特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

EM菌による除染活動の決定

2012-04-15 11:40:43 | 放射能問題・除染
 先のブログでも紹介しましたが、花里では微生物による放射能除去にチャレンジすることにしました。個人的には、セシウム排出に効果があるというEM・Xゴールドを毎日飲んでいます。

 花里花壇の除染については、放射能除去目的の場合の活性液の作り方等、全くわかりませんので、EM研究機構さんに連絡をさせていただきました。EM研究機構では、職員を福島県に常駐させているそうです。福島の除染に関して、協力体制があるということで、本当に心強く思っております。来週にも機構の方とお会いすることができそうです。

 また、偶然ですが、比嘉照夫教授(元琉球大学名誉教授)の講演会が今月末に栃木県で行われるということで、EM菌についてのお話を伺うことができそうです。

 EM菌については、有機農家の方々が以前より採り入れていたようですが、私は先日初めて知りました。花里では、無農薬無化学肥料栽培に徹してきましたので、花壇は荒地(以前)ではありましたが、微生物はたくさんいると思います。

 この季節になると、ホームセンターには農薬が並びます。本当に気軽に、「草刈が面倒」という理由だけで除草剤を散布する人がたくさんいます。しかし、自分に必要のないものを排除するという考え方は、人間の傲慢さからくるものだと私は常々考えております。「虫ケラ扱い」と言いますが、虫だって生きています。殺すには理由が必要ですが、「草刈が面倒」だという勝手な理由で、虫の大量殺戮が行われている・・・ように感じます。

 敵か味方か。キャベツを育てる人にとって青虫は害虫でしょう。しかし、青虫を蝶にしたいものにとっては、青虫を殺すカメムシは害虫です。私は、大切にしていた青虫が、カメムシに突き刺され、無抵抗のまま体液を吸われていた姿を・・・忘れることができません。「やめてー」と叫びましたが、時すでに遅く、青虫はカメムシに体を吸われながら持ち上げられ、土の上に捨てられました。体からは体液が抜かれ、しょぼしょぼになっていました。それでも、カメムシに復讐はしません。自然界での出来事ですから。青虫が美しい蝶になるのは、大変なことのようです。
 
 

 

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