特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

地域猫活動へのご寄附

2015-02-19 15:16:39 | ご支援・ご寄附・収支報告
本日、当団体の口座へお振込みをいただいた通知が届きました(振込の数日後に届きます)。

白河市在住のS・T様より、地域猫活動へのご寄附、50,000円をいただきました。

S様、有難うございました。住所の詳細が不明のため、この場でお礼を申し上げます。間違いなく、「地域猫活動」=野良猫の不妊去勢手術に使わせていただきます。お気持ちに心から感謝を申し上げます。花里最高額のご寄附で、驚いております。

さて、一昨年より開始しました野良猫TNR活動の地域住民報告チラシが完成致しました。お世話になっている方々に、報告に伺いたいと考えております。

当団体では、現在までに、白河市旧市内で70匹の猫の不妊去勢手術を行いました。うち、当会の活動場所以外の2カ所8匹については、餌付け者に費用の負担をしていただきました。また、残りの殆どは、私個人の負担です。昨年、10月からは、定款を変更し、そのような費用を会から出すことが可能となりましたが、財源が少なく、また、保健所出所犬の医療費等の出費もあり、当会の運営は非常に大変な状況です。餌代等は、個人負担としておりますが、来年度からは、最終的に代表負担であっても、会の出費として計上していきたいと思います。

また、地方では、「動物ごときにお金を使って」という誹謗中傷を受けることもあります。私の家族に迷惑を掛ける状況となっておりますので、詳細をハッキリさせていただきますが、家計ではなく、私個人の預貯金からの出費です。家族の仕事の都合で、数年前に誹謗中傷文を撒かれた経験があるので、ハッキリさせていただきました。中傷ビラには、「犬猫を拾って2,3万で売ってる」と書いてありましたが、なんという愚かな発想でしょうか。

そんな状況の中、地域猫活動にご支援をいただき、本当に嬉しく思っております。小さな小さな活動ではありますが、今後も頑張ってまいります。



不妊去勢手術の済んだ猫は、写真のように耳先がカットされています。まるで・・・さくらの花びらのようです。耳カット猫を増やすことが、猫の殺処分を減らすことに繋がります。まずは、旧市内の耳カット猫1号より半径500メートル内の野良猫全部を耳カットするのが当会の目標です。この活動に共感する方々のご支援をお願い申し上げます。

実際には、不妊去勢手術費用が必要です。現在、獣医師に協力をいただき、通常の半額程度でお願いしております。メス1万円~1万5千円位、オス5千円~6千円位です。野良猫は、病気や怪我をしているケースもあり、その都度処置が違いますので、料金も微妙に違います。また、メス猫は堕胎となるケースもあり、その際は数千円料金がアップします。

野良猫を突然連れ込んでも嫌な顔一つせずに手術してくださる地元獣医師の協力がなければできません。いつも感謝しております。

また、ご自分で餌付けをしている猫の不妊去勢をご自分負担でされる場合には、捕獲器の貸出及び搬送の手伝いをさせていただきます。捕獲目的が虐待であった場合には、間違いなく警察に通報します。

この他、猫缶・猫カリ・犬のオヤツ等のフードのご支援もいただければ助かります。また、定期的に、県南保健所抑留中の犬たちに、オヤツの差し入れをしております。助けるまで生きて待っていて!という切なる想いを込めた差し入れです。賛同される方のご支援をお待ちしております。

当会は、真剣に、県南保健所の殺処分をゼロにしようと考えております。ご協力、宜しくお願い申し上げます。

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当会の現在「できること」と「できないこと」について

2015-02-18 10:57:20 | 福島県内保健所 収容動物
久々の更新となります。毎日、早朝から保護動物の世話を一人でしております。その他、普通の人間としての用事もあり、かなり多忙な毎日を過ごしております。最近は、フェイスブックでの更新を中心にしていこうかと考えております。

さて、この一か月の間に、コメントをいただいていたようですが、本日確認致しました。

本当に申し訳ありませんが、当会は、行政からの補助・助成を全くいただかず、会費及び個人が負担できる範囲で行っております。また、時々ご寄附をいただくこともありますが、その殆どは東京や大阪等都会の方々です。人件費を支払って、掃除や世話をしている団体とは違い、自分の仕事や用事の中で、できることを行っておりますので、様々なご要望をいただいても、できないのが現状だと申し上げておきます。

当会の活動は、限られております。

●1頭でも多くの保健所収容犬を助ける。しかし、シェルターはありません。また、法律等で一人が飼育できる頭数には制限がありますので、1頭譲渡ができたら、また1頭保健所収容犬を引き出すという状況です。その間、医療費や餌代の費用も必要です。それを世話する手間も必要です。

●限られた範囲の中での野良猫のTNR。一昨年より行っている地域には、まだまだ野良猫がいます。地域住民にご理解をいただく努力をしながら、この地域で、野良猫をゼロにする活動を続けております。

●啓発ポスターの設置。環境省の犬猫の遺棄防止啓発ポスターを市内各地に設置しております。

●保健所収容動物情報誌「福犬・るしあん」の発行。広く多くの方々に保健所収容犬に関心を持っていただき、譲渡が推進されるように、チラシを作成し、各地に掲示配布をお願いしております。

現在は、これ以上のことはできません。申し訳ございません。

次に、お断りしていることも書き出させていただきます。

●犬猫の保護・引取り依頼は、一切、お断りしております。

●野良猫の餌付け依頼、不妊去勢の依頼も、一切お断りしております。野良猫に関しては、その場所にいる野良猫全部の費用をご負担いただける場合には、お手伝いはさせていただくこともあります。



ボランティア団体は様々です。多額の寄付金を集め、人件費を払い、動物の世話をする団体もあるようですが、この分野の多くは、代表者等が莫大な負担を強いられているようです。時間は、一人に24時間しかありません。その中で、できることには限りがあります。ということで、今後も、コツコツと地道に活動を続けていきたいと思います。残念ながら、予定した活動以外のことをする資金も人手もありません。申し訳ございません。

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