特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

県の除染事業枯葉搬入最終日・落ち葉除去後の放射線量

2012-04-03 14:12:59 | 放射能問題・除染
 2012年3月31日、市のトラックを借り、落ち葉の搬入をしました。この日は、前年から開始した県の放射線量低減化事業の落ち葉や草の搬入最終日です。

 

 補助金の清算は終了していますので、市担当課のご厚意により、ガソリン代は市持ちということで大型トラックをお借りしました。私は大型トラックどころか普通車の運転も怪しいので、袋を運んだりの作業を致しました。



 約50袋のビニール袋を2回搬入しました。この落ち葉は、昨年からのものですので、雪や雨が入り重くなったものもあります。また、1週間ほど前より落ち葉を回収しましたが、まだまだ落ち葉が残っています。



 これは市の土地、道路沿いの土手です。近くの愛宕山、小学校、市の並木の落ち葉で地面が見えない状態。



 土手沿いにある物置小屋ですが、市の土手の木から落ちる葉っぱが積もり屋根が見えない。この土手沿いを中・高生が歩くのですが、この落ち葉のためか空間線量も0.7マイクロシーベルトを超える高い数値でした。本来は、個人宅の落ち葉は除外されますが、これは市の落ち葉ですので搬入しました。



 屋根の上の線量は、1.097マイクロシーベルト。



 市の土手の放射線量は、落ち葉の上で1.208マイクロシーベルト。

 

 落ち葉を取り除くと、0.762マイクロシーベルト。かなり下がりました。



 上を見上げれば市の桜並木。秋はもみじも美しい。でも、写真の枝が密集している部分を見ればわかるように、この桜は病気です。本来は、病気の部分を切りらなければならないそうです。病気の老木は、枯れ枝も落とします。3メートル以上のある老木が突然落ちてきます。病気の枝もバッサバッサと落ちます。近隣は、高齢化しており、ボランティアにも限度があります。美しい景色を保つには、管理も必要ではないでしょうか。

 本日、白河は暴風が吹き荒れています。怖いほどの強風です。せっかく集めた落ち葉ですが、愛宕山から風で枯葉が飛んできます。搬入期限とは関係なく、落ち葉は舞います。どうするのでしょうか?




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