ヤクシソウ(薬師草)
<キク科オニタビラコ属>
今、高尾山では黄色いヤクシソウがよく見られる。
この花の名前の由来は、葉の形が薬師如来の光背に似ること
によると言うが、はっきりした理由は不明だと言う。
山野に見られる多年草。
葉は薄く基部で茎を巻き、切ると白い乳液をだす。
頭花は、1,5センチほどで枝先に多数つく。
花の咲いたあとは下を向き、黒っぽい総苞と白い冠毛が目立つ。
よく茎を伸ばして花をたくさんつける。
下はノブキの実
ノブキ(野蕗)の実
<キク科ノブキ属>
やや湿つた林の下に生える多年草。
そう果は、6ミリほどで、腺毛があり、衣服に粘りついて運ばれる。
実は、ばらけて1本づつ衣服についたりする。
葉が蕗に似ているのでこの名がある。
頭花は筒状花からなり、縁の花だけ実る。
休憩
一気に寒くなりました。
風が吹いて、欅の木から小さな実のついた普通の葉より小さな葉の
小枝がたくさん落ちていました。
★お散歩へ緑道に出たら、先日までいた梔子にいくら探しても
オオスカシバの青虫に出会えませんでした。
見つけたのは、オオカマキリの卵嚢(らんのう)だけでした。
俳句は季語晩秋(ばんしゅう)で
晩秋(おそあき)とも言う。
(本来なら、11月に入ってからのことなのだろうが、
急に冷え込んで、もう晩秋の雰囲気なので使ってみた。)
帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内 稔典