ており、後輩から学んだ、うつくしい挨拶。


昇級した私にワインを送ってくれる、かわいい後輩!

一昨年結婚したので、ヌナ(姉さん)としては、一安心といったところ ^^


国は違っても、挨拶は美しい・・・

ドラマで?(チョル)お辞儀を見るたびに、思い出す“心からの挨拶”






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