れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カラスビシャク(烏柄杓)

2019-05-17 06:52:25 | 野の花日記

カラスビシャク(烏柄杓)
<サトイモ科ハンゲ属>

畑の雑草として普通に見られる多年草。
葉柄は細長く長さ10~20センチ、
下部に零余子(むかご。珠芽)がつく。

 

葉は3小葉からなる複葉。
葉よりも高い20~40センチの花茎を出す。

 

 

仏炎苞は緑色または帯紫色で長さ5~7センチ。


 

内側に細毛がありビロード状。
漢方では球茎を半夏といい薬用にする。


 

カラスビシャクの花序は、緑色の筒の中から、
細いひも状のものが外に出る。
この花の形を柄杓に見立てたが、人間が使う柄杓より小さく、
柄杓としては使えない事からカラスがつき、
カラスビシャクとなった。

 

 


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2 コメント

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カラスビシャク (なずな)
2019-05-17 16:49:09
れんげさん こんにちは。暑くなりましたね。
このカラスビシャク、うちの庭の松の木の根元に、以前に生えていたのを思い出して
見に行きましたが、今年は、生えていませんでした。
葉茎の下の方にムカゴが出来ていたのを見たことがあります。
前に、田んぼ道で、他の雑草は除草剤で全部枯れているのに、このカラスビシャクばかりが
あちこちに芽生えていたのを見て、驚きました。
今から思うと、地下の球茎が元気だったわけですね。
また時々コメントさせて頂きます。失礼の場合はお許しを・・。
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カラスビシャク (れんげ)
2019-05-17 17:14:50
そうですか・
カラスビシャクって零余子と地下の球茎がある戦略を持ってるから、強いのね。
たぶん・二番目の画像は・なんだか病気みたいな黄色く曲がった茎がたくさん出てたので、1枚しか使わなかったけど、芝生の中のカラスビシャクは全部たぶん・除草剤でやられたもので、茎から再度芽吹いて花を咲かせたものだと思いました。
来てくれてありがとう。
また、寄らせてね♪
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