特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

当会の現在「できること」と「できないこと」について

2015-02-18 10:57:20 | 福島県内保健所 収容動物
久々の更新となります。毎日、早朝から保護動物の世話を一人でしております。その他、普通の人間としての用事もあり、かなり多忙な毎日を過ごしております。最近は、フェイスブックでの更新を中心にしていこうかと考えております。

さて、この一か月の間に、コメントをいただいていたようですが、本日確認致しました。

本当に申し訳ありませんが、当会は、行政からの補助・助成を全くいただかず、会費及び個人が負担できる範囲で行っております。また、時々ご寄附をいただくこともありますが、その殆どは東京や大阪等都会の方々です。人件費を支払って、掃除や世話をしている団体とは違い、自分の仕事や用事の中で、できることを行っておりますので、様々なご要望をいただいても、できないのが現状だと申し上げておきます。

当会の活動は、限られております。

●1頭でも多くの保健所収容犬を助ける。しかし、シェルターはありません。また、法律等で一人が飼育できる頭数には制限がありますので、1頭譲渡ができたら、また1頭保健所収容犬を引き出すという状況です。その間、医療費や餌代の費用も必要です。それを世話する手間も必要です。

●限られた範囲の中での野良猫のTNR。一昨年より行っている地域には、まだまだ野良猫がいます。地域住民にご理解をいただく努力をしながら、この地域で、野良猫をゼロにする活動を続けております。

●啓発ポスターの設置。環境省の犬猫の遺棄防止啓発ポスターを市内各地に設置しております。

●保健所収容動物情報誌「福犬・るしあん」の発行。広く多くの方々に保健所収容犬に関心を持っていただき、譲渡が推進されるように、チラシを作成し、各地に掲示配布をお願いしております。

現在は、これ以上のことはできません。申し訳ございません。

次に、お断りしていることも書き出させていただきます。

●犬猫の保護・引取り依頼は、一切、お断りしております。

●野良猫の餌付け依頼、不妊去勢の依頼も、一切お断りしております。野良猫に関しては、その場所にいる野良猫全部の費用をご負担いただける場合には、お手伝いはさせていただくこともあります。



ボランティア団体は様々です。多額の寄付金を集め、人件費を払い、動物の世話をする団体もあるようですが、この分野の多くは、代表者等が莫大な負担を強いられているようです。時間は、一人に24時間しかありません。その中で、できることには限りがあります。ということで、今後も、コツコツと地道に活動を続けていきたいと思います。残念ながら、予定した活動以外のことをする資金も人手もありません。申し訳ございません。

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