野良猫の殺害及び委託殺害・委託遺棄も犯罪です

市内数カ所で、ＴＮＲを試みておりますが、全部失敗しております。これはどうしたことか・・・。病院の診療日・時間と、自分の予定と、野良猫の予定とをみて、チャレンジしていますが、失敗続き。

ＴＮＲした町内の一部で、野良猫が増えているとの情報をいただきました。私は猫を見たことがないのですが、「増えた」と住民は言います。ここは、迷惑を被っているご家庭が、協力的で、活動場所等も提供していただいております。増えた理由は、増やした住民がいるから・・・です。情報提供をいただき、誰か判明しました。

問題のある町内では、当然ですが、餌付け者が一人ではなく、何人もいるようです。







写真は、今度ＴＮＲすることになった場所です。ここもゴミの山。猫の尿臭はしますが、猫の姿はありません。ここは、土地所有者からＴＮＲの許可をいただきました。迷惑をされている近隣住民も活動を理解してくださいましたので、本当に有難いです。

１０匹以上の野良猫がいる場合は、東京の獣医師に相談をすると、出張して一日に１０匹手術していただけるそうです。今のところは、一回に、１匹２匹のＴＮＲをコツコツ続けていきたいと思っています。

活動場所では、町内全域にＴＮＲの説明チラシを配布したいと考えております。ＴＮＲは、特別なことではありません。地域猫活動は、環境省も推奨することであり、都会の先進地域では、行政が「地域猫推進委員」を募集し、見守りパトロールのように地域猫ジャンパーを支給しているそうです。また、手術費用が全額補助の自治体もあるそうです。手術に同意をしない住民には、行政職員が積極的に説明に行く・・・そんな自治体が羨ましいですが、ここは動物愛護が遅れた福島県です。先進自治体を、よだれを流して見てるよりも、コツコツ頑張るしかありません。

県内の方より、車の搬送等の協力のお申し出もいただきました！有難うございます。多くの県民が関心を持ち、「猫を殺すのは犯罪！」「捨てるのも犯罪！！」と叫ぶことにより、どんどん変わってくると思います。実際、猫殺し犯罪についてのニュースが流れてから、市民の態度も微妙に変化したように感じます。猫を殺せ等と平気で口にする人は、かなりの野蛮人です。委託殺害も同様に犯罪です。この意識をシッカリ持ち、どんどん活動することが大切だと思います。悪いことしてませんので、堂々と活動していきたいと思います。そして、悪いことしてる人を発見した場合には、迷わず警察に通報します。猫殺しは、ニュース報道されるような犯罪行為です。

保健所出所犬サンタ、去勢手術終了

先週の土曜日３月１４日、イブ出所したサンタの去勢手術をしました。推定年齢８歳のシニア犬なので、去勢手術をしても問題はないか、前日に診ていただきました。出所直後には、約９キロだった体重も、３キロ増の約１２キロとなりました。とても元気で、血液検査等しなくても手術できるとのことで、土曜日に去勢手術を受けました。



この病院は、麻酔後、待合室で飼い主が犬を抱っこしています。安心した状態の中で、意識が朦朧としてきます。写真は、朦朧としてるんだけど、シッカリしようと頑張ってるサンタです。



でも・・・



ウトウトしてきました。ぐったりしたところで、診察室へ運び、手術が終わるまで待合室で待っています。ペットは家族。普通家族が手術している時には、待合室で待っていますよね。もしものことが絶対にないとは言えませんし、無事に終わるまで待ってるのは当然だと思います。手術が無事に終わったところで、帰宅し、午後一番でお迎えに行きました。



帰りの車の中のサンタ。まだボーとしています。



去勢手術費用は、一万円でした(税込）。皆様からのご寄附を使わせていただきました。有難うございました。現在、保健所出所犬には、メス８千円・オス３千円、不妊去勢手術への補助がありますので、後日３千円が戻ります。戻った時点で、会に入金しますので、実質は、７千円の出費でした。

サンタは、新しい飼い主様を募集しています。新しい飼い主様には、去勢手術費用（７千円）・行政への登録費用・狂犬病ワクチン接種代をご負担いただきたく思っております。もちろん、ご負担以上の医療費がかかっておりますが、この一部だけでもご負担をいただけると、次の命を救うために使うことができます。また、「タダ」という意識はよくありません。通常は、飼い主が負担するべきものですので、このようなご負担をいただけるかどうかが、今後責任を持って飼育をしていただけるかの見極めになると考えております。「タダ」だったからと、病気になっても医療を受けないような飼い主では困ります。

とても性格の良い可愛いサンタ君の新しい飼い主様、募集中です。