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れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ミヤマシキミ(深山樒)とアキノキリンソウ(秋麒麟草)とホシヒメホウジャク

2021-10-21 08:10:48 | 野の花と昆虫

ミヤマシキミ(深山樒)
<ミカン科ミヤマシキミ属>
林下に生える常緑低木。
葉は枝先に集まり互生する。長さ4~9センチの長楕円状披針形で、
革質。

表面は光沢があり、腺点が散在する。(腺点がよく解らないので、今度調べたい)



同じ時期に花も見つけた。
枝先の円錐花序に直径5~6ミリの白い花を密につける。
雌雄異株。(雄花になるのかしら?)
花が淡紅色のものをアケボノミヤマシキミと言う。



下はアキノキリンソウ

アキノキリンソウ(秋麒麟草)
<キク科アキノキリンソウ属>
日当たりのよい山地や草原に見られる。
高さ35~80センチの多年草。

葉には根出葉と茎葉があり、
根出葉は開花時には枯れていて、長い葉柄がある。

茎につく葉は互生する単葉で、
茎の下部につく葉は長さ7~9センチ、幅1,5~5センチの卵形~披針形、
縁に鋸歯があり葉柄をもつ。葉柄には翼がある。(今度よく見てみよう)


茎の上につく葉は披針形で、葉柄が無い。

枝先に散房状~総状に径1,2~1,4センチの黄色い花をつけ、
舌状花、筒状花とも黄色です。

舌状花は1頭花当たり10個以下。
総苞片は4列。果実は痩果で冠毛がある。

              休憩

コフキサルノコシカケと教えてもらいました。
(粉吹猿腰掛)

★虫の嫌いな方要注意
わが家のマンションの壁のひびが入ったところにいました。
私が初めて、蛾の名前を知ったのもこのホシヒメホウジャクでした。


ホシヒメホウジャク

食草はホトトギスやカクトラノオなど。
公園でもアベリア、サルビア、メドセージなどの筒型の花にはよく来る。
そういえば・・我が家にはホトトギスもメドセージもあるので、
よく会えるのかもしれません。

      俳句は季語燈火親しむ
    燈火親し(したし)、燈下親し(とうかしたし)とも使う。

    燈火親し草稿の燈にぬくむさへ  大野 林火

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アズマヤマアザミ(東山薊)とイヌショウマ(犬升麻)とアシブトクチバ?

2021-10-20 07:28:30 | 野の花と昆虫


アズマヤマアザミ(東山薊)
<キク科アザミ属>
私の古い植物図鑑には載ってない。
東日本の山野に自生するアザミと言う事でこの名がある。
高尾山ではよく見られる。


なんとなく、独特の雰囲気のあるアズマヤマアザミだ。
花を包む筒状の総苞が独特のような気がする。
(ハナバチさんも蜜を吸いに)

山地の沢沿いの林の縁や林内に生える多年草。
ヤマアザミに対して、関東地方に多い事からこの名がついた。


花は小さな花が密生する頭花で、茎の先に1~3個つく。
色は赤紫色で花の下に筒状の総苞(花を包む蕾のような部分)がつく。
総苞は長さ約1,5センチで毛が密生しやや粘り気がある。

茎につく葉は長さ20センチで細長く、
羽状(鳥の翅のような状態)に裂けて鋭く尖り、縁にも棘がある。

根生葉は白いまだら模様が入り花の時期には枯れる。
花が終ると綿のような白い毛がある種をつける。
(冬に枯れた茎の中の水分が凍り付き、氷の花を咲かせたような
「霜柱」を作る。)


下はイヌショウマ

イヌショウマ(犬升麻)
<キンポウゲ科サラシナショウマ属>
山地の林の中に生える多年草。
長い花茎を伸ばし、圃場に白い小さな花をたくさんつける。
開花するとすぐに花びら状の萼が落ち、雄しべと雌しべが残る。



同じ仲間のサラシナショウマに似るが、花の穂が細く、
葉の形が3枚で開く根生葉で、茎に葉がつかない。


葉は長さ役~10センチの卵形で、浅く3~5つに裂けて
手のひらのような形をしており、縁には不揃いの鋭い鋸歯がある。

手触りはやや硬く、両面の葉脈に短い毛がはえている。

 

             休憩


           高尾山頂上から。

本当は富士山が見えるのだけれど、
あいにくの小雨の日で、雲は重く、やっと見えてきた頂上付近です。

★虫の嫌いな方は要注意
たぶん・・アシブトクチバ


家の階段は一日中つけっぱなしなので、
時々、階段に蛾がとまりにきています。

 

      俳句は季語秋寒(あきさむ)で、
     (昨日は急に冷えました。
     暖房器具を出して使われた方も多いと思います。)
   他にそぞろ寒(さむ)・やや寒・うそ寒などと使う。

     朝餉なる小蕪がにおふやや寒く  及川 貞

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ナギナタコウジュ(薙刀香薷)とコブクザクラ(子福桜)とツマグロヒョウモンの幼虫

2021-10-19 05:55:58 | 野の花と昆虫

ナギナタコウジュ(薙刀香薷)
<シソ科ナギナタコウジュ属>
小さな花が片側に並んで反り返り、薙刀のように曲がった花
なので、昔の武器の薙刀(薙刀)に見立ててつけられた名前。


香薷(こうじゅ)は漢名に由来。
草を乾燥させて利尿剤などの漢方薬として利用する。


シソ科で、特有の強いいい香りがする。
ドライフラワーになっても、香りは抜けない。


花は長さ5ミリほどと小さく紅紫色で、長さ5~10センチの
花序になる。
山野の道端に生え、草丈は30~60センチ。

                休憩
  

   子福桜(コブクサクラ) 
   

  十月桜に似るが、花は八重で白い。
  十月桜の蕾は可愛いピンク色だ。

  ★虫の嫌いな方は要注意。
  我が家の植木鉢にいたツマグロヒョウモンの幼虫
  食草のすみれの葉っぱを食べていました。 



ツマグロヒョウモン♀

      俳句は季語花野(はなの)
   花野道・花野風・大花野・夕花野などとも使う。
   
    川上の水静かなる花野かな 河東 碧梧桐
   
   

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ヤマボウシ(山法師)の実とシロヨメナ(白嫁菜)とマエベニノメイガ

2021-10-18 05:11:19 | 野の花と昆虫

ヤマボウシ(山法師)の実
<ミズキ科ミズキ属>
山で出会うヤマボウシの実は、どちらかと言えば
この画面のように下にぶら下がるのでは無く、
上を向いて立つのですが、たぶんこのヤマボウシは園芸品
と思われます。実の大きさも山の自然のものより、大きいようです。


各地の山野に生える落葉小高木。
葉は対生し、長さ4~12センチの卵状楕円形で、
即脈は4~5対。


初夏に白い花を咲かせます。
白い花びらに見える部分は総苞片(花のすぐ下につく葉)です。
山の上から花が咲いた様子を見ると、山法師の名前に納得します。

(これは、初夏に咲いた花の画像です。)
4枚の総苞片に囲まれて黄緑色の小さな花が20~30個球状に集まって
つきます。


果実は集合果で直径1~1,5センチの球形。
(これは、もっと大きい感じでした。)
赤く熟すと甘く、食べられる。


下はシロヨメナ


シロヨメナ(白嫁菜)
<キク科シオン属>
山地の林の縁などで見られる高さ30~150センチの多年草。
茎は上部で枝分かれする。

葉には根出葉と茎葉がある。
茎につく葉は互生する単葉で、長さ4,5~15センチ、幅2~6センチの
長楕円状披針形となり、3本の脈が目立つ。
葉の縁には、大きな鋸歯がある。


葉の基部は細くなつて、ごく短い葉柄に流れる。
上部の葉では葉柄はほぼありません。
茎の上部に頭花が散房状につく。


頭花は径1,5~2センチほどで、舌状花は時に淡い紫色を帯びる白色。
長さ4ミリの総苞がつき、総苞片は3裂する。
<シロヨメナの見分け方>
★花の断面を見ると無数の細い冠毛がある。
★総苞はワイングラス型
★葉は長く大きく、先端が鋭く尖る。
(3本の脈が目立つことが多い)
★花後、冠毛が少し出る。

            休憩
  

 昨日は、雨の中、野川公園で観察会が行われたので参加。
 大きな(かって・数本を集めて育てたもの)榎の木の下
  で、記念撮影(#^.^#)

★ここから、虫になるので嫌いな方は要注意です。

たぶん、ニジュウヤホシテントウの幼虫


家のプランターのたぶんオオキンケイギクの葉の真ん中に
アメリカピンクノメイガ
マエベニノメイガ
ツトガ科ノメイガ亜科
幼虫の食草はシソ科のサルビア

       俳句は季語野菊
    紺菊・野紺菊・野路菊(のじぎく)などと使う。
    
    別れ来て淋しさに折る野菊かな  尾崎 放哉

 

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ザクロ(石榴)の実とアズマヤマアザミ(東山薊)とアオマツムシとオオスカシバの幼虫

2021-10-17 06:57:01 | 野の花と昆虫

ザクロ(石榴)の実
<ザクロ科ザクロ属>
今、緑道を行くとザクロの実がパッカリ、口を開けている。
下から見上げながら、落ちてこないかなぁ~などと思いながら
羨まし気に見上げている。


落葉小高木。
よく分岐する。若枝は4稜があり、短い枝の先は刺となる。


葉は長さ2~5センチの長楕円形。
6月頃、直径5センチの朱赤色の花を開く。
花弁は6個で、薄くてしわがある。萼は6浅裂する。

果実は球形で先端に萼片が残る。
花皮は厚く、熟すと不規則に裂け、
淡紅色の種子が現れる。

種子は甘くて美味しい。


下はアズマヤマアザミ

アズマヤマアザミ(東山薊)
<キク科アザミ属>
東日本に咲く薊と言う事が名前の由来。
茎は直立し、草丈は高く、細長い茎葉は深く羽状中裂し先端が鋭く尖り、
裂片には刺がある。葉は互生する。


葉腋に薄紅色の細長い管状花が集合した頭花を1~3個咲かせる。
総苞は、細い筒状で少し粘りがある毛が生え、
総苞片の先にある棘は短く反り返らない。
風媒花で痩果の先端につく種子はふわふわした冠毛があり、
風で飛ばされ、その地で発芽する。(八王子、小宮公園にて)

             休憩
  

     浅川(小宮公園の近くを流れる川)

★昨日は買い物の途中で、三六通りに寄った。

結構、よく探せば昆虫に出会う。

今、木の上で鳴いているアオマツムシ
低木を探すと、うまくすると見つけられる。
これは、♀かな。

ここに一番いるのは、オオスカシバの幼虫!
ムニュムニュしていて可愛い!
嫌いな人は要注意だけれど・・私は育て上げたことがあるので
可愛くて仕方ない。
3匹も見つけて、持ち帰りたいくらいだったが、
蛹が、もし冬を越すようなら・難しいと思ってやめた。
また、会いに来ようと思う。
オオスカシバの幼虫
だいぶ、大きく育ったね(#^.^#)

愛嬌があるよね(#^.^#)

木の枝に隠れても私は見つけるよ(#^.^#)

上はお尻だからね。
この角が何の役目なの?
副脚6個が超可愛いね♪元気に育ちなさ~い。

★たぶん・・22スポットのテントウムシ
ヨーロッパ原産の一般的な2~5ミリのテントウムシ。
鞘翅は、黄色で22個の黒い斑点があり低木の中にいて、
セリ科や低成長の低木の黴を食べている。

   俳句は季語石榴で、前にも書いたことがあるが
   私の大好きな西東三鬼に句なのでもう一度。

   露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落とす 西東 三鬼

 

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オヤマボクチ(雄山火口)とトネアザミ(利根薊)とエビガラスズメ

2021-10-16 06:42:18 | 野の花と昆虫

オヤマボクチ(雄山火口)
<キク科ヤマボクチ属>
オヤマボクチに逢うのは何十年ぶりだろう。
昨日は、八王子の小宮公園まで出かけた。
少し高地なんだろうか?
高山で見たことがあるが、公園で出会うなんて思ってもみなかったので
得した気がした。


明るい草地に生える多年草。
丈高くなる。

葉は長さ30センチぐらいで、裏面に白いくも毛が密生し
ごぼうの葉に似ている。

頭花は径4~5センチで、総苞片は固くとがり、
外側は反り返る。
花筒は短く、ずんぐりしている。
ボクチとは漢字で「火口」と書き、一般にはヤマゴボウ
と呼ばれる。


下はトネアザミ

トネアザミ(利根薊)

<キク科アザミ属>
数年前には、タイアザミと教わったものだが、
この頃は、トネアザミに統一されている。

関東地方では普通にみられる1~2メートルの多年草。
頭花は紅紫色で、しばしばやや長い柄があり、花の基部には
ときに1~2個の線形の苞葉がある。


母種のナンブアザミに比べ葉と総苞の刺が太く長いので区別できる。

       
             休憩

  オトコヨウゾメ
の実が美しい。

 

 ★ここから昆虫なので、虫嫌いの方は要注意


ツユムシ
私が幼い頃はよく垣根などで鳴いていたのを見つけて
採って遊んだものだったが・
久しぶりに出会った。
草の葉につく露を飲んで生きていき、弱弱しい外見から
この名がつたと言われています。

★次は要注意

エビガラスズメだと思う。
これは、実は京都の友人とのラインで送ってくれたものを
使用しています。
畑から出てきた虫を送信してきたのです。
食草はサツマイモ、アサガオ、ゴマ、フジマメ、アズキなどなどで、
先日は、美味しいサツマイモを送っていただいたので、
食草から調べました。

     俳句は季語芋(いも)で、
  里芋・子芋・八つ頭・芋掘る・芋洗ふ・芋嵐・芋の秋
  などと使う。

   芋洗ふ女に月は落ちにけり 池西 言水

 

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カヤツリグサ(蚊帳吊草)とタコノアシ(蛸足)とベニスズメ

2021-10-15 05:16:21 | 野の花と昆虫

カヤツリグサ(蚊帳吊草)
<カヤツリグサ科カヤツリグサ属>
花序は、線香花火のように、分かれた枝につく。
角ばった茎を切り両端から引き裂いてよく子供の頃に
遊んだ世代だ。この形を蚊帳に見立ててこの名がある。

茎の断面が三角形。
畑や荒れ地に見られる。
草丈は20~60センチで、茎の根元に細長い葉がつく。


茎の先には細長い苞葉がつき、
その間から5~10本の枝を出して、花序をつける。

小穂の鱗片が黄褐色で尖っている。


下はタコノアシ

タコノアシ(蛸足)
<ベンケイソウ科タコノアシ属>
上は9月の野川公園のタコノアシの花。
秋に赤くなり花序がタコノアシの吸盤のように見えることから
この名がある。

沼や河原、水田などの湿地に生える多年草。
茎は直立し高さ30~85センチ。


葉は互生し、狭披針形。
茎の先や葉のわきから花序の枝を数本分け、

片側に黄白色の小さな花が多数つく。

11月の終わりには茹で蛸のように赤く染まる。

 
                  休憩

私も知らなかったことなのだか、
キンモクセイ(金木犀)は、二度咲きするものがあると言う事だ。
もう、とっくにあの黄色の花びらを道に散らし終えたはずなのに、
まだ咲いているものを時々見る。
実は金木犀(きんもくせい)は、その年によって二度咲きするものと
しないものがある。
ちなみに、三大香木を教えて戴いた。
沈丁花(じんちょうげ)、梔子(くちなし)
そしてこの金木犀(きんもくせい)

★ここからは虫嫌いの方は要注意です。

ツマグロヨコバイ
子供たちはバナナムシなどと呼んでいる。
カメムシ目(半翅目)ヨコバイ科
黄緑色の小さな昆虫で稲の害虫として知られる。

★下は要注意のベニスズメ

ベニスズメ

食草は、ツリフネソウ、ホウセンカ、大マツヨイグサ、ミソハギ
などで、体長は75~80ミリ。初夏から秋には2回発生する。
後胸部を膨らませ、眼状紋を見せる習性のあるスズメ蛾。


  昨日の収穫物 
左ギンナン 右まだたくさん採れないが零余子(むかご)
ギンナンは私はフライパンでカラコロと炒める。零余子は塩茹。

     俳句は季語零余子(むかご)
   または、ぬかご・零余子飯(零余子飯)などと使う。

    むかご飯民話後半妻に継がす   目迫 秩父

    煮えきらぬ男のために零余子炊く 島崎 きく子

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ハナセンナ(花旃那)とイイギリ(飯桐)とシモフリスズメ

2021-10-14 05:58:50 | 野の花と昆虫


ハナセンナ(花旃那)
<マメ科センナ属>
この花の無い端境期に、鮮やかな黄色のハナセンナ(花旃那)に
出会った。鮮やかで目立つ花だ。


常緑低木。
よく分岐する。
鮮やかな黄色の花を茎の頂に咲かす。
花の径は3センチほどで目立つ。



葉は3対または4対の小葉からなる偶数羽状複葉で、
葉片は、長楕円状披針形。


和名の旃那はラテン語を起源として、漢方薬としての

名称が旃那(せんな)と言い、英訳からの直訳でハナセンナとなった。

下はイイギリ

イイギリ(飯桐)
<イイギリ科イイギリ属>
落葉高木。雌雄異株。
太い枝を車軸状に広げる。


樹皮は灰白色。
葉は互生し、長さ10~20センチの卵円形で、
裏面は白っぽい。
葉柄の先端に2個の腺体がある。


果実は直径8~10ミリの球形で赤く熟す。

       

              休憩
  
  昨日はお茶の水まで。
  Mさんと以前から約束していた喫茶店で
  食べたかったシナモントーストを食べながらコーヒーのお代わり
  をしただけで4時間近くお喋りの愉しい時間を過ごした。


 ★ここからは昆虫になるので嫌いな方は要注意!


オオホシカメムシ

赤褐色で、上翅中央に1対の黒紋を持ち、上翅の下部は黒くなっている、
細長いカメムシ。ヒメホシカメムシに似るが、
本種の方が大きく体長2cm弱ある。
アカメガシワの花穂に集まり、ミカンやモモを食害することもある。
夏期には灯火に飛んでくる。

★要注意

シモフリスズメ
イボタノキの葉が全滅していました。
幼虫の食草は、イボタノキ、クサギ、シソ、サカキ、ネズミモチ
など多食性だ。
緑色で、ゴムのような質感があり、体側に白い斜条が並ぶ。
褐色の斑点を持つものもいる。
お腹にある腹脚(ふくきゃく)が5対ある。

      俳句は秋の季語芋虫(いもむし)
     
     芋虫が肥えて気儘な空の艶 飯田 龍太
     

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アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)とアキグミ(秋茱萸)とクビキリギリス

2021-10-13 08:49:10 | 野の花と昆虫


アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
<キク科センダングサ属>
センダングサも色々あって、苦労する種類だが、
アメリカセンダングサだけは、私も間違えないですむ。
頭状花の回りに長く伸びる葉状の総苞片に囲まれることだ。

北アメリカ原産の1年草。
頭花は黄色で、上部の枝先に1個づつつく。


舌状花は小さくあまり目立たない。
総苞片は6~12個あり、葉のように大きくて目立つ。


そう果はくさび形で、先端に2個の刺があり、
引っ付き虫だ。


下はアキグミ

アキグミ(秋茱萸)
<グミ科グミ属>
実は生で食べると渋みが残るので、果実酒などに利用する。

日当たりのよい川原や原野に群生することがある。
よく枝分かれして高さ2~3メートルになる。


葉は互生し長さ4~8センチの長楕円状披針形。
はの裏面と葉柄には白い鱗粉が密生する。

春に葉腋に白い花が数個ずつ集まって咲く。
始めは白いが、のちに褐色になる。


果実は直径6~8ミリの球形で、赤く熟し食べられるが渋みが残る。

            休憩

アオサギ
が、小魚を狙っています。

★ここから昆虫なので、虫の嫌いな方は要注意。


なぜ?こんな形にならなければいけないのか不思議な、
ジャコウアゲハの蛹のオキクムシ。
私は超可愛い!と思うが。(#^.^#)


全体が見えないので解りづらいが、クビキリギス


普通は、緑色が多いが、石神井公園ではなぜか褐色のも野が多かった。
クビキリギス
緑色または、褐色で、頭頂が著しく尖った大きなキリギリス。
口の周辺が赤い。
嚙みつくと離さず、無理に引っ張ると首が抜けるのでこの名がついた。


コバネイナゴ

翅が短く、腹端を越えない場合が多い。
主にイネ科の雑草を食べる。

     
     俳句は季語蝗(いなご)

  日が暮れてイナゴの顔がすぐそこに 岸本 尚毅

 (田んぼや草原に大量発生し稲を食べる。
  蝗取りをして炒って食べたり、佃煮にして保存して
  昔は重要なたんぱく源になったものです。)

 

 

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ナガサキアゲハの羽化!ゴキヅル(合器蔓)とアキチョウジ(秋丁字)

2021-10-12 07:24:16 | 野の花と昆虫

ゴキヅル(合器蔓)
<ウリ科ゴキヅル属>
今年はいつもの場所に、生えなくて数も少なかった。
実も、なかなか見つからなかった。
池のカイボリがされ、草刈りがされた事もあったからかもしれない。

水辺に生えるつる性植物で、
果実は熟すと上半分がふたのように離れ、
中の種子がこぼれる。

葉のわきに黄緑色の1センチほどの雄花を総状に数個つけ、
基部に雌花を1個つける。

和名の合器蔓(ごきづる)は、蓋つきのお椀のようなこの形による。

下はアキチョウジ

アキチョウジ(秋丁字)
<シソ科ヤマハッカ属>
山地の木陰に生える60~90センチの多年草。
葉は対生し柄があり狭卵形。

まばらに毛があり先端は鋭くとがる。
葉の先や葉のわきから花穂をだし、細毛のある花柄の先に
青紫色の唇形花をつける。


花冠は長さ,1,7~2センチ。
萼の上唇は3裂し、裂片の先は鋭い。
下唇は2裂する。

和名は秋丁字(あきちょうじ)で、秋に丁字形の花を開くことに
由来する。

★私のナガサキアゲハは、本日羽化いたしました。
朝、蛹の色が急に黒くなってきました。
その後の様子は箱に入れたまま、見ていなかったのです。
そばに置いて置いて、このブログを書いている最中に、
羽化成功していました。


もうすぐ、羽化だろうとは思っていましたが、
その後すぐに羽化したようでした。
気が付いたときはもう立派なナガサキアゲハになっておりました。
よかった・・。
お天気は、いまいちだけど飛んでいきなさい。

8時半には羽化し終わっていました。

少しだけ、見せてね。雄なのか?雌なのか?
ナガサキアゲハの特徴をね♪


ナガサキアゲハ♂
★日本産の蝶では、最大級の種類。
アゲハチョウ属の中では翅が大きく幅広く後翅に尾状突起が無い。
翅のつけ根にの斑点があるのは雌雄共通で、
雄の翅はほぼ全体が黒く、後翅の外縁にわずかに赤い斑点がある。
(雌は、後翅の中央部に白の細長い斑点が数個外向きに並び、
 その外縁には赤の環状紋が並ぶ。

さよなら、ナガサキアゲハ

お天気がいまいちで、もう少し元気だといいのだけれど・
テッシュにはちみつを含ませておいて置いた。
(以前、アゲハを育てていた時、テッシュの水分を吸っていた
のを、見たことがあるので・)

近くの道路に飛んだが、力不足な感じだ。

さよなら、私のナガサキアゲハ
元気で過ごしてね。愉しい時間を有難う。💛

 

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