デスパレードなメス猫たち ～繁殖の家を出てノミと闘う～

繁殖・遺棄の現場から飼い主の了解を得て、不妊手術のために連れ出したメス猫６匹。ノミ駆除中なので、庭の小屋に泊まっていただいてます。この小屋は、ＤＩＹでリフォーム中です。少し前に外観がほぼ終わり、中にあった６個の本棚と本を処分し終わったところでした。腰壁を貼り、英国製の花柄の壁紙を貼る予定で、腰壁は半分出来上がり、壁紙も届いて・・・というところで、ノミにたかられたご一家をお迎えすることになりました

フロントラインの効果は絶大で、ノミの死骸が散らばっていました。でも、まだノミの糞は残っています。



黒いノミの糞が、毛の中にビッシリ



恐ろしい

我が家の愛犬愛猫は、梅雨の前後頃に、毎年フロントラインをしますが、それで１年間ノミもマダニも近寄りません。

この猫たちが産まれた家には、他にも猫がいて（数は不明）、人間も生活しているわけです。。。



お茶目なスーザン。一番ノミが多かった猫です。



キレイなミケ猫レネ。



今なら・・・今なら・・・レディ教育も可能です誰か助けて



右が母ちゃん猫。全員が母ちゃんの娘です。母ちゃん猫は、まだ若いと思うのですが、やつれています。住み慣れた飼い主の家が好きみたいで、外を見ては、不満そうな顔をしています。

しかし、手術を終えるまでは、絶対に脱走されないように、３階建のケージにお泊りいただいてます。狭いけど、仕方ありません。



小さなギャビー。下半身麻痺だけれど、元気にウンチとシッコをしてます。生後２カ月ほどの大きさ。




右はスーザン。生後３カ月ほどの大きさ。この２匹は、とても小さくて可愛いです。飼い主宅にいた小学生の子どもによれば、ちび２匹は他の猫に虐められるそうです。そのため、２匹は別のケージ。ギャビーは糞尿垂れ流しですので、それぞれ別のケージを用意しましたが、夜は寒いので、結局一緒。スーザンのトイレを考えると別にしなければ・・・。トイレの教育は重要です。

※花里も私個人も、犬猫の引き取りは行っておりません。繁殖させた人は、ご自分で譲渡先を見つけてください。また、拾ったという人は、可哀想だと思うのであれば、ぜひご自分で譲渡先をお探しください。

声掛け運動にご協力ください。ペットを飼っている友人・知人・同僚・親戚等に「犬猫の不妊去勢の努力をすることは、飼い主の義務と法律で決まったの知ってる？」と教えてあげてください。

花里では、今後啓発チラシを回覧板などを使って配布することも検討しています。また、車にスピーカーを搭載し、農村地帯などを啓発アナウンスしながら走ることも検討中です。またまた、猫の着ぐるみを準備しましたので、市内各地で啓発活動を行いたいと思います